プノンペン２：　西へ、東へ

2010/12/18 - 2010/12/18

初めてのプノンペン、取りあえず日本からブックした宿は、洗面器が付いてなく、どこと無く暗い。
名前だけが良いのですーＳｗｅｅｔ　Ｈｏｍｅ！
ボロいスイート・ホームでした。
まあ、最初だから仕方ない。
ﾜﾚﾜﾚに合った宿は、自ら探せ！
探せばアル、のである。
安くて、清潔で、快適な宿は、探せばアルのです。

早朝から、西へ、東へ、時には歩きで、時にはトゥク・トゥクで、プノンペンの街を飛び歩きます。
おかげで、長居できる宿を決めて、おいしい’うどん’も見つけ、街の全貌がぼんやり見えてきました。

プノンペンは首都で、100万都市だけあって、かなりビジーな街です。
でもホーチミンやバンコックほどではなく、しっとりとした落ち着きと、ガサガサした都会の埃っぽさが同居しているような街です。
つい３０年前には、ゴースト・タウンだったものが、よくぞここまで回復したものです。


大量虐殺時代の後の、平和な時代には、「生めよ増やせよ」となり、若者＋子供＋赤ちゃんの人口増加で、活気あふれるアップライジング・ドラゴンの異名をとるアジアを代表する都市であることは間違い有りません。

緊急避難ページ；
http://www.geocities.jp/cnmxx867/eurasia5_042.html

エリア プノンペン(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

最初の宿は東の端にあります。
自分たちに合った宿はすでに探し当てました。
ちょっと東よりです。

今朝は、新しい宿に移動するために、トゥクトゥクを探しに近くの「カンボジア・ベトナム友好の塔」のある公園に出かけてきました。
宿周辺にタムロしている雲助たちは、正直でない連中ばかりなので、少し離れた場所のトゥクトゥクを探します。
相手から必ず声をかけてきますが、2～3話をして、顔を見て、Good guy or Bad guy? かを見極め、Good guyを選んで、値段を聞きます。
Good guyは吹っかけ方がカワイラシイです。

まあ、街の中心まで6,000Riel(120円)が相場です。

公園の内側を、托鉢僧が団体で歩いています。

偉い坊さんが居るのか、先頭で傘をさしかけており、一般信者さんまでがついて歩いています 。

そう、カンボジアは、「仏教の国」なのです。

＊ワット・ボトム　パークにて

カンボジアのトゥクトゥクはこのようなものです。

向かい合わせに４人が座れます。
すわり心地は良く、タイのトゥクトゥクより快適です。
気のいい運ちゃんのおじさんに、キャピトルＧＨ近くの、Hong Phann Hotelまでひとっ走りしてもらいました。
ﾜﾀｸｼたちの荷物も積み込んで。

プノンペンの街を西へ東へ歩き回り、ついに見つけた「快適で、きれいで、安い！」ホテル＝Ｈｏｎｇ　Ｐｈａｎｎ　Ｈｏｔｅｌ(ホン・パン　ホテル）の紹介をしておきます。
ここには、これから４～５日は快適に過ごさねばならない、プノンペンの宿です。

宿のカードの表裏。
バックパッカー（ＢＰ）の間では有名なキャピトルＧＨのすぐ近くです。

ホン・パン・ホテルには、午前９時ころに着きました。

部屋はまだ掃除中で、少し待たねばなりません。

レセプションのおネエちゃん、Miss.Keo SAVON（左）とオーナーの中国人おばﾁｬﾝ。

このKeoちゃんが、とても感じの良い女性で、ホテル自体も良いが、このおネエちゃんのお陰もあると思います。
近くにはＢＰに有名なＧＨが多い中、質を保って、フレンドリーな雰囲気を作っているのです 。

このホテルに行き当たるまで、数々の宿をチェックしましたが、ここが一番良かった。
探せば、あるものです。

ﾜﾀｸｼたちの部屋は３階で、階段を上るのが少し厄介ですが、明るく、清潔です。
部屋でフリーWi-Fiが出来るのは、ありがたい。

プノンペンでは、どこのホテルでも、フリーで無線ネットを楽しめるようになっています。
エライ進歩です。

トイレ、シャワールームに洗面器があるか否か、まずチェック。
ＯＫ。
清潔度合格！

ＴＶ。
ＮＨＫ海外向けＢＳ、ＯＫ！

西の端のSweetHomeGH から町の中心にある Hong Phann GH までの移動トゥクトゥク図です。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/toWestPPMap.jpg

新しい宿に落ち着いたけれど、近くに良いスーパーマーケットがありません。
ガイドブックに載っていた今度の宿近くの、AB Superは改装中で有りません。

東の端、SweetHomeGH 近くのPencil Shopping Centerには美味しいパンがありました。
今度はそれを求めて、東に向かって歩き出しました。

ちょっとした散歩のつもりです。

大きな通りは、埃っぽく、しかも危険が一杯なので、あいの道を行きます。
交通量も少なく、しかも静か。

でも道を横切るときは、気をつけねばなりません。
どこから何が飛び出してくるか、分かりません。
油断大敵な歩きなのです。

アル通りでは、葬式が、

アル通りでは、お坊様にお経を読んでもらい、

しばしの語らい、があるのです。

アル通りでは、結婚披露宴が、

披露宴テントの中では、飲めヤ、歌えヤのヤンヤ、ヤンヤ。

カンボジア人は綺麗好きなようです。
各家庭、お店の前は、各自掃除をしている姿を良く見かけます。

あの、ｷﾁｬﾅｲインディアとは違うンです。

王宮近くの学校。

中から元気の良い、子供たちの騒ぎが聞こえます。

平和は良いものです。

王宮すぐソバにあった、瀟洒なカフェ？レストラン？

さすが、王宮近くですので、静かで、何処となく品があります。
（あくまで、ガサガサした中心地と比べて）

中を覗いてみると、お客さんが美味しそうにヌードルを啜っていました。
覗いてみると、中々、イケそうなヌードルでした。

早速、座って、他のお客さんと同じヌードルを、手まね、足まねのパントマイムで注文。

やってまいりました。
大正解でした。
しかもモヤシ付きです。

ヌードルはイケルし、付いて来たお茶も中々美味しかった。

茶柱が立って、今後のﾜﾚﾜﾚのタビを占ってくれています。

ヌードル（5,000Riel=約100円）に満足して 、王宮方面に歩き出します。

王宮の壁沿い。

王宮横の小道を歩いていたら、小さな小さな商いをするおばﾁｬﾝ連中に出会った。

すぐソバに「血液銀行」があります。
その横に十数人ばかりの男たちが列を作っていました。
警備の人がちゃんと付いています。
どうもその風体、様子から察するに、男たちは血を売りに来ているものと思われます。

売血です。
日本でも釜が崎やあいりん地区には売血所がある、と聞いたことがあります。

でもここは王宮のソバですよ。
さすが、カンボジアです。
あのおばﾁｬﾝ連中は、売血した人たちに安くて栄養のある食べ物を提供しているのだ、と察しられます。

何か、見てはイケナイものを、見てしまった、という感じです。

まだまだ貧困は無くなっては居ません。
国際的な援助と観光に頼っているお国の裏事情に触れたようです。

目ざしたスーパーで美味しいフランスパンを買って帰ります。
ちなみに、カンボジアのスーパーでは、商品の値段表示はドル表示です。
カンボジア・リエルで支払うときは、ドル価格に4,000を掛けて算出します。

西方のスーパーーへの買い物、往復の図。

http://www.geocities.jp/ariyan9912/toWestPPMap.jpg

さて、午前中の散歩が終わって、宿でお休みして、お昼のランチです。
ガイドブックによると、近くに「蘭州拉面館」がある、というので、やって来ました 。
中国各地、どこでも見られる、手延べの蘭州ラーメンです。
たいてい美味しいものでした。

さて、カンボジアではどうでしょうか？

値段は中国の倍。
中々高級です。
ハイ、出てきました。
食べました。
不合格！

中国の蘭州人の作るラーメンには及びませんでした。

帰りに合間の小道を行くと、偶然、市場に出くわした。
市場大好き人間のﾜﾀｸｼたちは、当然行ってみます。

ここはプノンペンの秋葉原？
電気、電子部品の市場でした。
どこか香港や、タイペイの電子部品市場と似た雰囲気でした。
ごちゃごちゃしてます。

（オルッセイ市場 ）

一部に食料品もあります。

本日の行程、ダイジェスト。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/toEastPPMap.jpg

位置関係理解のため、プノンペン全図も。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/WestEastPPMap.jpg