山鹿の銭湯、かに雑炊、八千代座

2010/02/27 - 2010/02/27

インドのディウで出会ったＯさんが、福岡に来たついでに熊本まで足を延ばしてくれた。
足湯の前で待ち合わせ。
本人の希望にそって街はずれの鄙びた銭湯へ。

エリア 山鹿(熊本)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

桜町温泉。入浴料150円　
朝５時からやっていて、朝風呂を日課にしているお年寄りも多い。
看板の温の字が外れてる。心にくい演出？ではないだろうが。

桜町温泉 温泉

温めな方の湯船に浸かり小声で喋っていたら、たまたま隣りに入ったおっさんが会話に加わる。自分も東京のどこやらで働いていたことがあるとか。東京からの客なんて珍しいだろうからなあ。

使い込まれた脱衣所が渋い。
腰に手をあてコーヒー牛乳ラッパ飲み。

中心部に戻って彩座(いろどりざ) で夕食。
個室に通された。
マンゴーシェイクで乾杯。

かに雑炊(850円)。

彩座 グルメ・レストラン

上海蟹とは親戚関係にあたるんじゃないかなあ。

カニみそは上海蟹ほど濃厚ではないものの、満足な味。

太平燕（タイピーエン　750円）を久しぶりに食べた。

食後は八千代座へ。
ここ数年２月の金土の夜には灯籠浪漫・百華百彩を開催している。
その一環で八千代座では山鹿太鼓と山鹿灯籠踊りが催される。
入場料500円。普段に中を見学するときも同額だから、今夜の方がお得感あり。

八千代座 名所・史跡

会場は中央が畳敷きの升席、両側に桟敷席がある。定員７００名だが、升席に４人座るとかなり窮屈。普通は二人ずつで占領していることが多い。
今夜もその状態だが、二階席までそこそこ埋まっている。

大正初期の賑わいを彷彿とさせる天井広告。
八千代座は１００年の歴史があり、現在の内装は1996年に大修理されたもの。

まずは山鹿太鼓で幕開け。

続いてよへほ節にのって優雅に舞う灯籠踊り。

頭に載せた金灯籠は全て紙で出来ている。

灯籠の中には豆電球が灯っていて、会場が暗転するとひときわ目立つ。

市内には灯籠師が数名いて、８月の灯籠祭りに向けて奉納灯籠を製作する。
曲面の接合部はのりしろを設けず和紙の厚さだけで９０度にノリ付けするところが恐れ入る。

最近では女性灯籠師も誕生したらしい。伝統を守っていってもらいたいものだ。

近所の女子高生チームはこの踊りを上海万博で披露したからたいしたものだ。
一市民として今後もますます盛り上がってほしい。

最後に集まってキメのポーズ。

花道を戻っていく。

1990年以降ここで板東玉三郎の舞踊公演を毎年開催している。

Google Map⇒http://goo.gl/maps/56KJl

インド　ディウの２日目⇒http://4travel.jp/traveler/halon/album/10394155/

この旅行記へのコメント （3）

• kodeyanさん 2013/02/24 17:52:26

  激渋銭湯

  Halonさん　はじめまして
  
  桜町温泉、すばらしい激渋です。
  調べてみたら九州産交バス　山鹿温泉バス停から徒歩２０分
  というのも渋いですね。
  行きたい銭湯リストに追加させていただきました。
  これも大理の温泉をＵｐした縁と感謝いたします。
  （もしかしたらリアルタイムでお互いの旅行記見てます？！（笑））
  
  かに雑炊ですが、
  これはもしかして山太郎ガニというものでは？！
  温泉通の友人が鹿児島の新川渓谷温泉郷で食べたといっていて
  前から気になっていました。
  美味しそうですね！
  
  ではでは☆彡

  Halonさん からの返信 2013/02/24 18:33:15

  RE: 激渋銭湯

  kodeyanさん
  はじめまして。書き込みありがとうございます。
  今日はちょうどkodeyanさんところの温泉と菜の花に３０分以上入り浸っていたところでした。同時にお互い見ていたようですね。
  
  桜町温泉は同行のＯさんにも評判よかったです。
  こういう渋い温泉って案外ウケるんですねえ。
  「山鹿温泉バス停から徒歩２０分」はい、終点まで乗ってしまうと徒歩２０分ですが、来民経由に乗れば徒歩3分で、そのバスは30分に1本程度あり十分使えます。
  
  カニですが、そうそう山太郎ガニですね。
  季節になると、地元スーパーの鮮魚コーナーにも登場しますが、めったに食べないし「川ガニ」としか言ってないので名前もうろ覚えでした。
  
  山鹿では去年の末に「さくら湯」という中心部の浴場が復刻オープンしたので、そちらと梯子するのもいいかも。
  
  それでは、また

  kodeyanさん からの返信 2013/02/24 18:43:42

  RE: 激渋銭湯

  Halonさん　こんばんは
  
  入り浸っていただいたとは光栄かつ恐縮です＾＾
  
  お役立ち情報をいただきありがとうございます。
  楽しそうな旅行記がたくさんありそうなので
  日を改めてまたお邪魔させていただきますね。
  
  ではでは☆彡