冬・鳥取　聞きしにまさる。

2011/01/06 - 2011/01/07

車が５００台近くも国道で立ち往生した、船が雪の重みで２００艘以上沈んだ、というニュースは知っていた。だが冬の鳥取は、あまりしらなかった。砂丘や浦富海岸を歩きたくて、鳥取に出向く。
着いたとたん驚く。大阪は晴れだったのに、鳥取は雪が積もっているのだ。まだ降っている。
いつものごとく、レンタカーを借りる。スタッドレスをはいているとはいえ、うまく運転できるか、やや不安がよぎる。
まず砂丘へ。あたり一面、雪景色。ええいままよ、こちとら登山靴だ。海が見える果てまで行く。夏とちがい、人はほとんどいない。が、歩くのも夏よりしんどい。吹雪に傘をとられる。雪が靴にめりこむ。
しかし神秘的だ。「なんでこんなとこまで来たのだろう」と、一瞬考え込むが、来たかったから来たのだ。
岩井温泉に泊まり、あくる日、好天だったので、ふたたび砂丘に挑戦。風で雪が飛んでいた。砂が見えていた。
また歩く。人はいない。砂丘は冬こそではないかと思う。寒さはどこにでもある。
吹雪もどこでもある。スキーやスノボーはないけれど、砂丘のウオーキングも、冬のイベントたりうるのではないか。

エリア 浦富・岩井温泉(鳥取)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

はじめの日の砂丘。あたり一面雪で、砂が見えない。歩くのがややしんどい。

次の日。風で雪が飛ばされたのか、砂と雪が混ざった中を歩く。

白兎神社の横に池がある。氷りついて、足を踏み入れたらどうなるのかと、一瞬考える。

鳥取市内にある仁風閣。はじめて知ったが、由緒ある建物と知る。
かなたに鳥取城跡を見る。

白兎海岸は荒れ模様。若いころは何回かここで泳いだ。
子どもたちも連れてきたことがあった。