2011/02/04 - 2011/02/04
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minaMicazeさん
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茨城県桜川市真壁町のひな祭りが始まりました。
今年(2011年)は2月4日から3月3日までの1ヶ月の間、街中の家々にお雛様が飾られ、訪れる人を楽しませてくれます。真壁町では、1年のうちでも最も華やぐ時期なのかもしれません。
それまでの寒さがかなり和らぎ、風もなく良く晴れた立春の2月4は絶好の散策日和でした。
高上町駐車場に車を置いて、高上町通り(東西方向)と御陣屋前通り(南北方向)を歩いてみました。
真壁町には古い街並みが残っていて、ひな祭りでなくても、街歩きを楽しめます。桜川市のパンフレットによると、市街地には266棟を越える見世蔵、土蔵、門、住宅などが、昔のままの町割りとともに残っており、104棟が登録文化財に指定されているそうです。
真壁のひな祭りマップによると、192件の家やお店におひな様が飾られているとのことで、全てを見るには何日か通う必要がありそうです。(マップはネットでも見られます。)
写真のコメントに記入したお名前は、記憶とパンフレットに基づくものですが、もし違っていたらご容赦ください。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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高上町駐車場の出入り口の横に設置されている観光案内図です。
常設の案内図なので、登録文化財(赤丸印)、重要伝統的建造物群保存地区(黄緑色のエリア)、江戸初期からの道(緑色の道)、明治以降の道(茶色の道)、そして駐車場とトイレが表示されています。
見る方向に合わせるためだと思いますが、この案内図は「下方向が北」です。 -
上の案内図の左右には、このようなガラス戸が付いた棚があって、「真壁の登録文化財」と「桜川市観光案内」の2種類のパンフレットが入っています。
この他に、ひな祭りマップ(A3版、白色)と味とお土産マップ(A3版、黄色)が、この時期だけ用意されています。ここではトイレの前に置いてありました。ネットでも見られます。 -
高上町駐車場に入ってすぐ左側にトイレがあります。
外観だけでなく、中も綺麗に維持されています。男性用女性用共に気持ちよく利用できました。
写真の左下に見える影は、上記の案内板の影です。 -
駐車場の案内板に取り付けられていた、ひな祭りの飾りです。
左側の茶色の看板が、上記の観光案内図、右に少しだけ見える建物がトイレです。 -
駐車場の出入り口から、右方向(西方向)を見ています。
この通りが高上町通りです。
右に見える黒い塀は、駐車場の塀です。
左に見える泉電設?では、店先(駐車場?)で物販の準備をしています。 -
駐車場の西隣、中林家のお雛様などです。店先には接待の準備ができていました。
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道の向かいには伝統的建造物、パンフレットによると登録文化財の平井家住宅(明治中期)だそうです。
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平井家住宅の横の路地です。
奥に見える蔵は平井家の土蔵で、明治26年のものだそうです。 -
菊池家に飾られていた手造り雛です。
飾られているお雛様には、このように番号が付けられており、道路から見えるように表示されています。ひな祭りマップにはこの番号が載っています。 -
添野家の玄関に飾られていた かぐや姫です。
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同じく、添野家の玄関に飾られていました。
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土谷家の土蔵、登録文化財です。江戸後期のもので、天保4年の台風災害時のお助け蔵とも伝えられているそうです。
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西へ向かって歩いてきた高上町通りを、東へ戻ります。
写真は、上の土谷家土蔵の前から、高上町通りの東方向を見ています。 -
細谷家には、明治、大正、昭和、平成のおひな様が飾られていました。
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左手前が明治、その奥が大正、とのことでした。
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駐車場の西隣の、中林家住宅です。
右に少し見えるのが、駐車場内のトイレです。 -
泉電設に飾られていた、明治、大正、昭和、平成のお雛様です。
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上の写真の右に見える、昭和25年の木目込雛です。
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上記の写真の奥に見える、明治時代のお雛様です。
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その隣の、大正時代のお雛様です。
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一緒に飾られていた翁です。
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高上町通り、奥田金物店の東隣の建物です。これも歴史がありそうでしたが、登録文化財マップには見つかりませんでした。
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白川菓子店のお雛様です。
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登録文化財・星野家住宅です。明治中期のものだそうです。
左側のショーウインドゥの下にある「モロカワヤ」は屋号だそうです。 -
諸川屋(星野家住宅)のショーウィンドゥに飾られていたお雛様です。
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高上町通り沿いで見かけた土蔵です。
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上の写真の土蔵のお宅の、立派な門です。
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江戸時代、明治時代のお雛様です。
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大正時代のお雛様です。
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昭和時代のお雛様です。
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高上町通りを東へ歩いてきて、御陣屋前通りとの交差点までたどり着きました。この交差点には信号があります。
左側の建物は、昭和2年に建てられた旧真壁郵便局で、現在は「町並み案内所」として使われています。内部は郵便局として使われていたときのままで、町歩きなどのいろいろな情報が用意されています。 -
交差点を右折し、御陣屋前通りを南方向へ歩きます。
道路の西側、交差点から3軒目に、登録文化財・入江家住宅があります。大正15年に建てられたそうです。 -
更に南へ歩くと、木村家住宅があります。
見世蔵と主屋と門があるとのことですが、これは見世蔵でしょうか。嘉永6年(1853)以前の建築だそうです。 -
木村家住宅の前から、御陣屋前通りの北方向を見ています。
軽トラックが停まっているところに、真壁町の酒蔵・西岡本店の売店があります。真壁の地酒「花の井」を売っていました。
その向こう側が、入江家住宅です。 -
タサキ洋品店のお雛様です。
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御陣屋前通りの北方向を見ています。奥に見える信号が、高上町通りとの交差点です。
左の建物は、タサキ洋品店です。 -
更に南に歩くと、潮田(うしおだ)家住宅があります。
見世蔵は明治43年、袖蔵は明治45年、脇蔵は明治30年以前とのことです。 -
潮田家住宅を南側から見ています。
2階の外壁は厚い漆喰で、「塗屋」という造りだそうです。
潮田家住宅は、御陣屋前通り(写真右奥が北方向)と下宿通り(写真左が西方向)の交差点の角にあります。 -
潮田家住宅のお雛様です。中央に、江戸、明治、大正期のおひな様があります。その両側が昭和のお雛様です。
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江戸、明治、大正時代のお雛様です。
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昭和初期のお雛様です。
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潮田家住宅は、現在はタバコ屋さんを営んでいるそうです。
ここから、御陣屋前通りを、先ほどの交差点の方向(北方向)へ戻ります。 -
潮田家住宅の北隣のお宅です。
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同じく、潮田家住宅の北隣の建物を道路側から見ています。
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御陣屋前通りを北へ歩き、高上町通りとの交差点を越えると、旧真壁郵便局の北隣に、古橋家があります。
写真の左に少しだけ見える建物が、旧真壁郵便局です。 -
古橋家を北側から見ています。
左隣が旧真壁郵便局(現・町並み案内所)です。 -
古橋家のお雛様です。
中央が元禄雛、右下が江戸時代のお雛様です。 -
古橋家から2軒目に、旅籠ふるかわ があります。
看板は旅籠(はたご)ですが、食堂を営んでいるようです。
入口の左側に「本日のメニュー」が掲示されています。
カレーライス(500円)、すいとん(500円)、天ぷらうどん(500円)… などがあるようです。 -
旅籠ふるかわ の隣は、仲町休憩所です。
どちらも大正時代を中心に建てられた伝統的な木造真壁造りの店舗で、基本的には江戸の町屋形式だそうです。 -
仲町休憩所のお雛様は、奥の座敷に飾られていました。
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仲町休憩所のショーウィンドゥには、兎のお雛様が飾られていました。
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仲町休憩所の向かい側に、川島書店の見世蔵があります。
江戸末期の建築とのことで、当初は生薬店だったそうです。
木造大壁造りの店舗で、外壁を土で厚く塗り込め、漆喰仕上げとした防火建築です。江戸の見世蔵形式を受け継いでいるそうです。 -
御陣屋前通りを北へ歩くと、仲町通りとのT字路があります。
T字路を右折してすぐ左側に田崎人形店があります。
看板には、御陣屋前通り・卍の辻(かぎのつじ)とあります。
このT字路付近の地名(旧?)のようです。 -
仲町通りを東へ歩くと、根本米店があります。
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仲町通りにある根元米店のお雛様、昭和13年のものだそうです。
ここから、来た道を戻ります。 -
御陣屋前通りへ戻り、奥まったところにある川島家文庫蔵へ行ってみました。
江戸末期に作られた土蔵です。 -
蔵の中に、お雛様が飾られていました。
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昭和15年のお雛様です。
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蔵の階段にも飾られていました。
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川島家文庫蔵を正面から見ています。
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川島家の蔵の近くの蔵は、カフェを営んでいました。
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真壁のひなまつりの初日を取材に来ていたTVクルーです。
街の方が、「フジテレビが取材に来ていて、2月13日(日)の朝6時過ぎに放映されるようですよ。」と話していました。 -
高上町通りを更に東へ歩きました。
中央の建物は阿波屋、左奥方向が高上前通りの東方向です。 -
高上町通りを東へ進むと、突き当たりに「神武社」という社があります。
南側(写真の右の囲いの中)では、多目的ホールの建設工事が行われていました。 -
神武社から南へ歩き、下宿交差点の手前の右側、増田酒店に飾られていたお雛様です。
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下宿交差点の南東側は、真壁の蔵元「村井醸造」です。
真壁の地酒「公明(こうめい)」を造っています。
中で試飲ができます。もちろん小売もしています。 -
村井醸造に飾られていたお雛様です。
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村井醸造の石蔵です。大正時代の建築とのことです。
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村井醸造の石蔵の隣(西側)は、酒寄洋品店です。
写真は、下宿十字路の東側から西方向を見ています。
村井醸造の石蔵は写真の右側にあります。店舗や酒蔵は左側です。 -
下宿十字路を西へ歩くと、伊勢屋旅館があります。
建物は明治中期のものですが、旅館は幕末からここにあったとのことです。 -
伊勢屋旅館のお雛様、昭和21年のものだそうです。
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伊勢屋旅館のお雛様、左は平成13年、右上は昭和10年、右下は大正14年とのことです。
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下宿通りを西へ歩き、御陣屋前通りとの交差点を北へ曲がりました。
中央の建物は塚本茶舗の脇蔵、明治中期のものだそうです。 -
塚本茶舗の前に、御陣屋前通りの説明があります。
この説明によると、
関が原の合戦後、真壁氏に代わって真壁藩の藩主になった浅野氏が、真壁城下に築いたお屋敷が「御陣屋」と呼ばれている。この御陣屋を拠点にして町を作り、その街並みが現在まで残っている。
御陣屋の正面には50間の長屋門が造られ、その前の通りが御陣屋前通りと呼ばれている。
浅野氏は、後に赤穂藩の藩主となった。 -
御陣屋前通りの北へ歩き、高上町通りとの交差点へ戻りました。
信号を左(西)へ行くと高上町駐車場、右(東)へ行くと神武社の方向です。 -
御陣屋前通りと高上町通りの交差点を西へ進むと、すぐ左に「居酒屋・福むら」があります。
居酒屋なので本業は夕方からだと思いますが、昼間は うどんとそば だけのメニューで開いているようです。(ひなまつり期間だけ?) -
店内は、5人程度のカウンターと、小さな座卓が3つあります。
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店内(天井)は、このような雰囲気です。
メニューは、(かき揚げ、月見、わかめ)×(うどん、そば)の組み合わせで、計6種類です。 -
これは、月見うどん です。
素朴であっさりした味で、うどんも麺つゆも美味しくいただきました。 -
西側から見ると、交差点のすぐ近くでした。
高上町駐車場に近いので、それなりに便利な場所だと思います。 -
高上町通りの町並みです。右方向が西です。
中央が藤屋履物店、その向こう側は吉原印刷です。 -
高上町通りです。
駐車場の近くから東方向を見ています。 -
高上町駐車場の北側の広場も駐車場として使えるようになっています。
高上町駐車場の中から、北方向を見ています。
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