ブカレストからブラショフ、シギショアラ、スチャヴァ、シナイア

1997/06/05 - 1997/06/14

アエロフロートでモスクワに一泊のトランジットだったが指定のホテルは空港近くのノボテル。しかし、1万円も出すのにホテルの部屋のあるフロアしか出られず、軟禁状態だった。以来アエロフロートは使わなくなった。ブカレストからブラショフ、ブラン城、シギショアラと観光した後改めて五つの修道院があるスチャヴァに飛行機で飛んだ。田舎の空港で降りて空港バスで市内に向かう。地図を見ながら歩きだすのだが自分のいる場所がどこかわからない。シンボルとなる駅かバスステーションに向かおうと歩きだし、横を歩く地元の人に道を聞く。するとここは「ヤシ」だという。飛行機で違う町に降りてしまったのだ。国内線で搭乗券も間違いはないはずだったが、ひょっとして途中にヤシを経由する飛行機だったのかもしれない。駅に行ってスチャヴァ行きの列車を探すが窓口は混んでいて大変だった。どうにかコンパートメントの席が取れて乗車をした。同じ車両にスチャヴァの人がおり親切にもガイドを買って出てくれた。兄弟でバーをやっている彼は修道院をめぐるのに車を出してくれた。修道院は遠くに散らばっており車でないとみて回れない。全部を見ることはできなかったが1日がかりで案内をしてくれたので向こうからの要求はなかったが相応の謝礼はした。あくまでも好意でしてくれたように感じられた。ルーマニアはミレーが描くような農業の国で牧歌的な光景があちこちで見られ心が休まる国だった。ロマもだいぶ活躍しているようだが遭遇はしなかった。スチャヴァから電車でシナイアを見てブカレストに戻った。

エリア その他の都市(ルーマニア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

シギショアラの時計塔。

ヴァラド公の名前があったレストラン。これもシギショアラ。