1990/07/15 - 1990/07/19
429位(同エリア1019件中)
がおちんさん
雲南省は山道が多く、雨季になると崖崩れが発生します。
瀘沽湖から昆明に帰る途中、運が悪く2度も道路が寸断されてしまいました。
交通が不便だった頃の、雲南旅行のヒトコマです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
1990年7月15日(日)
楽しかった瀘沽湖を後にして、昆明へ向う。 -
悪路を5時間以上かかってニンランへ到着。バスの便が少ないため、今日はここで泊まる。
ニンランのバス駅には四川製のバスが多く停まっていた。 -
ニンランの町にて。
彝族経営の服装店をのぞく、彝族の娘さんたち。 -
1990年7月16日(月)
朝一番のバスに乗り込む。
涼山彝族の女性が乗ると、帽子が大きすぎて前が見えないなー。 -
永勝への途中で崖崩れが起きていた。
トラックが一台、動けなくなっている。 -
現場到着から2時間が過ぎたが、我々は待つしかない。
気分転換に外へ出た。
写真は私の乗っていた永勝行きの揚州号。
未舗装なので道はグッチャグチャだ。 -
他の乗客たちも外に出て待つ。
次つぎと後続のバスがやって来る。 -
道路の修理がなかなか始まらないため、彝族の女性たちは歩いて崖崩れを越えていった。
なんと赤ちゃんを背負っている。 -
悪路をものともせず、スイスイと渡って行く。
さすが山に住む少数民族だ。 -
「道班」はやって来ない。
時間だけが過ぎていく。 -
また一台、雲南号がやって来た。
やはり待つしかない。 -
家が近いのか、山を越えていく彝族の乗客もいた。
-
やっと現れた、「道班」こと道路修理隊。
人力による作業を開始。 -
力を合わせて、1・2・3!
裸足になって頑張るも、仕事はちっとも進まない。 -
作業者の中には彝族の女性もいて、長いスカートが泥だらけになっていた。
手作業では歯が立たないのか、ほどなく作業は中止。
5時間以上が経っていたが、状況は進展せず。 -
道路修理を見守っていた、彝族の娘。
-
人民も「アイヨー」と疲れ気味。
-
近くの村から現場を見に来た彝族の人たち。道が無いところをサーッと下りて来る。一生懸命に後をついていく子供が愛らしかった。
ジュースやマントウを売りに来る人もいて、バスの乗客相手に繁盛していた。 -
ようやくブルドーザーが到着。
みんなが見守る中、2時間ほどで道を開通させた。 -
現場で9時間も足止めされたので、永勝に着いたのは夕方になってしまった。
今日の移動はここまでかと思ったが、奇跡的に後ろから大理行きのバスがやって来て、乗ることができた。
不幸中の幸いだ。 -
夕暮れの程海。
結局、下関に着いたのが深夜。バス駅で夜を明かし、早朝発の昆明行きバスに乗ったのだが・・・。 -
1990年7月17日(火)
今度は南華で橋が流されてしまい、昆明と大理を結ぶ幹線道路が寸断。夕方から雨も降り始め、運転手の判断で近くの旅社に泊まることになった。
ところが旅社のぼろさにイタリア人団体旅行者とアメリカ人(高級バスだったので乗客は外国人が多かった)が騒ぎ出してしまい、「大理にもどれ」とコールが起きる。私は運転手と欧米人の仲介役になってしまい、翌朝に下関に戻ることになってしまった。
写真の奥にいるのが、大騒ぎした人たち。 -
1990年7月18日(水)
朝、下関の人民政府に行き、「飛行機に間に合わない」と主張する欧米人の意向を伝えると、政府は楚雄の中国旅行社に連絡してくれた。崖崩れの対岸にバスを用意してくれることになり、再び南華に向う。
現場に着くと雨は止み、濁流も少なくなっていた。
しかし、迎えのバスはなかなか来なかった(笑)。 -
橋は跡形もなく流されている。
現場の作業者に話を聞くと、突貫工事で迂回路をつくるとのことだった。 -
現場を見に来ていた子供。
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近くの村に住む彝族。
青い色で揃えているのが印象的だった。 -
民族帽をかぶった小さな子。
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お母さんにそっくりな赤ちゃん。
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夕方、ようやく2台のマイクロバスが迎えに来た。楚雄まで走ると、今度は大型バスに乗り換えて一路昆明へ。
ところが深夜に突然、「これから料金を徴収します」と宣言した旅行社の人と、「何でこんな夜中に金を払わなくちゃならないんだ」と怒ったイタリア人団体と言い争いが始まってしまった。運転手も切れて「金を払わないなら下りろ」と怒り出したので、私がイタリア人をなだめて支払いをさせた。
昆明に着いたのは朝の4時。とんだ思いをした移動だったが、深く記憶に残る旅となった。
対外開放された直後の瑞麗(市場編)〜雲南をゆく1990 (13)に続く
http://4travel.jp/travelogue/10618181
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