1990/07/14 - 1990/07/15
235位(同エリア1019件中)
がおちんさん
公安に左所を追い出され、再び歩き始めた私。
同情してくれた蒙古族の3人が、途中まで同行してくれました。
道中、一緒に泳いだり、対歌を聴かせてもらったり、舟に乗ったりと、彼らと楽しく過ごしました。
懐かしい、21年前の思い出です。
☆対歌の録音もあります。
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1990年7月14日(土)
朝、公安からパスポートを返してもらい、宿を出る。
村人や服務員が同情してくれたのが幸いだ。
まあ、雲南側だって未開放なのだが、「四川側から出れば関知しない」というのが、いかにも四川省の公安らしい。 -
出発前に記念撮影。
民族衣装はなんて美しいんだろう。
思わず見とれてしまった。 -
左所を出発し、雲南側に向かって歩く。
H君とA君、兄貴分のZ君が「途中まで見送るよ」と同行してくれた。
温かい心の持ち主たちに感謝。 -
しばらく歩くと瀘沽湖が姿を現した。
馬が放牧されている。 -
お経を唱えながら湖畔を歩いていた僧侶。
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鏡のような瀘沽湖。
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水が透きとおっている。
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「おーい、ここで撮ってくれ」とA君。
重たい中国製自転車を担いでポーズ。
本当に写真好きなやつだなー。 -
湖岸からつき出た岩のあたりが、最も水がきれいな場所だそうだ。
よーし、行ってみよう。 -
瀘沽湖をバックに記念撮影。
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正面の岩の下から、水が湧き出ているのだという。
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岩は相当に大きい。
右上に立つ人物がわかるだろうか? -
岩のてっぺんでポーズをとる蒙古族3人組。
命知らずだ! -
「もっと撮ってくれ」とのリクエスト。
今度は山側からショット。
落ちたら大変と、冷や冷やした。 -
どこまでも透きとおる瀘沽湖。
PLフィルターがあったらなー。 -
こんなに水がきれいな場所で泳がないわけにはいかない。
全員、フルチンになって湖に入る。
気持ちよくて最高の気分!
ここの場所は急深になっており、彼らは岩から離れようとしない。どうも泳ぎは苦手なようだ。 -
日本男児の意気込みを見せるべく、岩から飛び込んで一気に泳ぐ。「おお、すごいな!」と、蒙古族も大喜び。
ところがここは2700mの高地、すぐに呼吸が苦しくなった。水は冷たいし、水中花がからまって泳ぎにくい。すぐに体力を消耗してしまった。
透明度が高くて、湖底まで見える。ちょっと怖いほどだ。こんなにきれいな湖で泳いだのは初めてだった。水も美味しくて、グイグイ飲んだ。 -
泳いだあとは岩の上で甲羅干し。
日差しが強いため、あっという間に体が乾いた。
再び服を着て、出発! -
獅子山をバックに。
「見送りはここまででいいよ」と言ったが、「もう少し送ろう」という。
ここから先は道が細くて険しいため、彼らは自転車を丘の上に置いていった。
盗む奴などいないそうだ。 -
「おお、でかく見えるぞ!」と、カメラをのぞくA君。
望遠レンズに興味津々。 -
そのときに撮った写真。
正面は獅子山。 -
童話に出てくるような風景の中を歩いていく。
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お花畑を通り過ぎる。
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湖面に山の緑が映ってきれいだ。
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瀘沽湖を歩いていると、よく湖や畑から歌声を耳にする。
舟から美声が聞こえて来た。幻想的で思わず聴き入ってしまう。
A君とH君が女性に歌いかけると、彼女はこちらに近づいてきた。
☆そのときの録音です(音が小さいです)
http://www.voiceblog.jp/gaochin/1375120.html -
美声の持ち主であるA君と、舟の女性(モソ人)による対歌が始まった。
初めて目にする、本物のアハバラだ。
彼らは恋する人にも、思いを歌にして語るという。
うーん、ロマンチックだなー。
☆A君と女性の対歌を録音しました。
http://www.voiceblog.jp/gaochin/1375124.html -
対歌はずいぶん長く続いた。
そして、女性から舟を借りることに成功。
しばし舟遊びをする。 -
私も猪槽船に乗らせてもらった。
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再び出発。
Z君が私のザックを担いでくれた。
自分で持つと言っても、「遠慮するな」と譲らない。 -
湖畔にあるモソ人の村。
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モソ人の村を通過する。
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何かを洗っていた、モソ人おばさん。
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そろそろ雲南省側に入ったようだ。
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「私たちはここで帰る」とZ君が言った。
「ありがとう、また会おう!」。
友情の印に、肩を組んで記念撮影をする。
彼らは結局、6時間も私につきあってくれた。 -
ぽっかりと空に浮いたような、里色島。
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獅子山のふもとまでやって来た。
急に一人になり、なんだか寂しいな。 -
麻畑があった。
日本では一般に見られない光景だ。 -
道端に咲いていた小さな花。
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何度も尾根を上り下りする。
里格島が見えた。 -
大きな花畑を横切る。
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美しい眺めの里格島。
ここは、いずれ観光スポットになるだろうな。 -
湖面すれすれに家が建っている。
風が吹いても水没しないのかなあ? -
里格の村で見た、豚の行進。
子豚ばかりで可愛い。
ブーブーとにぎやかだ。 -
永寧への分岐点まで来た。
この丘を少し下ると、ややきれいな招待所があった。
ただし、そこから瀘沽湖は見えない。 -
突如現れたモソ人の美女、
ではなく実は招待所のお姉さん。
「写真を撮って」と頼まれた。
笑顔が素敵ですよ! -
瀘沽湖をバックにスリーショット。
私は歩き疲れて、もうヘトヘト。 -
猪槽船が行く。
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ようやく落水に帰ってきた。
旅社までは、もう少し歩かなくてはならない。 -
湖岸のスレスレに家が建っている。
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静かな落水の集落。
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宿に着いたときは夕方になってしまった。
2日がかりで瀘沽湖を一周したけど、何キロぐらい歩いたのだろう? -
一昨日はダニにやられたので、今日は隣の「普米旅社」へ泊まることにする。
掘っ立て小屋であることに変わりはないが、2階のテラスから瀘沽湖の眺めが良い。 -
ザックを開けると、Z君からの手紙が入っていた。
「いつまでも友達でいよう」という内容だった。
心憎い演出に、思わず胸がグッとなった。 -
1990年7月15日(日)
再び夜が明けた。
今日も美しい朝だ。 -
早朝の瀘沽湖を進む猪槽船。
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里務比島に朝日が当たる。
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落水の普米旅社前にて。
バスは2日に1便なので、今日を逃すと明後日までニンランに帰れない。
時間はあてにならないため、乗客は道に出てバスを待つ。 -
ぶおぶおぶおーっとエンジンを唸らせながら雲南号がやって来た。
乗客だけでなく、豚や鶏や魚も積み込んで出発。
これから72kmの悪路を、5時間半かけてニンランへ向かうのだ。 -
うーん、この雲南号はかなりボロイ。
ちゃんとニンランまで着けるか心配だなー。
まあ、運を天に任せるしかない。
さらば瀘沽湖!
崖崩れに翻弄されたバスの旅〜雲南をゆく1990 (12)に続く
http://4travel.jp/travelogue/10618402
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この旅行記へのコメント (3)
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- captainfutureさん 2011/04/29 21:49:31
- 昆明から悪路4日もかけて来たかいがホントにありましたね。
- 今回もいい〜な〜〜、を連発しながら拝見しました(笑)。
写真のがおちんさんも若い!
今はどうなっているんだろう、まだ少しでもこのような情緒が残っているなら是非行かねば!と思い「瀘沽湖・左所」で検索すると・・・、あれあれあれ・・・、がおちんさん、他にHPお持ちだったんですね。
こちらの方が詳しく解説されているので、むさぼるように読ませて頂きました。
>ザックを開けると、Z君からの手紙が入っていた。
・・・泣かせますね。
地元の人たちとの、しかも同世代との沢山の友情の思い出がこれほどまでに凝縮された旅、いつまでも忘れられないでしょうね。
今でも彼らは元気に暮らしているのでしょうか、漢化もされずにいればいいのですが・・・、気になるところですね。
- がおちんさん からの返信 2011/04/30 18:48:58
- RE: 昆明から悪路4日もかけて来たかいがホントにありましたね。
- captainfutureさん
こんにちは。さすがに21年も経つと、顔も体型もえらく変わりますね(笑)。自分ではそんなに変わってないつもりなのですが、写真を見ると歴然です。
>>がおちんさん、他にHPお持ちだったんですね。
実は2009年の旅で雲南への思いが再燃してしまい、HPを作ったのですが、4トラベルのほうが簡単に作成できるため、旅行記はこちらへアップすることにしました。HPは更新する時間も無いので、そのうち閉鎖するつもりです。
> 今でも彼らは元気に暮らしているのでしょうか、漢化もされずにいればいいのですが・・・、気になるところですね。
今回の旅行記を作成していたら、私もふと彼らに会いたくなってしまい、今年の7月に瀘沽湖に行くことにしました。ただ、旅行記の感想をメールしてくださった方によると、現在の瀘沽湖はすでに俗化されているそうです。残念ですが、今や日本からもツアーが出ているほどですから仕方ありませんね。
彼らに再会できるかわかりませんが、とりあえず行ってみます。
がおちん
- captainfutureさん からの返信 2011/04/30 19:11:00
- RE: RE: 昆明から悪路4日もかけて来たかいがホントにありましたね。
- >彼らに再会できるかわかりませんが、とりあえず行ってみます。
おお、そうでしたか。
彼らに再会できることを僕も念じております。
俗化されているといえども、どこか当時の面影が残っているといいですね。再訪のご報告、楽しみにしております。
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