2011/01/03 - 2011/01/03
173位(同エリア205件中)
やまさん
世界遺産に登録されている物件の3箇所目、サン・ヴィターレ教会に訪れた。
この教会は東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌスと皇后テオドラのモザイクで有名である。
実は4年前までこれらのモザイクはイスタンブールのアヤ・ソフィアにあると思い込んでいた。アヤ・ソフィアはユスティニアヌスが建立したキリスト教建築だからである。実際にアヤ・ソフィアを訪れてみて、ここには無いという事に気づき、愕然としたのである。
その後、ラヴェンナにある事を知り、いつかラヴェンナに行きたいと相方を話していたわけだが、この日、その願いは叶えられたのである。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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サン・ヴィターレ聖堂のすぐ横に現役のモザイク学校がある。
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表札もやはりモザイク。
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チケット売り場から回廊を通り聖堂に行く。
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4年間待ち続けた瞬間。
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床のモザイクも見事。
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床の石の寄木細工も見事。
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ドーム部分の天井画。かなり新しそうである。
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そして、モザイクが素晴らしい内陣と後陣へ。
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正面、聖ヴィリタス、司教エクレシウスと天使の間のキリスト。
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後陣の半円蓋の上にはエルサレムとベツレヘムの町、天使が描かれている。
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左側。皇帝ユスティニアヌスと従臣。
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皇帝ユスティニアヌス。
東ローマ帝国の歴史の中、最重要であると思われる皇帝。
割と色んな所で目にする機会がありますが、ここラヴェンナ、サン・ヴィターレ聖堂での貴方が最も威厳に満ち溢れております。 -
皇帝ユスティニアヌスの時代、ローマを含め、イタリア等かつてのローマ帝国の領土の奪還に成功したわけだが、それは主に戦上手であった名将ベリサリウスの手腕によるところが大きかったそうだ。詳しくは知らないが、常に少ない将兵で勝ち続けた稀代の名勝であったそうな。
詳しく知りたいのだが、何読めばいいんだろうか? -
右側は皇后テオドラとその侍女達(と臣下達)。
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テオドラの眉毛は繋がっている。
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左側のモザイク。
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3人の天使をもてなすアブラハム(左側)、今まさに息子イサクの首をはねようとするアブラハム(右側)。神様の手がニョキっと出てきて、それを止めようとしている。
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右斜め上、シナイ山にて、同じくニョキっと現れた神の手から十戒を授かるモーセ。
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その下、イスラエルの部族の代表者達。
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右側のモザイク。
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中央、アベルの犠牲(左)とメルキゼデクの犠牲(右)。
羊を差し出しているのがアベルで、巻貝みたいなパンを差し出しているのがメルキゼデク。 -
左、羊の群れを見守るモーセ。
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サンダルを脱いで燃える茂みに近づこうとするモーセ。
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その上、福音書家聖マタイと彼のシンボルである天使。
福音書を書く為のペンとインク壺も描かれている。 -
右側、聖マルコと彼のシンボルであるライオン。
だからヴェネチアのシンボルは羽の生えたライオンなのですね。 -
その下、預言者イザヤ。
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天井のクロスヴォールト中心には羊。
アーチ部分にはキリストと12使徒が描かれている。 -
クロスヴォールト中心の羊。
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アーチ。
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アーチ左側。
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アーチ右側。
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十分堪能した後、聖堂を出て、同じ敷地内にあるガッラ・プラチディア廟に向かった。
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ガッラ・プラチディア廟。
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建物中央部のクーポラ。四隅に福音書家のシンボルが描かれている。
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入口を除く3方向には石棺が各1個置かれている。
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サン・ヴィターレ聖堂。
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サン・ヴィターレ聖堂の塔。
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昼になったので昼食を取りにレストランに行った。
昼食後、徒歩でスピリト・サント教会の脇のアリウス派洗礼堂に向かった。
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