サンフランシスコ、ジャイアンツ球場で子供が走る。

2010/09/18 - 2010/09/20

外からは何度も見たことのある、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地、ＡＴ＆Ｔパークを訪れました。
ウォーターフロント再開発の一環、海の見える素晴らしい球場でした。
この頃は、パドレスとの地区首位争いの真只中で、白熱したゲームが続いていました（この日の応援が効いたのかその後ワールドチャンピオンに）。
リンスカム（ジャイアンツのエース）の先発試合を見たかったのですが、前日に投げていて見られませんでした。
しかし、それより面白いものを一杯見られました。
野球の試合より、始まる前、試合途中、試合後にすごいものが見られました。
特にタイトルに挙げた「キッズラン」は最高でした。
※タイトル写真は、星飛雄馬、ではなく、往年の大投手、フアン・マリシャル。

エリア サンフランシスコ(アメリカ)

• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

座席はバックネット裏後方、僅かに三塁より。
勾配がついており見やすい席。

試合前のセレモニー。

ホームベースとバックネットが近い、近い。
バックネットも必要最低限。

同球場は、ライト側が海でちょん切られたいびつな形状。
ライト側にホームランが出やすい。
それを最大限利用したのがバリー・ボンズ。
ボンズが現役の頃は、ホームランボールを狙うカヌーがこの当たりに大量に待ち構えていた。
ちなみにアメリカの球場は、客席とグラウンドが本当に近い。
その分ファウルグラウンドが極端に小さい。
近くで見せるべきという発想は、大相撲とイギリスのサッカーとに共通。

試合前の、子供を重視したセレモニー。
最初に子供が９人守備位置についている。
紹介されたジャイアンツの選手が守備位置につきそこで子供と交流する。
その場でサインボールにサインし、子供にプレゼント。
子供は大喜びで親元に帰る。

ジャイアンツ先発はジト。
球は遅いが打者をだますテクニックに長けるベテラン。
アスレチックスの元エース。
ビリー・ビーンＧＭのお気に入り。

こんな位置から投げる。
これが彼のセットポジション。

対岸のオークランド、バークレーまでよく見える。

一つ前にビジターのブリュワーズ熱狂的ファンの夫婦。
旦那もブリュワーズのユニフォームを着ていたが、試合中に「餅投げ」のように投げられた往年のスタープレーヤーのユニフォームＴシャツをゲットし、着替える。
背中を見ると日本人初のメジャーリーガー「ＭＵＲＡＫＡＭＩ」。

上から見たダッグアウト。

7回裏の前には今でも起立して
「ＧＯＤ　ＢＬＥＳＳ　ＡＭＥＲＩＣＡ」

今日の観衆、当てっこゲーム。

今日はジャイアンツの大勝。
ハイタッチで選手退場。

すると即、「ＫＩＤＳ　ＲＵＮＳ　ＴＨＥ　ＢＡＳＥ」がスタート。
美味しい美味しいシーズキャンディ提供。
参加した子供にはご褒美にキャンディバー１本プレゼント。

子供と子供ずれの家族をグラウンドに招待し、ベースを４分の３周走らせてくれる。
大人気で延々４０分も続く。
やりたい人が無くなるまで。
子供ファンの育成に力を入れているのがわかる。
親も子供連れで観戦に来たくなるはず。

ライトスタンド下のゲートから入場。
場外なので、観戦していなくても並べてしまう。
それで次にチケットを買ってくれれば、よし、か。

観客のいなくなった、とても芝のきれいなグラウンド。

ボランティアおじいちゃんが仕切る。
野球好きのおじいちゃんには最高のボランティア機会。

１塁ベースからスタート。

ホームベースがゴール。
小さな子だけ、親の付き添い可。

子供がこんなにいたとは・・・

ボランティアのおじいちゃん楽しそうです。

走り終わったら、バックネット裏から退場。

ダッグアウト横の特別席。
掘り込み席です。
法人が招待パーティーで使うようです。

選手監督のみなさん。
ゴミは自分でゴミ箱へ。
子供に見本を示しましょう。

バージンアトランティック提供のＶＩＰ席。
外野席を高く売る工夫。

場外からも、チラッと見えるのが、ご愛嬌。

外には、ウィリー・メイズとフアン・マリシャル大明神が。

当日見れなかったリンスカムのフィギア。
臨場感バツグンだったのでゲット。
２０ドル。
チケットは２７ドル。