山口、仁保ＫＤＤI山口衛星通信センターを訪ねて・・・

2011/04/06 - 2011/04/06

　　
　　　　　　　　　　　　　・・・　ＫＤＤＩ　山口衛星通信所　・・・

　山口市の郊外、仁保中郷に大手通信会社ＫＤＤＩ唯一の衛星通信施設がある。ここにある施設は日本最大の衛星通信施設で、国際通信用の衛星インテルサット・インマルサットとの交信用のパラボラアンテナが多数並んでいる。

　１９６９年5月に開設され、インド洋および太平洋上空のインテルサット衛星を介してアジア、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニア等世界５０カ国・地域との間で電話、ＦＡＸ、インターネット、ＴＶ伝送などのサービスを扱っており、インマルサット衛星を介して船舶、航空機をサポートしているという。（パンフレットより）


　この衛星通信センターは、日本で唯一、世界でも最大級の衛星通信施設だそうで、ここには見学施設”パラボナ館”があり、誰でも自由に見学することができる。

エリア 山口市(山口)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

　　　ＫＤＤＩ山口衛星通信所正門

　施設内には大小１９基ものパラボナアンテナが設置されている・・

　　最大のパラボナアンテナは、

　　インテルサット衛星用で直径３４ｍもあるという・・・

　　野球のグランドがすっぽり入るほどの大きさで、重さが４００ｔもあるとか、

　　西（左）を向いているのがインド洋上空の衛星、東（右）を向いているのが太平洋上空の衛星と結ばれているそうだ・・
　　

パラボナとは？

　「放物線」のことをパラボナといい、お椀のように放物線状になっているところから「パラボナアンテナ」という、

　

見学施設、「パラボナ館」

　　　パラボナ館の中に入ってみよう・・・

打ち上げられたロケットから衛星が宇宙へ。。

各種海底ケーブルも、

　　インテルサット衛星・・

　　　パノラマステーション

　　　ここから外部のパラボナアンテナを一望できる

　　海底ケーブルを曳く特殊な船・・

　パラボラアンテナは実は固定されて設置されているものではない。

　静止衛星と言っても微妙に動いていたりするので、アンテナ衛星に合わせて微妙に動いているのだ。

　アンテナの下には大きな車輪、アンテナ自身にも歯車のようなものが備わっており、この2つで左右と上下を微妙に調整している。

　微調整する角度は100分の5度程度、実際にアンテナを動かす幅というのは1日で数ミリ程度なのだという。ちなみにパラボラアンテナはアルミ製で400トン近い重さにもなるとのことだ。（日経トレンディより抜粋）


　　いやーこの巨大なパラボナアンテナが微妙に動いているとはねー！！

　　一日で数ミリ程度の動きじゃあ肉眼ではわからんですなー！！

　　　衛星通信センターが山口市にできた訳は？


　　　①インド洋と太平洋上空にある通信衛星を見渡せる位置にあること

　　　②通信の妨げになる電波干渉が少ないこと

　　　③台風や地震など自然災害の影響が少ないこと


　　　　だそうだ！

　　　国道から見たＫＤＤＩのパラボナアンテナ・・

　　　　道の駅、仁保の郷・・

　　道の駅、二階へあがってみよう

　　二階から下の土産物売り場を・・