クイーン・ヴィクトリア号　地中海＆アドリア海クルーズ　⑬ドブロブニク

2010/10/29 - 2010/10/29

バルセロナから乗船したクイーン・ヴィクトリア号（ＱＶ）、
10日目はアドリア海の真珠と称えられるドブロブニクへ寄港します。

午前中は本船のエクスカーション「ツアダブトとドブロブニク観光（$55/一人）」に母と二人で参加しました。

中世時代はベニス商人が銀やガラス製品を、アラブ商人が象牙やペルシャ絨毯を運び、海運都市として栄えました。

1979年、世界遺産に登録されたドブロブニクは1991年のユーゴスラビア内戦で破壊され、市民の手で再建された街です。

写真は旅行のパンフレットでお馴染みの景色です。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

7：19
バルコニーより望むサンライズ

昨日の雨も上がって良いお天気になりました。
ドブロブニクの入港が楽しみです。

8：50
朝食を終えて、バルコニーに出てみると、クロアチアの大地が見えます。

ＱＶはまもなくアドリア海のドブロブニクに入港します。

バルコニーからオレンジ色に統一した美しい屋根の街並みが見えます。

程なく接岸。
10：10
入港シーンを楽しんだ後、ＱＶのエクスカーション
「魅惑のツァヴタットとドブロブニク観光」に出発しました。

バスで走ること15分、途中下車をして撮影タイムを取ってくれました。
パンフレットでお馴染みの景色が目の前にありました。

アドリア海の真珠
美しい景色を堪能して、またバスに乗り込みます。

10：35 美しいリゾート地「ツァヴタット」に到着
クロアチアの最南端にあるあるコナブレ地方の小村ツァヴタットはアドリア海沿岸では最も古く、古代ローマの都市として知られています。

美しい景色を眺めながらオレンジジュースと干しイチジクでオヤツタイムです。

これが見た目と違って美味しくて、３個も頂きました。
生のイチジクより甘みが増して、とても美味しかったです。

ガイドさんの説明の後、ここで１時間のフリータイム。

街といっても小さくて、お土産物店も少しはありますが、
１時間もどうやって潰そう・・・

まぁ、景色は素晴らしいので湾を眺め、写真を撮るぐらいでしょうか。
一日中、見ていても飽きない景色ですが、
時間の制約がある身で、のんびり過ごすのは勿体ない。
「日本からは遠いのよ、早く旧市街に行きたい。」と、心の叫びが・・・

右を向けば小さな教会があり・・・

教会の隣に土産物店とレストランが並ぶ。
でも、買いたいモノはない。
というより、クロアチアの通貨を持ってない。
クレジットカードも本船のセーフティーボックスの中。(~_~;)

お金も無いし、することがありません。

散策中に見かけたプロパンガスを運ぶおじいさん。
ボンベの色が可愛くて・・・
のどかで微笑ましい場面に出合えました。

母はバスの中で待っていると言うので、駐車場の前で暇を潰すことにしました。

若い漁師さんがハンバーガーを猫たちに分け与えています。
どうりで猫が人懐こい訳だわ。

親子さんでしょうか？　釣ってきた魚を並べていました。
本当にのどか！

どれどれ、何が釣れたのかなぁ〜？

集合時間まで、のんびり待つＱＶの乗客。

ようやくフリータイムを終え、一路旧市街へ。
バスで走ること20分、旧市街が見えてきました。
海の色が美しいです。

写真は車窓から

12：50　旧市街に到着
ピレ門から入ります。

旧市街では城壁を歩くのがお薦めなのは分かっています。

が、腰痛の母がいる、お金を持ってない、お腹が空いてきた・・・
という理由で、ざっと写真を撮ったら、本船に戻ろうということになりました。
クロアチアは必ずリベンジしたい国なので、今回は母の体調に合わせて我慢の子なのです。

ピレ門から入ると左側にあるフランシスコ会修道院
14世紀後期に建てられ、ヨーロッパで3番目に古い薬局があって今でも営業中らしい。
中に入る時間はありませんが・・・

15世紀に造られたオノフリオの噴水
スルジ山から水を引いて水を供給し、現在でも飲むことができます。

母を噴水に座らせて、メインストリートのプラツァ通りを歩きます。
世界遺産の街で、こういうパフォーマンスをよく見かけます。

正面突きあたりにある時計塔。　
今回はここで引き返します。
母を待たせていると思うと焦ってしまって・・・

地図で確認すると、もう少し歩けば旧港に出られたはずなのに、残念でした。
リベンジ出来ますように！

途中で面白いパフォーマンスに出合いました。

女性の右腕にはカラフルなオウムが５羽も・・・
一緒に写っていくらなのでしょうね？

中世らしい石畳の路地が魅力的！
こんな路地に入ってみたい・・・誘惑に負ける訳にはいかない。

メインストリートから一歩路地に入ると・・・洗濯物が眩しい
世界遺産の街で、人々の暮らしが垣間見えました。　

13：20
ピレ門を出てシャトルバスの停留所へ向かいます。
ピレ門広場から本船まではシャトルバスで15分、
バスがなかなか来なくて、本船ビュッフェで食事をしたのは2時過ぎでした。

昼食後、もう一度一人で旧市街に行くつもりでしたが、シャトルバスの混雑にすっかり疲れ果て、結局諦めました。
秋晴れの気候の良い時に城壁を歩けないのはとっても心残りでした。

写真は岸壁に並ぶ露店
ここはユーロが使えますが、残念なことに干しイチジクはありませんでした。

16：30　下船用のギャングウェイを片づけて、出港の準備をしています。

世界遺産のドブロブニク・・・心残りのままキャビンに戻りしました。

16：40
本船は新港に停泊しているので、デッキから旧市街の城壁は見えません。

デッキから見えるのは新市街の家並みです。

本日のドレスコードはセミフォーマル
下船が近いのでシェフの行進がありました。
ブリタニア・レストランの吹き抜けが小さいので、盛り上がりがイマイチです。
New Year Concertのエンディング曲でお馴染みのラデッキー行進曲は同じです。

QM2との違がいは生演奏が殆ど無くて、優雅な雰囲気がありません。
テーブルのお花も一輪挿しだし。
↓こちらはQM2
http://4travel.jp/traveler/emuemu/pict/18408349/

フォーマルディナーではありませんが、ロブスターがありました。
大きくて美味しかったです。

デザートのグレイシャーアイスがミント味で美味しく、ブラックチェリーとの相性もバッチリでした。

19:45　クイーンズルームでは優雅なクラシック・コンサートがありました。

ピアノストの二ールさんがとっても素敵だとディナーの時話題になって、
皆でクイーンズルームに移動しました。

噂に違わず素敵な方でした。
とても優しい弾き方で、きっと繊細な方なのだと思います。

コンサートの後はクリスマスマーケットセールを見にローヤルアーケードにやって来ました。
チョコレートをはじめ、クリスマスソングを歌うサンタの人形やトナカイのぬいぐるみが一杯並んでいました。

↓私がハマったのはコレ！！
http://www.youtube.com/watch?v=Ws31GMtsr4w
迷って、迷って買ったLaughing Monkey（＄29.99）

夜のショーはクルーズのお楽しみの一つなのですが、ＱＶのショーはイマイチなので殆ど行かなくなりました。

明日は最後の寄港地ヴェネチアです。

この旅行記へのコメント （2）

• ホーミンさん 2011/11/13 11:17:45

  豪華客船でアドリア海を

  エムさま
  
  こんにちは。
  先日はご訪問に投票書き込みとありがとうございました。
  
  エムさんはクルーズがお好きなんですね。
  優雅でいいなあとは思いつつも、時間と（これはなんとかなるかもしれない）お金（これはどうにもならない）がなくて、多分一生縁がないと思います。
  でもこうして拝見していると、一生に一回くらいは・・・と思ったりもします。
  教えてもらわなければ、船の中と言うことがわからないくらい豪華ですね。
  
  私も去年の7月にクロアチアに行きました。
  あの高台から、沖に停泊した大きな船が見えました。
  そこから小型ボートでせっせとドブロブニクの港に、人か荷物を運んでいるのも見えました。
  豪華客船でアドリア海を航海しているんだね、バスツアーの私たちと違ってお金持ちが乗ってるんだね、とツアーの仲間たちと羨ましがっていたのを覚えています。
  
  アドリア海は、どこに行っても恐ろしいくらいきれいな海ですね。
  

  エムさん からの返信 2011/11/14 14:46:20

  RE: 豪華客船でアドリア海を

  ホーミンさん、こんにちは〜。
  ご訪問ありがとうございました。
  
  > エムさんはクルーズがお好きなんですね。
  
  高齢の母が一緒なので、最近はクルーズが多かったです。
  寝ている間に次の寄港地に着き、下船までスーツケースのパッキングがないのが何よりの魅力です。
  また、世界中の人達と一緒に暮らしているようで船内ライフも楽しいです。
  
  地中海クルーズは効率よく各国を周り、船内での飲食（アルコール以外）は無料ですし、
  船のランクに拘らなければ、かなりリーズナブルですよ。
  ただ、寄港地観光に時間的制約があり、この点が不満ですね。
  
  > 私も去年の7月にクロアチアに行きました。
  > あの高台から、沖に停泊した大きな船が見えました。
  
  私も高台からクルーズ船を見ました。
  我々が乗船したQVは新港に停泊し、旧市街地から離れていました。
  ツアーに参加したため、時間が無くて城壁を歩くこともできず、心残りでした。
  いつかリベンジできればいいのですが・・・
  
  そうそう、チャングムテーマパークが年内閉鎖とは残念でした。
  お隣なのに、いつでも行けそうで遠い韓国です。
  
  ではまた〜。