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社台滝(しゃだいたき)は、北海道白老町、社台川の上流部にあたります。<br />高さ100m、幅100mといわれ、とてつもなく巨大な滝ですが、<br />アクセスは容易ではなく、北海道の人にも殆ど知られていない滝です。<br /><br /><br />〜〜〜〜〜<br /><br />かなり以前、丁度滝めぐりをかじり始めた頃、<br />テレビ東京系列の番組、TVチャンピオンの滝通選手権でこの滝を見ました。<br />悪魔が吼えるような滝の姿に、日本にこんなところがあるのか!?と驚愕し、<br />そのアプローチの様子を番組で見るにつれ、<br />「うわっ、絶対こんなとこ行けない。。」<br />見てみたいのに、自分ではいけないところがあることに驚嘆が落胆に変わっていった。。 <br /><br /><br /><br />〜〜〜〜〜<br /><br />それから何年経っただろう。<br />ひょんなことからこの滝を訪れるチャンスを得た。<br />日本の滝百選を制覇しようと思い、各地を転々としていると<br />どうしても単独では難しく、更には技量を必要とする滝が出てくる。<br />どうにかクリアしたい。。<br />その時に助けてくれるのは滝好きの仲間です。<br />4TraのJOECOOLさん、GOTOCHANさん、フジケンさんは<br />滝めぐり素人だった私のスキルを一段階上げて頂いた方々。<br />そして仲間の知人が又仲間になり、気が付けばとても多くの滝の知り合いが出来ました。 <br /><br /><br />そのうちのお一人から北海道遠征の話が出て、その中に社台滝の名前が!<br />テレビを見ていた頃に比べれば少しは技量も上がったと思いますし、<br />問い合わせると「Kuropisoさんだったらアプローチは問題ないでしょ〜」の回答に、<br />無理矢理予定を調整し、参加表明をしたのは言うまでもありません。<br />北海道にまで行って美味しい食事、温泉付きの立派なホテルや旅館も二の次で<br />二時間沢を登って滝に行く、そして移動し、又二時間かけて沢登りして滝に行く。。<br />滝に特に興味のない人にとっては「バカじゃないの?」と思われるかもしれませんが、 <br />今はそれが面白くて仕方ありません。<br /><br />〜〜〜〜〜<br /><br />さて、社台の滝ですが、支笏湖の南部、白老郡白老町に位置します。<br />国道36号線にある『インクラの滝』(日本の滝百選)の看板。<br />その看板から林道に進入しダートを10km程度走り、インクラの滝展望台まで進みます。<br />その先、さらに林道を進むことになるのですが、<br />入口のゲートは当日は開いていましたが、閉まっている話も聞いたことがあり、<br />閉まっていた場合、それこそ社台川まで<br />とても長い道のりを歩くこととなります。<br /><br />開いていてもその先のダートの状態は酷く、<br />車高の低い車は腹をすることを避けられないでしょう。<br />川の左岸を4km程度、遡ると行き止まりになり、<br />ここからは徒歩で川の遡行で進みます。<br />5〜10m程度の川幅で膝下程度の水量。<br />ルートファインディングをしながら渡渉を行います。<br />もちろん、水量の多いときは危険ですので<br />天候の変化には注意が必要です。<br /><br />おまけにここは北海道、ヒグマの巣窟。<br />熊よけ鈴はもちろんのこと、高いですがスプレーなどを携帯したほうが無難です。<br /><br />2時間程度遡行を続けると、<br />岩の大きさも巨大となり、前に進むのが容易でなくなります。<br />全身を使ってそこをのりきれば、スッと目の前が開け、「悪魔の顔」が姿を現します!!<br />

空にそびえる悪魔の顔 社台滝  /北海道白老町

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2010/08/29 - 2010/08/29

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kuropiso

kuropisoさん

社台滝(しゃだいたき)は、北海道白老町、社台川の上流部にあたります。
高さ100m、幅100mといわれ、とてつもなく巨大な滝ですが、
アクセスは容易ではなく、北海道の人にも殆ど知られていない滝です。


〜〜〜〜〜

かなり以前、丁度滝めぐりをかじり始めた頃、
テレビ東京系列の番組、TVチャンピオンの滝通選手権でこの滝を見ました。
悪魔が吼えるような滝の姿に、日本にこんなところがあるのか!?と驚愕し、
そのアプローチの様子を番組で見るにつれ、
「うわっ、絶対こんなとこ行けない。。」
見てみたいのに、自分ではいけないところがあることに驚嘆が落胆に変わっていった。。



〜〜〜〜〜

それから何年経っただろう。
ひょんなことからこの滝を訪れるチャンスを得た。
日本の滝百選を制覇しようと思い、各地を転々としていると
どうしても単独では難しく、更には技量を必要とする滝が出てくる。
どうにかクリアしたい。。
その時に助けてくれるのは滝好きの仲間です。
4TraのJOECOOLさん、GOTOCHANさん、フジケンさんは
滝めぐり素人だった私のスキルを一段階上げて頂いた方々。
そして仲間の知人が又仲間になり、気が付けばとても多くの滝の知り合いが出来ました。


そのうちのお一人から北海道遠征の話が出て、その中に社台滝の名前が!
テレビを見ていた頃に比べれば少しは技量も上がったと思いますし、
問い合わせると「Kuropisoさんだったらアプローチは問題ないでしょ〜」の回答に、
無理矢理予定を調整し、参加表明をしたのは言うまでもありません。
北海道にまで行って美味しい食事、温泉付きの立派なホテルや旅館も二の次で
二時間沢を登って滝に行く、そして移動し、又二時間かけて沢登りして滝に行く。。
滝に特に興味のない人にとっては「バカじゃないの?」と思われるかもしれませんが、
今はそれが面白くて仕方ありません。

〜〜〜〜〜

さて、社台の滝ですが、支笏湖の南部、白老郡白老町に位置します。
国道36号線にある『インクラの滝』(日本の滝百選)の看板。
その看板から林道に進入しダートを10km程度走り、インクラの滝展望台まで進みます。
その先、さらに林道を進むことになるのですが、
入口のゲートは当日は開いていましたが、閉まっている話も聞いたことがあり、
閉まっていた場合、それこそ社台川まで
とても長い道のりを歩くこととなります。

開いていてもその先のダートの状態は酷く、
車高の低い車は腹をすることを避けられないでしょう。
川の左岸を4km程度、遡ると行き止まりになり、
ここからは徒歩で川の遡行で進みます。
5〜10m程度の川幅で膝下程度の水量。
ルートファインディングをしながら渡渉を行います。
もちろん、水量の多いときは危険ですので
天候の変化には注意が必要です。

おまけにここは北海道、ヒグマの巣窟。
熊よけ鈴はもちろんのこと、高いですがスプレーなどを携帯したほうが無難です。

2時間程度遡行を続けると、
岩の大きさも巨大となり、前に進むのが容易でなくなります。
全身を使ってそこをのりきれば、スッと目の前が開け、「悪魔の顔」が姿を現します!!

同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー ANAグループ 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 大きく口を開け、何を叫ぶのか恐ろしい顔。<br />普段から水量は多くない滝ということもあり、<br />その顔面を幾筋にもなって流れ落ちる白水は「滝?」って感じかも知れませんが、<br />この異様な光景は何時間見ていても飽きません。<br />そのうち、怖かった顔が段々愛嬌のある顔に見えてくるのです。<br /><br />

    大きく口を開け、何を叫ぶのか恐ろしい顔。
    普段から水量は多くない滝ということもあり、
    その顔面を幾筋にもなって流れ落ちる白水は「滝?」って感じかも知れませんが、
    この異様な光景は何時間見ていても飽きません。
    そのうち、怖かった顔が段々愛嬌のある顔に見えてくるのです。

  • 滝前には大きな岩が横たわります。<br />これをルートを見つけながら乗り越えます。<br />浮石もあるので注意が必要。<br />転落すれば大怪我は免れません。<br /><br />私が少し下流より写真を撮っている間に<br />仲間達は滝に到達したようです。<br />実際にこの水量で、大きな岩がゴロゴロしているので、<br />滝壺は存在しません。<br /><br />右端の中ほどに人が写っていますが、<br />これでこの社台滝のスケールがお分かり頂けるでしょうか。<br /><br />〜〜〜〜<br /><br />滝前に二時間位いたでしょうか。。<br />帰りの予定を考えるとそろそろここをあとにしなければなりません。<br />再訪を誓うにはあまりにも遠く、厳しい道のり。<br />その姿を目に焼きつけ、社台の悪魔に別れを告げました。<br /><br />

    滝前には大きな岩が横たわります。
    これをルートを見つけながら乗り越えます。
    浮石もあるので注意が必要。
    転落すれば大怪我は免れません。

    私が少し下流より写真を撮っている間に
    仲間達は滝に到達したようです。
    実際にこの水量で、大きな岩がゴロゴロしているので、
    滝壺は存在しません。

    右端の中ほどに人が写っていますが、
    これでこの社台滝のスケールがお分かり頂けるでしょうか。

    〜〜〜〜

    滝前に二時間位いたでしょうか。。
    帰りの予定を考えるとそろそろここをあとにしなければなりません。
    再訪を誓うにはあまりにも遠く、厳しい道のり。
    その姿を目に焼きつけ、社台の悪魔に別れを告げました。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • フジケンさん 2010/12/17 23:53:27
    悪魔ですね
    素晴らしい写真ですね〜 改めておめでとうございます

    私も行けるような機会がこの先あればなぁ
    時間と予算と危険度・・・すべてを含めて一番遠い存在です(^^;

    kuropiso

    kuropisoさん からの返信 2010/12/21 09:34:51
    RE: 悪魔ですね
    フジケンさん、おはようございます。

    4Traって、あまりお越しになってないと思ってましたよ〜。
    ご無沙汰していますが、お変わりないでしょうか。

    社台滝の危険度はフジケンさんにとっては楽勝ですよ。
    他に行かれてるところのほうがよっぽど危ないです!(笑)

    ただ、やはり問題は時間というか、
    この滝の為に時間を割けるかというところでしょうか。。
    北海道に行くだけでも大変ですしね。。

    〜〜〜

    又、どちらかでご一緒させて下さい。
    東京に戻ってしまったので、
    ちょっと西方面には行きにくくなりましたが、
    又の機会を楽しみにしております。

    今年一年、本当に御世話になりました。
    良いお年をお迎え下さい。




  • JOECOOLさん 2010/12/17 22:15:23
    「悪魔の滝」の雄姿(恐姿?)
    こんばんは!
    「悪魔の滝」の雄姿(恐姿?)を見ました!
    私も滝めぐり初心者だった頃にTVチャンピオンで見て「こりゃあ、自分では行けないな〜」と同じように思いました。
    自分の知り合いが実際に行ったということさえ驚きです。

    それにしてもやはり凄い滝ですね〜。
    滝前に立った時はきっと鳥肌が立ったことでしょう!
    右に小さく写っている人物は目をこらして見ないとわからない程ですね〜。
    JOECOOLも行ける日が来るかな...

    by JOECOOL

    kuropiso

    kuropisoさん からの返信 2010/12/21 09:24:38
    RE: 「悪魔の滝」の雄姿(恐姿?)
    JOECOOLさん、おはようございます!!

    社台もコーナーを曲がった先に、「ズオオッ」(変な表現。。)
    っと現れる感じがあるので、「オオッ!」っと思う事間違いなしです。

    相手が大きすぎて最初は判らないのですが、
    滝の前面に人が辿り着いたのと比較すると
    正に鳥肌物です。

    行程は沢靴さえあればどうにかなります。
    双門に比較すれば、体力的にも距離的にも楽だと思います。
    双門のように死の危険の場所もないです。
    ただ、熊の巣窟ということがありますので、
    単独でないほうがいいと思います。
    (私がご案内できればよいのですが、
     お連れする側に立った場合、自信がありません。。)

    あとは、周辺に観光地があまりないので、
    折角北海道に来て、社台滝目的だけで
    一日を使うことをよしとするかでしょうかねぇ。。
    (あ、インクラがあるか。。)


    年内、既に滝納めはなさいました?
    又、滝初めは?
    又、ご一緒させて下さいませ。

    今年一年、本当に御世話になりました。
    良いお年をお迎え下さい。

    Kuropiso

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