2011/02/16 - 2011/02/16
805位(同エリア1519件中)
杏仁豆腐さん
国立新美術館(六本木)で「シュル レアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―」を鑑賞した後、乃木坂界隈を散策しました。
http://4travel.jp/traveler/19563147/album/10546852/
歴史を感じながら、高層ビルを見上げての散策でした。近代的なビルと歴史のあるお寺、神社とのギャップが興味深かったです。
距離的には、そんなに歩いたわけではないのですが、アップダウンがあり、江戸の坂を感じました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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乃木坂から三分坂(さんぷんさか)に来ました。すごい急坂です。
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急坂のため通る車賃を銀3分(さんぷん:百円あまり)増したためそう呼ばれていました。坂下の渡し賃一分に対していったとの説もある。さんぶでは四分の三両になるので誤りだそうです。
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三分坂の下に報土寺があります。坂に沿って築地塀(練塀)が立っています。
報土寺は、慶長十九年(一六一四)に、赤坂一ツ木(現赤坂二丁目)に創建され、幕府の用地取り上げにより安永九年(一七八○)に三分坂下の現在地に移転してきました。この築地塀はこのころに造られたものといわれています。築地塀とは、土を突固め、上に屋根をかけた土塀で、宮殿・社寺・邸宅に用いられる塀です。塀のなかに瓦に横に並べて入れた土塀を特に「練塀」ともいいます。
報土寺の練塀は、坂の多い港区の中でも特に急坂として知られる「三分坂」に沿っ造られており、塀が弓なりになっている珍しいものです。練塀は区内では残されているものが少なく、江戸の寺院の姿を今に伝える貴重な建造物といえます。 -
「雷電為右衛門の墓」の標識の説明です。
明和四年(一七六七)信州(長野県)小諸在大石村に生まれた。生まれながらにして、壮健、強力であったが、顔容はおだやか、性質も義理がたかったといわれる。天明四年(一七八四)年寄浦風林右衛門に弟子入りし、寛政二年(一七九○)から引退までの二十二年間のうち大関(当時の最高位)の地位を保つこと、三十三場所、二百五十勝十敗の大業績をのこした。雲州(島根県)松江の松平侯の抱え力士であったが引退後も相撲頭に任ぜられている。文化十一年(一八一四)当寺に鐘を寄附したが異形であったのと、寺院、鐘楼新造の禁令にふれて取りこわさせられた。文政八年(一八二五)江戸で没した。 -
報土寺の梵鐘です。
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報土寺の梵鐘は、文化十一年(1814)三月に雷電為右衛門が寄進しました。
竜頭の部分は雷電と小野川が四つに組んだ姿、側面に雷電の姿を鋳出し、その臍に撞木があたるようにしたり、鐘の下縁は十六俵の土俵をめぐらすなど極めて異形であったため、寺社奉行によって直ちに没収されました。現在の鐘は、明治四十一(1908)に鋳造されたもので、雷電の鐘に刻まれていた銘と同文のものを刻んでいます。 -
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雷電為右衛門の墓です。
力士生活21年、江戸本場所36場所中(大関は27場所)で通算で喫した黒星がわずかに10、勝率は9割6分2厘であり、大相撲史上、古今未曾有の最強力士と言われています。 -
お墓には、三拾貫(約113キロ)の力石も置いてあります。
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お墓の裏は、ビル群。
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古井戸がありました。
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報土寺を出ました。
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三分坂の坂の下から上を見ると、TBSの大きな建物が見えます。
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赤坂通りを乃木坂方面に戻ります。赤坂青野があります。
http://www.akasaka-aono.com/
創業明治32年。 -
青野の店内。
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家族へのお土産を購入。
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途中にきれいな花壇。
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乃木神社です。
乃木希典将軍と乃木静子夫人を祀る神社です。
http://www.nogijinja.or.jp/index.html -
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境内には赤坂王子稲荷神社があります。
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お茶のサービスがありました。
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球形のおみくじ掛けがありました。
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拝殿です。
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社殿建築は、神明造です。
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拝殿の右脇には正松神社(せいしょうじんじゃ)があります。
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御祭神は玉木文之進正韞(たまき ぶんのしん まさかぬ)命
吉田矩方松陰(よしだ のりかた しょういん)命 -
教育の碑です。
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宝物殿の中です。
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乃木将軍の愛刀と静子夫人殉死の短刀です。
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乃木神社の隣りに旧乃木邸があります。
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乃木家祖霊社
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竣工は明治35年(1902)
設計は北沢虎造 -
建物は、ドイツ留学中見たフランスの連帯本部兵舎を自ら模して設計した、半地下、地上2階建ての168平方メートル建物です。
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乃木邸の周囲には、邸内を見学できるように、テラスが構築されおり、明治天皇大葬の当夜、霊柩発引の号砲を合図に将軍夫妻が殉死した当時の寝室などを窓越しに見ることができます。
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室内の公開は、命日の9月13日と前日の12日のみで、通常は公開されていないようです。
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表玄関です。
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乃木将軍と辻占売少年の像です。
明治24年金沢に出張した際、辻占売りをして生計を支えている少年に感動し、激励し援助していたい逸話を像としたもの。
この像は昭和43年に六本木6丁目旧ニッカ池縁に建立されたが、六本木ヒルズ建築再開発にあたり現地に移築されたそうです。(跡地は毛利庭園となっている。) -
厩舎です。
明治22年建立。 -
乃木邸の横には当時から残る煉瓦作りの厩があります。
内部は馬丁室と馬糧庫と馬4頭を収納できます。邸宅が木造に比べ厩舎が、豪華な煉瓦作りになっている事から、愛馬を大切にしていた事が推測されます。 -
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乃木大将夫妻瘞血之處(えいけつのところ)です。
殉死された時の血のついた物を埋めるところ -
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乃木坂の歩道橋からの風景です。
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東京ミッドタウンまで来ました。
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シティ アイスリンク in 東京ミッドタウン
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都内最大級の屋外スケートリンク。ナイトスケートも楽しめる、期間限定の屋外アイススケートリンクです。
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浅野屋でパンを購入。
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青野で購入したみにどら。手の平サイズのミニどら焼きです。つぶ餡がぎっしりと詰まっています。
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鯛姿おやき。かための生地とたっぷりのつぶ餡が絶妙のおやきです。
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