リスボンのカンポグランデ・バスターミナル（というかただのバス停）からオビドスへ。この日は元旦なこともあって、入場施設はほとんど閉館です。なので町歩きを楽しめるオビドス＆ナザレをこの日に持ってきました。

年末年始・超駆け足ポルトガル７日間の旅⑥

4いいね！

2011/01/01 - 2011/01/01

195位(同エリア261件中)

#街歩き

エリア

オビドス(ポルトガル)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.5

グルメ: 3.5

ショッピング: 4.0

交通: 3.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 高速・路線バス

旅行の手配内容: 個別手配

11:00発のバスでオビドスへ。

カンポグランデのバスターミナルはちょっとわかりずらいです。駅を出て、スタジアムが見える方の出口に出た場合は右へ、反対側から出た場合は左へ進んでください。カンポグランデの駅は高架になっているんですが、その高架の下辺り（スタジアム側から出た場合は高架をくぐったところ）にあります。バスターミナルではなく、バス停のほうが正しいかと。

かなり早く着いてしまったんですが、周りに何もなし。駅のトイレを使おうと思ったのに、元旦だからか閉まってて使えず。売店も閉まってました。

私たちが着いた時に中国人らしき男性が一人いただけだったんですが、バスの時間が近づくと数組集まってきました。バスは10分以上遅れて到着。

先に待っていた男性は行き先が違ったらしく、バスに乗らず。あんなに待ってたのに・・もしやもう一つのバスターミナル発のバスだったとか！？

ちなみにこのバスはオビドスが終点ではなく、カルダス・ダ・ライーニャ行きです。

オビドス行きのバスの時刻表はここで調べられます。
http://www.rodotejo.pt/
左の窓を、上からRapidas→Lisboa→Obidosを選び、黄色いボタンをクリックで表示されます。

Diariamente→毎日運行
Aos Sabados, Domingos E Feriados.→土日祝運行
Excepto Sabados, Domingos E Feriados.→土日祝以外運行

のようです。

運賃は7.05ユーロで、ドライバーから買います。
水道橋が見えてきました。そろそろオビドスに着きそうです。

リスボンから一時間ほどです。
バスを降り、まずは城壁内へ入るため、ポルタ・ダ・ヴィラという門をくぐります。中はアズレージョが素敵！

おばあさんが布製品を売ってました。
城壁内は元旦から観光客でいっぱいです！クリスマスのイベントもやっているようで、イエス様（？）の前でポーズをとる子供たち。

この男の子の笑顔、とってもかわいかったので隠し撮り(笑)
まずメインストリートを歩く。白い壁に黄色や青のラインが入った家が並んでいます。
少しメインストリートをそれると、静かな雰囲気です。
そういえばここで、ポルトガルに来て初めて日本人ツアーの団体を見かけました。
サンタ・マリア教会。お昼時は閉まってしまうようなので、お腹が空いたけど先に寄って行こう。
内部はやっぱりアズレージョ。
さあ、お腹が空いたのでお昼ご飯を食べましょう！でも元旦だからか狙っていたお店はやってない・・。

そもそも城壁内にレストランってあんまり見なかったし、ポルトガルのランチタイムは遅いので、13時前のこの時間、開いているお店はほとんどない・・。

写真は途中見つけたかわいい家。
かわいい家②
かわいい家③

ポルトガルにも“ファティマの手”が。
困ったあげく、ガイドブックに出てた城壁の外のレストランへ行ってみたけど、やっぱりやってない。でも覗いてみたらお店を開けてくれました！どうやら開店間近だったよう。

そこでメニューを見せてもらいましたが、高い・・。昨晩の倍くらい。観光地価格+ちょっといいレストランみたい。テーブルクロスだし、暖炉もあるし。

でもせっかく開けてもらったし、他に目ぼしい場所もないし、時間もないので入ることに。
この店の名物だという、ハタのグリルと、鴨の炊き込みごはんを注文。ハタはおいしかったけど、ご飯はしょっぱかった・・。

高かったけど、雰囲気は良かったし、スタッフも感じ良かったので、新年記念ってことにしよう。。。

*ハタのグリルEspetada　de　Cherne　26.50ユーロ

*鴨の炊き込みご飯　Arroz　de　Pato　22.50ユーロ
レストラン外観
南門を出て坂を下り、ちょっとした広場みたいなところを左に進むとあります。
再び城壁内へ。振り返るとこんな景色。
ほんと、メインストリート以外は静かな村の様子です。
どこで撮ったのか思い出せないけど、珍しいアズレージョでできた像。
再びメインストリート散策。

本当はオビドスは１時間弱の滞在にして、すぐにナザレへ向かう予定（ランチもナザレの予定）だったんですが、朝から出歩いてたこともあって空腹に耐えられず、バスを一本遅らせることにしました。（この後、この決断が吉と出るか凶と出るか・・。）

なのでゆっくり町歩きを楽しみます！
一番奥の方にあるサンティアゴ教会。
時間もあるので、ちらっと城壁を上ってみようかな。
まずポウサダ（お城ホテル）の近くまで行ってみる。

お姉さん、きまってますね♪
いつかはこういうところに泊ってみたいものです。
この近くから城壁に上がれる場所があったので上がってみる。

城壁の外はのどかな風景が広がっていました。
そして城壁内を見下ろす。上がってよかった！素晴らしい景色です。
ただ、こんな感じで足場は悪いです。柵もないのですれ違うのがちょと怖い・・。
冬のヨーロッパに似つかわしくない南国っぽい花。

ここ数年年末年始は寒い場所ばっかりだったので、ポルトガルを選んで本当に正解でした！！
かわいい町には、かわいい鉢植えが似合う。
オビドス名物の、ジンジャというさくらんぼのお酒。チョコのカップに入ってます。一つ1ユーロです。

甘いですが、アルコールは強いです。
珍しいチョコのエッグタルトがあったので買ってみることに。観光地価格で高かったのに（2ユーロくらいだったかな？）ふにゃふにゃでイマイチ・・。

なかなか満足できるエッグタルトに出会えません(>_<)
かわいいクリスマス飾りのお店。

ヨーロッパでは年が明けてもクリスマス飾りを外さないので（大体３日くらいまで付いてます）、年末年始に行ってもクリスマス気分を味わえるのが嬉しいです。
さあ、そろそろオビドスともお別れです。

予定を変更して長居してよかった！
（･･･この時は、ね。）
15：10発のバスで、まずはカルダス・ダ・ライーニャへ向かいます。

バス代1.60ユーロ。10分ほどの道程です。
さよならオビドス！

こうやって見ると、けっこう高いところにあるんですね。
オビドス近くにあった素敵な建物。

カルダス・ダ・ライーニャに着いて、バスを乗り換えてナザレへ。乗継時間が短くて心配しましたが、ナザレ行きのバスが遅れてたので充分間に合いました。

ナザレまでは今までとは違い、Re社のバスです。さっきまでのTejo社のバスより立派！！

Re社のバス時刻はここで調べられます。英語サイトあり。
http://www.rede-expressos.pt/default.aspx

カルダス・ダ・ライーニャ〜ナザレは40分ほどの道程。運賃は5.90ユーロでした。切符はバスターミナルの窓口で購入。Tejo社の窓口しかなくて焦りましたが、兼務してるようで買えました。