2010/09/28 - 2010/09/29
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tuviajeroさん
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コダクローム・ベイズン州立公園以降ここのところ、エスカランテ州立公園で工事の騒音で眠れぬ一泊、ボールダー・マウンテン山中の野宿一泊、トーリー町中私営キャンプ場一泊、カシードラル・バレーでのバック・カントリー・キャンプと所謂リゾート気分には縁遠くなっていたので、キャピトル・リーフ国立公園のビジター・センター直ぐ近くで設備も整い、木陰にも恵まれたキャンプで2泊してのんびりとする事にしました。本日は直ぐ近くにあるグランド・ウォシュをハイキングして午後はまたゴロゴロと怠けて過ごすつもりです。明日にはゴブリン・バレーへ移動予定です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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グランド・ウォシュは所謂ナローズ、スロット・キャニオンで、コダクローム・ベイズン付近で歩いたコットンウッド・ウォシュ・ナロウズと規模も風景も良く似ています。
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トレイルは平坦でとても歩き易いです。周囲の植生を見ても、このウォシュは雨が降ってもあまり激しい流れにはならないように見えます。
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少し歩くと鳥の死骸が落ちていました。未だ新しいもののようです。鷹のようですが猛禽類が死ぬとなると病気でしょうか?
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道はただダラダラと続きます。コットンウッド・ウォシュよりも更に平坦で、この次に訪問したゴブリン・バレー周辺のスロット・キャニオンとは比較になりません。
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トレイルは楽ですが、風景はそれなりに悪くないので家族向けのハイキングに丁度良いでしょう。
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谷はせいぜいこんなもので、本当のスロット・キャニオンのように狭くなることはありません。
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岩の壁は沢山穴が開いていたり、ここに限りませんが、綺麗に四分割されていたりと面白い造形があります。
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穴だらけ・・・
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ミルフィーユ・・・
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彫像???
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谷が段々開けてきて・・・
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この駐車場が終点です。帰りは同じ道を帰りましたが傾斜が殆ど無いので楽でした。
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明日にはゴブリン・バレー州立公園で何日かキャンプをするつもりですが周辺には集落どころか全く店が無いので、午後はトーリーに出て食料などを買い求めました。
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トーリーから帰りにグース・ネックの展望台へ行ってみました。
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足元に細ぉ〜い川が蛇行しています。
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コロラド河も、グリーン川も、サン・ラファエル川も、サン・ホアン川も、エスカランテ川もこうして谷を形成して行った訳です。
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午後はまたキャンプ場で昼寝です。
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一夜明けて、ゴブリン・バレーへ移動する際に、先日カシードラル・バレーへドライブする時に渡った川が見えました。この川の中を走り下ってトレイルの入り口へ辿り着いたわけです。
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こんな川です。
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ハイウェイ24を少し走ると道路沿いにこんな看板を見ました。土地管理局の持ち物らしいですが、OHV用のレクリエーション用地らしいです。この場合のOHVはオーバー・ヘッド・バルブの略ではなく、オフ・ハイウェイ・ビヒクルの略で、要するにバギーで遊ぶために開放されているらしいです。
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広々とした殺風景な荒野の中に小さなマウンドが沢山見えます。
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こんな感じで、遊んでいるらしいですが、日本のこの道の方たちには羨ましい環境では無いでしょうか。
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これがサン・ラファエル・スウェルの風景です。遠くに見える山々の麓にゴブリン・バレーがあり、カシードラル・バレーはまたその裏と云う感じになります。
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ハイウェイ24を外れてゴブリン・バレーへ近付きます。
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久し振りのゴブリン・バレーです。最後に来たのは4年前に一番下の娘とキャンピング・カーでキャンプ旅行をしたときだと思います。コダクローム・ベイズンでもそうでしたが数年の間の変化に驚きました。この前までは、ビジター・センターも荒野の中に小さな小屋がたって、殆ど無人だったのですが、今では立派なビジター・センターが建ち、レンジャーが2人も居ました。しかも大型の観光バスが2台もすれ違い、訊いてみたら矢張りドイツ人の団体だと・・・何処もかしこもドイツ人の洪水状態です。
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念のために朝早くを狙って来たのがズバリ的中して、矢張り大混雑のキャンプ場で未だサイトがいくつか空いていました。レンジャー曰くとても幸運な事に一番良い(隣から孤立している)サイトが空いていました。レンジャーは「ここが良い」と云う事は云わず、キャンパーの判断に任せますが何となく、「ここが良い」みたいな雰囲気を見せてくれました。私が2泊したいと言うと「丁度2泊空いていた。とてもラッキーだ」といってくれました。前に来た時にはシーズン真っ盛りでも半分ぐらいしか埋まっていなかったのですが、何事にも計画的なドイツ人が来ると全部予約されてしまいます。それでも私は予約で自分の行動を制限するのは嫌です。キャンプ・サイトが無かったら野宿するだけです。サイトへ廻ってみたら丁度、日除けのパーゴラを改装工事中でしたので場所だけ確保してバレーの散歩を先に済ませることにしました。
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ゴブリン・バレーはこの奇観がウリですが、州立公園でこの部分だけの規模はそれ程大きく無いので流石のドイツ人にも知名度は今ひとつです。しかし、先ほどの観光バスの如く、グランド・サークルの人気急上昇に伴って丁度コダクローム・ベイズンと同様に“旬”に成りつつあるようです。実はこの公園部分は小規模ですが、この周辺には沢山のスロットキャニオンとサン・ラファエル・スウェルの景観に恵まれて本来は国立公園になっても何等不思議は無いと思います。周りに国立公園が既に沢山有りすぎると云うことでしょう。因みにこの公園は“シティー・スリッカーズ2 黄金伝説を追え”の舞台になっています。
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少し離れた所に立つゴブリン(鬼)の一団。私は彼らを“クワイア・ボーイズ(少年聖歌隊)”と名付けました。
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こちらはサン・ラファエル・スウェルの景観をバックに完全に孤立して立っている作り物みたいな3人組ですが、こちらは“スリー・ワイズ・モンキーズ(三猿)”と名付けました。
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こちらが私のサイトですが、パーゴラの柱にぶら下がっているシートは日本から持参したブルー・シート(灰色ですけど)を日除けにしたものです。ハイキングから帰ったら改修工事は未だ終ってなくて、工事のおっさんと雑談をしていたら、なんと彼はグリーン・リバー出身でボブを良く知っていると云うことでした。名物の大きなグリーン・リバー・メロンをくれて、「来年グリーン・リバーに来たときに声を掛けてくれ」と言われました。後でボブに「ランディを知っているか」と訊くと「ウン、良く知ってる」と・・・友人が増えそうです。
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今晩はこのアマノ・フーズのフリーズ・ドライのタイ風カレーで済ませます。ミヌット・ライス(インスタント・ライス)、要するにアルファ化米で食べると極少量のお湯を沸かすだけなので、時間も、燃料も掛からず、食器も一つだけだから食後のコーヒーを一杯飲むだけで洗物も終了で、極簡単に済みます。ミヌット・ライスは日本人には本当に不評ですが、カレー用のパラパラ御飯として食べると却って本格的な感じがするし、アマノ・フーズのカレーも軽くてコンパクトなわりには手軽で美味しくて結構楽しめます。
因みに私はアマノ・フーズとは縁もゆかりも有りませんので広告するつもりは全くありませんが、必要なのは食器一つとお湯150cc(1カップ弱)だけで本格カレーですから、バックパッキングとか普通の海外旅行、キャンプには最適です。価格も安いし、非常食にも良いでしょう。バック・パッキングやキャンプに向いている装備や食品は災害時用の装備に向いているものが多いですから、自宅においておけばそのまま災害対策になります。 -
明日は朝から公園裏側のスロット・キャニオンを1日歩くつもりです。今夜は呑もう〜っと。
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