2010/12/28 - 2010/12/28
12位(同エリア46件中)
れいろんさん
うまいサファリ・ツアーが見つからなかった私たちに、友人の同僚が、救いの手を差し伸べてくれました。
マプート・エレファント・リザーブ(マプート自然保護区)になら、連れて行ってくれるというのです。
象のほか、サイやカバも見られるかも、、と。
期待して行きましょう!!
表紙の写真は友人(車の屋根に乗っている)と、
友人の同僚=Mさん(赤いシャツがお洒落)です。
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動物を見ることができる時間帯は、やはり朝か夕方。
市内からの日帰りでは、朝は無理なので、夕方に照準をあわせます。
今日はまず、「恋人公園」から始まります。 -
猫に会うためです。
昨夜、海辺のレストランで食べきれず、テイクアウトしてきた食事をもってやってきました。
朝なのでネイルサロンはまだ開店していません。
なので、猫を独り占めできてご機嫌なYちゃん。 -
あのね〜、今日はね〜象を見に行くんだよ。
ママのお友達が連れて行ってくれるんだって〜。 -
へ〜、サファリに行くの?
どこ? マプート保護区か〜、、大変だね〜。
(本当に大変だったのですが、、、後述。) -
行ってらっしゃ〜い。
水をちゃんと飲むんだよ。
私はここでまどろんでいるから、、、。 -
マプート湾に面したヤシの木通り。
対岸が見えています。
保護区は対岸にフェリーで渡り70kmくらい行ったところにゲートがあるそうですが、今回はMさんの仕事の都合もあり、市街地から全て陸路で保護区へ向かいます。
マプート湾をぐるりと回って行きます。 -
仕事を片づけるまで、ここで待っていたら?
Mさんが郊外型のでっかいスーパーで下ろしてくれました。
焼き立てパンの店、お惣菜、肉やなど対面販売のコーナーも多くておもしろかったです。
特にこの魚屋さん(撮影許可をもらっています。)!!
大きなハタが氷の上にドーン。奥はフエフキダイみたい。
口にレモンを咥えています。一尾丸々売っているのかな〜? -
友人撮影
ここは、ボアネ(Boane)の市場。
オフィシャル・マーケットの外の自由市場(?)部分です。
ボアネは交通の要の町で、スワジランドへ向かう2号線上にあります。 -
友人撮影
また、南アフリカのボーダーへの国道の分岐点でもあり、鉄道も通っています。
あの瀟洒なマプート鉄道駅から出た電車も、ここを通ります。 -
さて、保護区のゲートにやって着きました。
さらっと書きますが、ボアネからは大変な悪路でした。
地図にも4駆は必須と書いてありますが、プラス運転技術も必要ですね。
赤土の未舗装道路はフラットでないので、雨による侵食もすごかったです。
幸い、今回は、雨季にもかかわらず、路面がぬかるんではいなかったので、なんとかたどりついたようなものです。
(あと、Mさんのドライビング・テクニック!) -
着いてしまえばこんなにのどかな所。
管理人さんのお家があるので、ガチョウ・アヒル・鶏などが歩き回っています。 -
Yちゃん、ガチョウが珍しい。
でも、それはアヒルだよ〜〜。
給水タンク=雨水を受けているのかな?があります。
(あとで、この給水タンクにはがっちりお世話になりました。) -
パラパ屋根の自然保護官事務所に挨拶に行き、象の目撃情報(場所や時間帯)をお聞きしました。
その後、管理人さんに入場料を払い、所定の手続きをします。
まん丸の実がなっているな〜。食べられる実らしい。 -
保護区に入ってしばらくはこんな景色。
この道の砂は信じされないくらい、ふかふかしていて、真っ白です。
この「ふかふか」が、大変な事態の引き金になってしまうのですが、、、。 -
友人撮影
ふかふかの道に流石のMさんもちょっと苦戦。
どうしてもアクセルを踏み込みがちになり、ラジエーター内の温度があがっちゃうみたいです。(これが後のトラブルのサイン)
車を日景で休ませながら、そろそろ進みます。
手前の「藁屑」は象の糞だそうです。 -
そして、この枯れ木の右の隙間(踏みわけ道)は「象の通り道」だとか。
象のものかはわかりませんが、獣道であることは間違いありません。
少し中に入ってみます。 -
ちょっと開けたところに、、、、
さっきより「新鮮な」象の糞が落ちていました。
新鮮と言っても形状は残っているものの、水分は飛んでしまっているので。昨日・今日のものではないのでしょう。(推測) -
お花も咲いていました。
「百日なんたら」みたいだな〜。
その後、車に乗り込み悪路を進みます。
車内にいても体がぐるんぐるん持って行かれます。
とりあえず、インド洋に出て、海を見て、往路を引き返す計画ですが、、、大変だ〜〜。 -
塩湖の脇をとおり、開けた草原に出たとことで「茶色い豆」を発見!
ここで、重要なこと。=発見したのは視力5.0のMさんではなく、私でした!!(Yちゃんから、「れいろんさん、偉いね〜」って頭をなぜてもらっちゃいました。)
「おお。象の群れだ!」 -
この一面緑の草原は湖の名残だとか。
上記の象の群れは、地面を掘って水を飲んでいるのでは、、というMさんの説明。 -
「君たちはラッキーだ。象は17頭、まてよ19頭いるな。」
「1kmくらいしか離れていないじゃないか、いやー近くに見ることができてラッキーだね。」
視力5.0のMさんには1kmは近いかもしれないけれど、私たちには「豆」が動いているようにしか見えません。
じーっと見ていると、大人の象については、横を向いているとか、正面を向いているとかは判別できます。
Yちゃんは飽きちゃいました。 -
草原の低いところで水を飲んでいた象は、列を組んで、右のほうに去って行っちゃいました。
「さよなら、ガイズ!」byMさん。
ところが、低い丘の裾を回って、再び私たちの前(前か〜? 見える所くらいの意味ね)に現れました。
重要=これに気がついたのも私!! -
「おお、今度は800mしか離れていないじゃないか!彼らは我々のことが好きなのかもしれないぞ!」byMさん。
・・・ズームして撮った写真の色修整をしても、この大きさ&判別度です。 -
ズームをしないと、ほら「豆」です。
保護区=エレファント・リザーブという名前どおり、ここは象を保護しているだけで、発信機等をつけて行動の把握をしているわけでも、もちろん餌を与えているわけでもないので、「象を見る」といっても、こんな感じなのでしょう。
ちなみにマプートの4星以上のホテルのツアーデスク(コンセルジュ)に問い合わせれば、ここへのツアーも紹介してくれます。人数に応じて多少金額が変わるのですが、160〜200USドル/人くらいかかります。 -
友人撮影
Yちゃんは暑いのと、疲れたのと、象が小さいのと、、
車の中でぐったりしています。 -
友人撮影
私も暑さにはかなりまいってしまいました。
Mさんだってやはり日陰に入ります。 -
これは、公園の入口で見た丸い実だ〜。
熟すと色が黄色く変わるんですね。
Bonea 〜 Bela Vista 間の未舗装道を入っている時、沿道の農家から、子供がこの実を手に持ってかけ出してきたりしました。
買う人がいるのでしょう。美味しいってことかな? -
さて、そろそろ帰りましょうか。
しか〜し、車のトラブル発生。冷却水が沸騰したままなんです。
最初から水の量も十分ではなかったのと、ここまで来るのに吹かしすぎたのでしょう。
「止めた時にエンジンをすぐ切ってしまい、ファンを回しておかなかったのもまずかった」とMさん。
飲み水として持って行ったペットボトルから水を注入し、だましだまし出発です。
写真は行きに通った塩湖。本当は車を止めてもらいたかったのですが、そんな事を言える雰囲気ですなく、、、。 -
友人撮影
道から見ることができた猿。2〜3頭で食事をしていました。
目の前で車が止まっても、ぱっとは逃げないんですね。 -
当然、また、途中で冷却水沸騰!!
ペットボトルの水も残り少ないです。
大丈夫、ちゃんと帰れるの?
・・・しかも、2泊3日の小旅行のため、明日(今夜)3:00にバスターミナルへ行かなくちゃならないんです。 -
どうにか、保護区の入口に帰ってきました。
前出の給水タンクから、ラジエータに水をぶっかけ十分冷やします。
水をかけた瞬間、「シューッ」とものすごい水蒸気。
少し、車を休ませます。
保護区の管理人さんとその娘さん。 -
お写真を撮るよ〜。(お母さんに許可をもらっています。)
あらら、照れちゃいましたか?
それじゃ、お顔が写っていないよ。
お母さんも、薄く微笑む程度ですね。
モザンビークの人たちは概ねシャイです。 -
今度はちゃんとカメラを見てくれました。
(お母さんの協力もあるのです、、、手を持ってくれています。) -
イチオシ
そして、この満面の笑み!
トコトコ近づいてきて、右腕に抱えているマリービスケットをくれました。
私は何年こんな風に笑っていないんだろう〜。
帰国後、この写真をみて、感じるところがありました。
この写真、お二人に届けたいな・・・。
でもモザンビークの郵便事情は劣悪で、マプート市内へ送るものでさえ7割は届かないとのこと。(郵便の場合。国際宅急便などは大丈夫だそうです。)
海外から地方へは、まず、無理という話。 -
すっかり遅くなりましたが、なんとか薄明るいうちにフェリー乗り場へ到着です。
帰路はフェリーを利用しマプート湾を渡ります。
ずいぶん、時間の短縮になりました。
一人で全行程、運転してくれたMさん、本当にお疲れ様。 -
フェリーに乗り込みました。
右に見えるのが、マプート市街のビル群の明り。
さすが、首都!別格の明るさです。
このフェリーボートですが、近距離なので、ものすごくいい加減な船です。
救命ボート、救命胴衣などいっさい見当たりません。
私はムリムリ車の外に出ましたが、3人は車に乗ったまま。
それが正しいモザンビークルールなのかもしれませんが、、、、 -
友人撮影
車をできるだけ多く載せるので、隣の車につかえてドアは開けることができません。
船が沈んだらおしまいですよね。
無事に対岸=マプート市街に到着しました。 -
下船も一苦労ですよ〜。
船腹のブリッジ(とはとても言えない「戸板」)が、岸にかかる前に、乗客はかってにどんどん降りて行きます。
さすがに車に対しては誘導があるのですが、今回は(いつもかな?)岸にブリッジが固定されておらず、ばたんばたん煽られている状態で使用するんです。車高の低い車は腹を擦りながらやっと下船するありさま。
でも、このフェリー乗船が今日一番面白かったんです。
これはMさんには内緒ですね〜。
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この旅行記へのコメント (5)
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- わんぱく大将さん 2011/02/03 09:29:40
- 大自然ですね
- れいろんさん、今日は。コミュで、ご一緒でしたね(どこかで、お名前を、と思ってたのですが、すみません)初めて、旅行記を拝見させていただきました。サファリ、いいですね。 思わず、ブッシュマンを思い出し。。。(どういう関係や?)土の上を歩くことも少なくなっていますが、こんな大自然を前に、人間ができることなんて、まだまだ、小さいもんだと思ってしまいます。
- れいろんさん からの返信 2011/02/03 23:02:49
- 大将さん、はじめまして!
- 大将さん、はじめまして!
スペイン友の会(仮称)札幌支部長のれいろんです。(??)
大将さんは現在、バルセロナ在住だとお聞きしています。
そちらでの生活はいかがですか?
モザンビークは観光後進国なので、南アフリカやスワジランドのようなゲームには程遠く、今回のこの保護区訪問も少し苦行に近いものがありました。
日本に住んでいる日本人=私は軟弱で困ります。
耐力をつけなければ、、、と強く感じました。
これからもよろしくお願いします。
れいろん
- わんぱく大将さん からの返信 2011/02/08 05:23:57
- RE: 大将さん、はじめまして!
- > 大将さん、はじめまして!
>
> スペイン友の会(仮称)札幌支部長のれいろんです。(??)
> 大将さんは現在、バルセロナ在住だとお聞きしています。
> そちらでの生活はいかがですか?
>
> モザンビークは観光後進国なので、南アフリカやスワジランドのようなゲームには程遠く、今回のこの保護区訪問も少し苦行に近いものがありました。
> 日本に住んでいる日本人=私は軟弱で困ります。
> 耐力をつけなければ、、、と強く感じました。
>
> これからもよろしくお願いします。
> れいろん
れいろんさん
またまた、今日は。4日ほどロンドンに行っておりました。いつもは寒いのですが、今回は暖かくて。で、今日、バルセロナに帰ってまいりました。 ご返事が遅なってすみません。ヨーロッパ生活20年になるのですが、日本にたまに帰ると、ほんと、便利で、細やかな、敏速なサービス、何でも美味しいし、と思う反面、何か流行ると、みんなそれ。個性がないと言うか。でも、それも3か月過ぎると、違うものが流行っていると言う具合に、流れの早いこと。旅行はあくまで旅行。住んでみると、いろいろ大変ですよ。スペインはそんなにないのですが、人種差別もあるし。物があふれている日本からは、考えられないでしょうけど、日本で普通のものが、感謝されないものが、有難く思えたり。まあ、文明に頼らないところの人の方がたくましく思いますよ。 北海道の方にはよく、縁がある人間です。これからも宜しくお願い致します。 大将
-
- zzr-cさん 2011/01/25 14:21:26
- ゾウ見れましたね!
- れいろんさま こんにちは!
作成中失礼します。
ゾウがたくさん群れてますねぇ〜
この群れの数は多いほうなんですか?
プリティーな女の子、はにかんでますが可愛いです^_^
猫ちゃん達は凄く人になついている様子、飼い猫ですかね?
大きな魚はハタの仲間ですか?3匹も取れるなんてすごいです。
大自然!の草原、見渡す限り広い、そう北海道みたいです^_^
ちょっと違いますかね^^;
じぃ〜
- れいろんさん からの返信 2011/01/25 23:06:04
- RE: ゾウ見れましたね!
- じぃ〜sama、こんばんは。
いつも書き込みありがとうございます!!
象は19頭いたらしいです。(視力5.0のMさんのカウント)
4つのファミリーが一緒のように見えました。(オスや子供の数から推測=byれいろん)
南アフリカやスワジランドのGAME(サファリ)では、すごく間近に見られるようですよね。
こんな遠くじゃ良くわからないよ〜〜。と思っていたら、案内してくれたMさん曰く「君らはすごくラッキーだ!こんなに近くに来ているなんて、1kmしか離れていない!!」とのことでした。
なので、Yちゃんは飽きちゃっていますね。
この子は最高にキュートでした。モザンビークの方はテレ屋さんが多く、彼女のお母さんのように微笑んでくれる程度なんですが、、。もう、満面の笑み!!私は何年あんな風に笑えていないんだろう?
それから、ゴメンナサイね。魚は魚屋さんで撮ったものです。私たちが獲ったわけではないんです。(コメント入れました。)
じぃ〜samaのお見立てどおりハタですね。アズキハタかな?と思いました。
北海道みたいな草原=YESです。 でも、すんごく暑いので、その場ではまったくそんなことは思いませんでした・・・
↓
> 大自然!の草原、見渡す限り広い、そう北海道みたいです^_^
> ちょっと違いますかね^^;
れいろん
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