プノンペン８：　「オールド・マーケット」

2010/12/22 - 2010/12/22

プノンペンで「トゥール・スレン博物館」と「国立博物館」を見てしまうと、あとはコレっというほどのものはアリマセン。

今日は、市場好きな点から、オールド・マーケットをノミネートしました。
セントラル・マーケットが出来るまでは、オールド・マーケットがプノンペン市民の台所だったのです。
さて、オールドというのですから、かなりボロい、ｷﾁｬﾅｲ、でも活気あふれるものでしょう。

日本でも、戦争直後にはヤミ市というものがあったのですから、オールドにはニューにない何かがあるでしょう。

そういった観点からオールド・マーケットには行ってみないことには、プノンペン市民に申し訳ないのでは、ないでしょうか。

わけの分からない理由で、オールド・マーケットを訪れました。

緊急避難ページ；
http://www.geocities.jp/cnmxx867/eurasia5_074.html

エリア プノンペン(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

セントラル・マーケットを横目に見ながら、更に北方面に進みます。

しばらく行くと、ゴールド・マーケットが華やかに登場。

テントの波、暗い空間。

オールドマーケットです。

主食のひとつ、フランス・パン。

ひとつ１０００Riel=20円。

市場の入り口。

野菜市場。

鮮魚市場。

スィーツ市場。

精肉市場。

いろんな市場が、渾然一体と集まっている、オールド・ マーケット。

ﾊﾟｰﾄﾅｰの好きなアパレル市場。

さすが、オールド市場は、オールドであんまり元気はありませんでした。
活気は、やっぱり、ニューなセントラル・マーケットのほうが上です。

いずれのうちに、ここは再開発され、オールド・マーケットは消えてなくなるのではないか？
っと思われます。

使い切った１００円ライターのガスを充填してくれる、ガス充填スタンド。

物資の少ないここでは、ひとつの物を徹底的に再使用します。
ガスを充填するガス缶も、殺虫剤スプレー缶を再利用したものです。

究極のエコ！！

オールド市場の北側は、超高級住宅街になっています。

はきだめのようなオールド・マーケットとは対照的に、閑静な緑地帯で間をとっています。

立派な遊歩道があり、その上で遊ぶ子供たち。

オールド市場の周辺で営業している屋台一家の子供たちです。
ひとりは、スッポンポンで遊んでいます。

ビルマ様式のパゴダがそびえるお寺が北側に見えます。

どうも北の方は、閑静な地域で、新興地域のようです。
つまり、オールドマーケットは、かつては町の北のキワにあった、ということでしょう。

西のほうに向かって歩きます。

カンボジア・チェス。
人気があるようで、アチコチで見かけます。

プノンペン駅近くにそびえる新しい高層ビル。

全部、中国銀行の建物でした。

新しく建てられた駅舎が見えてきました。

新しい、というのは、見かけ新築ビルにみえるからです。
中はがらんどうで、鉄道はまだ営業していないようです。

ＳＬがありました。

鉄道再開のあかつきには、このＳＬが働くのか？
そうであれば、観光客がわんさかあつまるでしょう。

駅の近くに高級スーパー。

新しいビルなので、鉄道の再開が近い？っという意味か？

日本食の食材が並んでいました。

っということは、この近くに日本人が住む高級 マンションがあるのでしょう。
（日本からの駐在員は、世界中どこでも、たいてい高級住宅地に住んでいます。）

価格は日本の１．５倍くらいか。

カンボジア人の庶民には、手が届きません。
と言っても、彼らはこんなモン、食べないか！？

街角で見つけた庶民のお店。

対照的な焼きブタ屋台。

遠くにセントラル・マーケットのドームが見えます。

だいぶん宿の方に戻ってきました。

途中、こばらが空いたので、中国人経営の食堂で、点心飲茶。

宿の近くの生活市場で、トマトときゅうりを少しだけ買って帰りました。

今日の行程。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/OldMKTMap.jpg

この旅行記へのコメント （1）

• arfaさん 2014/03/16 18:13:12

  オールドマーケット

  こんばんは、arfaです。
  
  オールドマーケットは船着き場のすぐ近くにあり、陸運が発達する前はメコン川・トンレサップ川を通って物資がプノンペンに運ばれていたのでここが街の中心の東側でした。西側はボーンコック湖までのエリアで今でも官公庁がこのエリアに集まっています。
  初めて行った頃は銃も見えるところで売られていてトカレフ（中国製）２ドル、コルト４５ガバメント５ドル、Ｍ１６自動小銃１０ドル、ＡＫ４７が２０ドル、ただ弾は１発１ドル以上したので弾が高いなと感じました。またマリファナも言えば２〜３ドルで出してくれるような物騒な市場だったのを覚えています。
  
  ワットプノンはプノンペン発祥の地、ペン夫人がこのお寺を作ったのが街の発祥です。
  またプノンペンで外国人やお金持ちが多く済むのはシアヌーク通り南側からマオチュー通り北側で東西をモニボン通りとノロドム通りに挟まれたボンケンコン地区が多いです。かつてこのエリアには軍も駐在していてセントラルマーケット近辺よりはるかに治安の良さを感じました。
  
  まだまだお元気に旅をされてるなと拝見しております。また寄せていただきます。