2010/06/28 - 2010/06/28
139位(同エリア522件中)
いぶれすさん
山の景観が期待できる天候の良い日に歩くには、少しもったいないのですが、旅の前半に10日間曇天が続いた後、一転して晴天が続き、これまでの分を取り戻そうと一気に重めのハイキングを重ねてしまったので仕方ありません。
今日は、ブリークからオーバーヴァルトに続くゴムスの谷の北側斜面の中腹に延びるコースの一部を歩きます。実際には、ブリークからではなく、広い谷でコースが分断されることの無いフィーシュ谷の東、ベルヴァルト(Bellwald)から谷奥のオーバーヴァルト(Oberwald)までで、全部を歩くには9時間かかりますので、普通は2日かけて歩くコースです。
ただ、このコースは、元々各集落から北の山側へジグザグに延びていた多数の農道を近年になってから観光用に横に繋いだものであり、しかも大抵の集落には鉄道駅があるので、体力、気分によって好きな場所に下ることができるのは大きな利点です。
出発地点は、当然、歩いて登らなくて済むベルヴァルトで、下る駅は特に決めずに歩きだしましたが、結局、一日コースとしては最も一般的なレッキンゲン(Rekkingen)へ下ることになりました。
もとより著名な高峰は望めませんが、森林限界のずっと下にもかかわらず、スイスならではの森林開発のお陰で見晴らしの良い道をのんびりと歩くことができました。
尤も、初めてベルヴァルトを訪れる方には、私がプロフィール写真としているリージホルン登頂か、
http://4travel.jp/traveler/iburesu/album/10334237/
あるいは、安全第一とするならその僅か南、標高2,720Mの展望地点へのハイキングをお勧めしますが。
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登りは累計でも500M未満ですが、距離があるのでコース・タイムは5時間強となります。
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ベルヴァルトの集落。雲が無いと、画面中央辺りにヴァイスホルンが遠望できます。
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もう少しズームして。左端の山は、エッガーホルン(Eggerhorn)、登山がうんと楽になるエルネンから北側の麓までのプライベイト・バスの運行が週一なのがネックになって、登頂は、実現していません。
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民家には銀色に輝く木が植えられていて、綺麗とはいえクリスマスから今まで放置されているのかと訝しがったのですが、、
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この木は、宅地でない場所にもあって
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近づいてみると、正体は蛾の幼虫の仕業でした。はたしてこの木は生き残れたのでしょうか(これ以上のズームもあるのですが、健康の為アップは止めておきます)。 ところで、この銀色の木の連なりは、恐らく列車の窓からも見えていた筈ですから、不思議に思った方も多かったのではないでしょうか。
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被害にあった木は、ほぼ同一種のようでした。
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大部分は、農道ですから道幅はこんなに広いです。
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以降は、ゴムス谷越しの似た様な写真が続きます。
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左端の山は、ガーレンシュトック(Gallenstock)でしょう。
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そのガーレンシュトックをながめながらのんびり歩きます。
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このコース開設30周年を記念して設置されたベンチ。
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1984年に設置された山名や村落名の案内板。
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老木に取り付けられた聖母子像
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座り心地の良さそうな石があったので、ここで昼食としました。
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背後はこんな様子です。
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珍しくハイカーの姿が見えました。
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このように北側の展望が開けている個所は稀です。
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コースも終盤です。 この茶店でビール休憩することにしました。すると驚いたことには女の子がゲストブックを持ってきました。戸惑いながらも、せっかくですので書きましたが。
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レッキンゲンの村に近づいて来ました。
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駅にあった彫像。ナマハゲ似の仮面→ゴムス谷共通説をうかがわせるものでしょう。
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