2010/12/26 - 2010/12/27
497位(同エリア733件中)
たまおさん
12月26日 13:25頃、旅の最後の目的地、バラナシに到着した。
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夕方6時、メインガートにて儀式をみた。ガンジス河を称える祭り??
毎晩やっている。
まだ準備中。 -
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12月27日
早朝、ガンジス河から朝日を眺めようと、ボートに乗った。
同時にボートにマッチ売りのならぬ、キャンドル?売りの少女も乗ってきた。
やべ…!! -
なかなかうまく流せず、1つが2つ、2つが3つ・・・気づけば全部を流してしまっていた…。
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もちろん、お金を請求された。1つ5ルピー。そんなにすんのかよ!全部で10個だから50ルピー。しかも、私、頼んでないし!!勝手に流したのはあんたたちでしょ!!金なんか払わん!!
かなりもめるにもめて、結局私が折れた。
いいや。聖なる河、ガンジスだもの…。捧げよう…。 -
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河から見た宿。
Ganpati Guest House。
ガンガーを眺められる部屋を予約しておきました。一泊1200ルピー。
高かったけど、それなりの価値はありました。お勧め!! -
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ここでももめた。ボートから降りるとき、いきなり知らない男が現れて、「500ルピーだ」という。はぁ!?交渉は200ルピーだ。これでもかなりボッタくられたのに、500だと!?「200はボート漕ぎのお兄さんに、300はボート代だ」という。ばかか!!もちろん渡さなかった。
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ガンジスを眺めながらの朝食。
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部屋の前のバルコニー。目の前は河。最高のロケーションであった。
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この日は1日中、ボケーッとガンジス河を眺めていた。聖なる川、ガンジス。体を洗ったり洗濯したり排せつもするし、死体も流す。ガンジスで沐浴すればすべての罪が浄められる…。
とにかく見ていて飽きなかった。今までの街の喧騒から離れ、ここはとても落ち着くところだった。人々の生活の営み、河の静かな流れ、それらを見ながら自分の旅を振り返った。ここは旅のフィナーレを飾るのにふさわしい場所だった。 -
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河を眺めていると、一人のインド人の青年が声をかけてきた。私が日本人だと分かると日本語をしゃべりだした。けっこう日本語がうまい。だが、残念ながら、ここまでの旅で私の中では、「話しかけてくるインド人は基本的に信じちゃだめ」になっていた。まともに彼の顔も見ず、河だけじーっと見つめて彼の質問に「うん」「ううん」と適当に返事をするだけだった。
「怒ッテルノ?」
「怒ってない」
「怒ッテルヨウニ見エル」
「いや、怒ってない」
そんなやりとりが繰り返された。
たわいもない会話をしているうち、彼が言った。
「ボクノ兄サンは、大沢たかおの「深夜特急」で、大沢たかおに「神サマ買ウカ?」と人形ヲ売ッテイタ子供ダ」
「えっ!?」
私はびっくりした。「うそっ!?本当に!?」私はさっきまでのつっけんどんな態度から変わってしまった。目が輝いていた。
「あの時は何才だったの!?」
「13サイ」
「えっ!そんなに大きいの?6歳くらいに見えた」
目を輝かせて、私はいろいろ質問をした。しかし、完全に信じたわけではない。
「ねぇ、今、そのお兄さんに会うことはできるの?」
「デキルヨ。スグソコデ店ヲヤッテイルカラ、クル?」
私はその青年についていった。 -
私の右にいる人が、そのお兄さん、ムケである。左の青い服着た青年が私に声をかけてきた人、弟。正直、お兄さんを見てもパッとしなかった。よく顔を覚えていなかったから…泣。
・・・帰国してから、DVDを見直したのだが、お兄さんは本物だった!顔が当時とまるで変わっていない。そのまんまだった。私はすごい人と会ってしまったんだ!と帰国してからが大興奮だった…(笑)。 -
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この旅行記へのコメント (2)
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- おぷさん 2011/02/18 22:07:19
- ラストプライス、20ルピー
- こんにちは、はじめまして。
私も先月、インド・バラナシに行きました。
そして、たまおさんとまったく同じ状況で、モケの弟に声をかけられ、モケに出会いました!
ドラマ版深夜特急世代(?)だったので、かなり感動しました。
お店をやりながら、たくましく生きているモケ(結婚して子供までいる!)に嬉しくなると同時に、実在したんだーと、なにか複雑な気持ちにもなりました。
バラナシは、ガート沿いでぼーっとしているだけでも、退屈せず楽しいですよね。ぜひもう一度訪れたい土地になりました。
続きも読ませていただきますねー。
- たまおさん からの返信 2011/02/23 19:00:14
- RE: はじめまして
- > おぷさん
メッセージ、ありがとうございます。
私も、おぷさんの旅行記を楽しく拝見させていただきました。
おぷさんのお父様のお言葉は、私も妙に納得がいきました(笑)インド人のいないインドがいいです…(笑)
それにしても、火葬場では大変でしたね。私もボランティアと称して青年が近づいてきてガイドを始めたのですが、もちろん私もその時は信じていなくて、ガイド料を取られるパターンだろうと思っていたのですが、幸い「もういいよ。」と言うと去ってくれました。
サンライズボートで、私も花売りの少女が乗ってきて、プジャを流させられました。それも1個のつもりが10個に…。勝手に火を付けてどんどん流すんです。お金を請求してきた時に、かなり喧嘩になりました。私は5ルピーしか渡さんぞ、と。しかし、向こうは1つ5ルピーだと。全部で50ルピー。宿に戻って聞いてみたところ、彼らの言う通りで…。50ルピー投げ捨てました(笑)
「インドにまた行くか?」と聞かれたら、帰国した当初は「もう行かない」と思っていましたが、不思議なもので、時間がたつと「今度行ったら、もう少し上手くやれるだろう」という気になっています。その時は、必ずまたバラナシを旅のフィナーレにしたいです。バラナシは本当に河を見ているだけで落ち着く、インド人がいても、大好きなところです(笑)
また、旅行記、拝見させていただきますね。
それでは、お体に気をつけて。
たまお
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