2008/05/06 - 2008/05/06
699位(同エリア1378件中)
muccさん
ゴールデンウイークの4連休を利用して、鳥取・島根・山口(そして少々福岡・門司港)に行ってきました!
鳥取では境港の水木しげるロードへ。
島根では松江と出雲大社に。
山口では萩と角島、下関を観光しました!
全て車での移動だったので、なかなか長距離ドライブになり大変でしたが、とても楽しい旅行になりました!
最終日のこの日は、旅館に隣接する日清講和記念館から観光開始。
赤間神宮・みもすそ川公園を見たあと、関門トンネルを歩いて渡り、九州上陸!
門司では和布刈神社や甲宗八幡神社、門司港を散策し、帰路につきました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
春帆楼の朝食。
朝から豪華で幸せです。
ごちそうさまでした! -
チェックアウトをして、観光開始!
春帆楼に別れを惜しみつつ出発です。 -
春帆楼・外観。
観光日和の良い天気です! -
まずは春帆楼に隣接する日清講和記念館へ。
日清講和条約は、1895年4月17日に春帆楼で締結された、日清戦争後の講和会議における11ヶ条からなる条約。
日本側が伊藤博文、清国側から李鴻章、そして両国の全権団が集まって開かれました。
日清講和記念館には、その当時を偲ぶ椅子やテーブル・硯など会談の資料が多数展示されています。 -
日清講和記念館・内部。
当時の様子そのままに展示されています。 -
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伊藤博文と陸奥宗光が座った椅子。 -
続いて赤間神宮へ。 -
赤間神宮は、源平壇ノ浦の合戦で幼くして入水した安徳天皇を祀る神社。
平家ゆかりの貴重な資料を納めた宝物館や平家一門の七盛塚、耳なし芳一の像を祀った芳一堂があります。
【赤間神宮】
山口県下関市阿弥陀寺町4-1
TEL:083-231-4138
料金:境内自由(宝物館は入館100円)
時間:宝物館は9時〜16時30分
休み:無休 -
朱塗りの水天門が青空に映えます。 -
水天門は竜宮城を模した神門。
「水天」の名称は安徳天皇が水天宮の祭神とされることによるそうです。 -
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安徳天皇が描かれた大きな絵馬。 -
境内から水天門を眺めると、門の後ろに関門海峡が望めます。 -
入水する二位の尼と安徳天皇の絵。
二位の尼(清盛の妻)は、8歳だった安徳天皇に「波の下にも都の侍ふぞ」と言い聞かせて壇之浦で入水したと言われています。 -
三種の神器のひとつである八咫鏡は安徳天皇とともに沈んだとされていましたが、後に岡山県で発見され、赤間神宮に奉鎮されたそうです。
ちなみに三種の神器とは天孫降臨の時に、天照大神から授けられたという八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣を指し、日本の歴代天皇が代々継承してきました。 -
お土産のちょうちん。
ふぐのちょうちんが可愛い。 -
赤間神宮には平家一門を祀る塚があることで有名です。 -
平家一門を祀る七盛塚。 -
前列右から有盛、清経、資盛、教経、経盛、知盛、教盛。
後列は徳門、忠光、景継、景俊、盛継、忠房、二位が祀られています。 -
境内にある芳一堂。
耳なし芳一を祀っています。
阿弥陀寺こと現在の赤間神宮は、小泉八雲の小説『怪談』にも取り上げられた「耳なし芳一」の舞台になった場所です。 -
芳一堂に安置されている盲目の琵琶法師・芳一の木像。 -
赤間神宮前にある海峡守護の碇。 -
朝鮮通信使上陸淹留之地の碑。
江戸時代の朝鮮通信使は、ここを本土最初の寄港地とし、赤間神宮前の桟橋に接岸、上陸していたそうです。 -
本場ふく料理の由来の案内。
豊臣秀吉による全国ふぐ禁止令が公布されて以降、誰もふぐを食べることが出来なくなっていたそうですが、明治時代なってようやく初代内閣総理大臣・伊藤博文が全国に先駆けて下関の禁食令を解いたそうです。
このことが、下関がふぐで有名になった始まりとされています。 -
下関のマンホール。
こんなところにもフグ! -
関門海峡を眺めながら、みもすそ川公園へ。
公園前に広がる海は関門海峡の一番狭まったところで「早鞆の瀬戸」といわれています。
写真は安徳帝御入水之処碑。
二位尼による辞世「今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ 波の下にも みやこありとは」の文字が刻まれています。
【みもすそ川公園】
下関市みもすそ川町1番
TEL:083-231-1350(下関市観光政策課) -
壇ノ浦古戦場址の碑。
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大河ドラマ「義経」出演者の手形も設置されています。
写真はタッキーこと滝沢秀明の手形。 -
みもすそ川公園には、紙芝居屋さんもいました!
『巌流島決闘編』のお話を、臨場感たっぷりに話してくれるそうです。
時間がなくて見れなかったのが残念! -
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長州砲のレプリカ。 -
この辺りは幕末の下関戦争時に活躍した長州藩の砲台跡だったそうで、5門のレプリカが海峡に向けて設置されています。 -
長州砲台と関門橋。 -
関門海峡は、本州の下関と九州の門司を隔てる海峡。
最も狭いところは壇之浦と和布刈との間で、早鞆ノ瀬戸と呼ばれており、幅約650m、水深20mしかないそうです。
海峡の狭さ、潮流の速さ・向き、船舶通航量の多さ、航路の複雑さから航路上の難所として知られています。 -
関門海峡に架かる関門橋は、最先端の技術を駆使して1973年に完成した吊り橋。
完成当時は東洋一の長大吊橋だったそうです。
桁下から海面までは高さ61mになるそうです。 -
関門橋の説明。 -
関門隊道建設の碑。 -
関門トンネル人道入口。
関門トンネルは、昭和33年3月に21年の歳月をかけて完成した海底トンネル。
トンネル内は二重構造になっていて、上が車道、下が人道となっています。 -
関門トンネルの通行料は無料。
ただし、軽車両(自転車・原付)は20円の通行料が必要です。
【関門トンネル】
下関市みもすそ川町⇔北九州市門司区門司
所要時間:約15分(距離:780m)
通行可能時間:6:00〜22:00
料金:歩行者無料、自転車・原付20円 -
門司に向けて出発です! -
山口県と福岡県の県境。 -
門司側に到着です! -
地上に上がります。 -
関門トンネルの門司側出入り口のそばに建つ和布刈神社。
九州最北端に位置する神社で、社伝では仲哀天皇9年(200)の創建とされているとか!
壇ノ浦の戦いの前夜には、ここで平家一門が酒宴を開いたと伝えられています。
また、神社名となっている「和布刈」とは「ワカメを刈る」の意味。
毎年旧暦元旦の未明に行われる「和布刈神事」が有名なんだそうです。 -
和布刈神社・海中灯篭。
【和布刈神社】
福岡県北九州市門司区門司3492
093-321-0749
境内自由
http://mekarijinjya.web.officelive.com/default.aspx -
門司側から見た関門橋。
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大きな船がたくさん通ります。 -
めかり公園の一角にあるノーフォーク広場。
碇のモニュメントがありました。 -
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門司関址の石碑。
646年に都と大宰府を結ぶ要衝として、ここに関門海峡を渡る人や船を調べる関所を設けたそうです。 -
途中で見つけた看板。
24時間稼動していない自販機ってどんなだろう??? -
門司側の観光はついでだったので、当てもなくふらふら散策。
途中見つけた甲宗八幡神社へ寄ってみました。
甲宗八幡神社は貞観2年(860)、宇佐神宮にあった神功皇后が着用した甲を御神体として祀ったことに始まると伝えられています。
門司の総氏神として崇敬されているそうです。
【甲宗八幡神社】
福岡県北九州市門司区旧門司1-7-18
TEL:093-321-0944 -
甲宗八幡神社・本殿。 -
甲を御神体としている神社らしく、おみくじの形も甲でした! -
門司港へ。
門司港は明治22年(1889)に開港した港。
北九州の工業力と結びついて大陸貿易の基地となり、最盛期には多くの人で賑わったそうです。 -
門司港レトロは観光地なだけあって、観光客で溢れていました! -
最後に門司港駅へ。
門司港駅は、JR九州鹿児島本線の駅。
関門トンネルが開通するまで九州の鉄道の玄関口であり、対岸の下関駅との間に就航した関門連絡船との連絡中継駅として賑わったそうです。 -
駅舎は国の重要文化財に指定されています。
レトロで雰囲気のある駅舎です。 -
まだまだ観光したい気持ちでいっぱいでしたが、今日で連休最終日。
京都まで車で帰らないといけなかったので、早々と帰路につきました。
この後の家までの道のりは、なかなかの長距離でしんどいドライブでした…。
でも、鳥取から山口、そして門司と、いろんな場所を見ることができた楽しい4日間でした!
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