戦国浪漫！城址巡り（名胡桃城～小川城）　／旅浪漫　ノスタルジー探訪記

2009/09/20 - 2009/09/20

三十路を過ぎると、今まで素通りしてきた懐かしいものが急に恋しく感じたりするものです。

高速が安くなったのでふらっと始めた、日帰り郷愁旅行の第4回！

城跡ってなかなか浪漫あるぜ！？
と、前回の群馬の城跡巡りの続きで、戦国時代の足取りを追ってみようと水上温泉へ向かう路上でふらりと立ち寄ってみた戦国時代にうとい新橋企業戦士3人+1人です。

エリア 沼田(群馬)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

関越の月夜野インターから利根川を越え、Ｒ17号月夜野バイパスを月夜野方面にしばらく行った国道沿いに城跡がありました！
正確には、国道が城を分断しちゃってます。
地図の馬出しのところが駐車場になっています。

でっかい案内板がありますので、場所は一目瞭然。
ここは北条と秀吉が対峙している時にひと悶着あり、秀吉の北条攻めのきっかけ口実となった大きな歴史の舞台なんだそうです。
って、パンフのうけ売り。

馬出しから三の郭、二の郭と過ぎ、本丸の間の堀を渡ります。
なんだか、二の郭とか、あっさりしてるような。もう遺構が無いのかな。

深い堀底から。雰囲気ありますねえ。

本丸周囲は断崖絶壁、利根川方向からはとても攻められません。

本丸は綺麗に整備されて、すごしやすい広場となっています。

本丸北側の張り出しも、凄い断崖！

城碑の前で記念！

この碑も存在感ありますねえ〜

本丸の先にささ郭、物見郭とあります、行ってみましょう！

ここの堀と土橋が高低もあり雰囲気たっぷりです。

物見郭からの眺め、絶景！！
利根川方面、そして北条側の沼田城が一望できたようです。
沼田城からも遠景で良く見えたでしょうから、この拮抗が歴史の激動を読んだわけですよ。感無量です。

古い大木が名胡桃の歴史を静かに物語っていました。

今は閑静な本丸跡。
国道からもアクセスしやすい、ふらりと立ち寄るのにおススメの城跡です。

名胡桃城の出城にあたる、小川城址が近くにあるということで立ち寄ってみました。名胡桃城から北に5分ぐらいでしょうか、上越新幹線の上毛高原駅のすぐ近く、国道291号沿いにありました。赤いのぼりが目印です。

国道からすぐに大きな堀があります。名胡桃城と同じように、断崖に囲まれて張り出した崖地を堀で分断したつくりのようです。

高く立派な堀です、本丸を分断する堀で国道からすぐの場所に位置してます。

本丸へ行ってみましょう。

小川城址碑がありました。この城跡には赤いのぼりもそうですが、石碑や標柱もたくさんあります。

本丸跡は手入れされきれいです。

本丸の周りは土が盛り上げられた土塁が巡っています。見事に残っていますねえ。

石垣発見！渋いなあ。

本丸下の堀に戻ってきました。この先は断崖に落ち込んでいます。立派な堀です。大きな規模の城ではありませんが、名胡桃城とセットで立ち寄ると戦国の雰囲気たっぷりです。