ミャンマー2009（6）　ゴーゴー・バゴー

2009/08/13 - 2009/08/13

朝、バガンから飛行機でヤンゴンに戻ってくる。

空港に到着してそのまま北東約70kmにある、古都バゴーに向かう。

エリア その他の都市(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• 交通: 4.0

空港のタクシーサービスを利用してバゴー行きのバスターミナルに行くことにする。
しかし連れてこられたのはどうみてもピックアップ乗り場。まあどっちにしろバゴーまで行ければ問題ない。

ピックアップの向いの席に座ってたカップル。
男は走行中、ずっと女性に何やら甘い言葉をささやいていました。
しかし日本人が同じ事をやってはいけません。
何故ならこの乗り物は元はトラックです、つまり荷台に座らせれてるわけでしかも舗装されてるとはいえ悪路をはしります、振動で確実に舌をかんじゃいます。

走行中、荷物を落として拾いに行く乗務員。

写真の下のほうに古タイヤが写っていますが、奥にもう一つあってそちらは ずっと私が落ちないようおさえさせられてました。

約2時間で到着。バゴーはわりと大きなマーケットや有名な寺院があり賑やかで見所も多いようだ。しかし残念ながら雨。

バゴー着いてすぐに、怪しい日本語を使うガイドがやってきた。
最初断わったがあまりのしつこさに 彼を雇うことに。ガイド料3000kとバゴーの入域料10ドルを彼に払い、借り物のバイクで観光に出かける。

ザザウインちゃん10歳。
「今日は学校が休みでお姉さん（後方）姪（中央）妹（右）とお寺に遊びにきました。 日本の人と会うのは初めてです。 豚肉の料理が好きで、大きくなったらお医者さんになりたいです。行ってみたい国はカンボジアです。」
とガイドが通訳してくれた。 正直なところ、もう寺院めぐりはどうでもよかったのでガイドは要らないと思ってたが、こうやって 子供や地元の人とコミュニケーションがはかれたので雇ってよかった。

“寺院めぐりはどうでもよかった”
と言いましたが、シュエターリャウン寝仏だけは見てみたいと思ってた。
シュエターリャウン寝仏は全長は55m、高さは16m。994年にモン族の王によって建立され、その後モン族滅亡とともに忘れ去られ密林に眠っていましたが、イギリス植民地時代に発見されたそうです。

こんな巨大なものを忘れてしまうなんて、ミャンマーの人ってのんきだなぁと思い眺めてたのですが、実はこれ新しくできたミャッ・タ・リャウン寝仏で、のんきなのは私の方でした。

ミャッ・タ・リャウン寝仏の足の裏。

雨が激しくなってきたので一時観光を中断してガイドの家で雨宿りすることに。まるでジャングルを切り開いたような所を通って行きます。

日本だと林道と呼ばれ、林業や公共工事に携わる人、あるいは四駆やオフロードバイクが駆け巡る道ですが・・・

普通に生活道として普通の格好した人が普通に歩いてます。

ガイドの家に着くと彼は私と家族を残しどこかに消えてしまった。
そして約1時間後、彼は肉料理やら子供のおもちゃの電池などを 手に帰ってきた。彼の家は8畳程度の広さしかなく、写真はガイドの子供達だが、後方の床がなく下が丸見えになってる。お金が無く家の床の1/3はまだ出来てないそうだ。
子どもは４人いて経済的理由から学校には通ってないそうだ。「それならあんた煙草やめろ」とチェーンスモーカーのガイドに言ってやりました。

ガイドの名前はトントン。日本語を話し、見るからに胡散臭いし少々あつかましい。しかし、悪人ではなさそうだ。

それにしても、たった3000kで何だか急に羽振りがよくなりテンションもあがりっぱなしだ。う〜ん、さては入域料の10ドルも懐に入れたな。 実際、最後に入域料のレシートを見せてみろと言ったら、大げさに自分のおでこをたたいて、あ〜！友達の所に忘れてきた！とか言い訳してた。 まあ別に誰に払おうがお寺に入れたしいいんだけどね。写真は彼の家ではなくチャイプーンパヤー前の商店。

高床式住居。間違いなくここじゃセコムは商売にならん。

床下では作業をしたり

雨の日の子供達の遊び場になってます。

四面仏のチャイプーンパヤー。

チャイプーンパヤーに乗り付ける豊鉄観光のバス。

シュエグーガラー・パヤーのみやげ物屋のお姉さん。
後ろにミャンマースターのポスターと並んで彼女の大学卒業時の写真がかざってあります。
ミャンマー旅行中、時々このように土産物屋や商店で、そこで働く店員さんたちの大学卒業時の写真が店内に飾ってあるのを目にしました。大学を出ても中々専門知識を活かした仕事に就けないということなのでしょうか。

こちらも同じお店のお姉さん達。

バゴーの顔とも言うべきシュエモード・パヤー、高さ114m。

シュエモードパヤーに参拝に来てたおばちゃん。

上の写真の建物の中にいたおばちゃん達。お釈迦様といっしょに。

シュエモードパヤーでちょっとカワイイ女の子に一瞬、目を奪われた。すると後ろからやってきた男がそれに感づき、ニヤニヤしながら私の方を見てる。
恥ずかしいしバツが悪くて男から目をそらそうとしたら、男は女の子を指差して写真を撮れという。私が躊躇してると男は、親切にも女の子を呼び止めてくれた。 ありがたいんだけど、おせっかいな男やなぁと思ってたら何とその男は女の子の父親だった。

さらにお姉さんもいっしょに。それにしても見ず知らずの小汚い外国人に、自分の娘の写真を撮れと勧めてくれるミャンマー人 て素朴でいい人たちですね。

シュエモードパヤーで遊んでた子供達。この中の一人が中国製のデジカメを持ってた。我々のデジカメのモニターを見て喜んで くれる日はそう長くないかな。

シュエモードパヤーに献花に訪れてた女子学生さん？

ガイドのトントンとはこのシュエモード・パヤーでわかれて一人で行動。しかし彼はいつも私の泊まった宿（エンペラーモーテル） の前あたりで観光客を待ってるので、この後も数回出会った。

この旅行記へのコメント （4）

• るひをさん 2011/04/04 03:54:37

  ミャンマーの女性もいいですね（笑）

  はぁはぁしたくなるようなナチュラルビューティーですね！！
  あまり書くと変態がばれてしまうのでこの辺で（笑）
  
  
  ミャンマーも素朴で色々感じるものがあってよさそうですね！！
  

  オークンさん からの返信 2011/04/04 20:58:01

  RE: ミャンマーの女性もいいですね（笑）

  るひをさん メッセージありがとうございます。
  
  
  皮肉なことですが、経済制裁や鎖国のせいだと思うのですが、海外から余計な情報が入らない分、人々は素朴な感じの人が多かったですね。
  
  純情可憐なミャンマー美人に日本男児はメロメロですね。
  
  
  オークン

• ジャコウ猫さん 2011/04/03 16:33:58

  笑顔のブログ＾＾

  いつもオークンさんの笑顔のブログに心癒されてます＾＾
  私はバイク乗りで、旅をしてもまたここに来ればいいと思い、今まで写真というものを撮っていませんでした。昨年から東南アジアをバックパックですが旅して今年も２月半ばから３月末まで、タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・タイと回ってきましたが、いつ写真を撮ればいいのかわからぬまま旅が終わりました＾＾何枚かは撮っているのですがブログにできるほどありません。私はオークンさんのように、現地の方の笑顔の写真撮りたいな〜とおもっているのですがかなり難しいです。今回の旅で、カンボジア・プノンペンの大学の日本語学科の生徒さんやベトナム・フエの外国語大学の日本語学科の生徒さん達とお知り合いになり、色々交流はできたのですが、写真撮り忘れています・・・私が日本語しかできず、日本語を話せる人としか交流もてないので知り合いがお友達経由で紹介してくれました＾＾。
  また近いうちにベトナム・フエに行こうと考えています。あそこまで行くのが結構大変なのですが、メールしてくれるフエの学生さんがまた来てくださいと言ってくれてるので頑張って行って来ます＾＾いつになるかまだわかりませんが＾＾家族の同意が取れないのです・・・
  次の旅では、ブログが書けるようにカメラ片手に旅してみますね〜＾＾
  これからも、オークンさんの笑顔のブログ楽しみにしています。現地の方の笑顔これからも見せてください。　ジャコウ猫

  オークンさん からの返信 2011/04/04 20:56:52

  RE: 笑顔のブログ＾＾

  ジャコウ猫さん 　メッセージありがとうございます。
  
  
  > 私はバイク乗りで、旅をしてもまたここに来ればいいと思い、今まで写真というものを撮っていませんでした。
  
  う〜ん、旅人として何ともカッコイイですね。
  私もこんなセリフを言ってみたいのですが、往生際が悪いのか、どうしてもその瞬間、瞬間を切り取ってもって帰りたいと思ってしまいカメラに頼ってしまってますね。
  
  
  東南アジアを色々旅されたんですね。
  写真がなくてもジャコウ猫さんと現地の人との交流の旅行記読んでみたいですね。
  いつの日かジャコウ猫さんの旅行記が読める日を期待してますね。
  
  これからもどうぞよろしくお願いいたします。
  
  
  オークン