2003/03/07 - 2003/03/09
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旅〜kimamaさん
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2003年3月7日からの韓国週末旅行。
短い滞在ながらも世界遺産をテーマに到着日早々まずは水原の「華城」へ(旅行記http://4travel.jp/overseas/area/asia/korea/suwon/travelogue/10526430/)。
それからいったんソウルへ戻り一泊してから、翌日金浦空港からアシアナ航空にて製鉄の街浦項(ポハン)へ。
空港から路線バスにて駅へ向かい浦項駅から慶州駅へ。
初の海外旅行(高校の修学旅行)で訪れて以来の10年ぶりの慶州。
当時も訪問したはずの古墳公園や仏国寺を再訪、何となく思い出したようなこんなだったかなぁと昔を思い巡らせながら、ゆっくりと見て回った。
●古墳公園(大陵苑)
慶州一帯には新羅王朝時代の数々の古墳や城址、仏教遺跡が残されているが、5つの地域にまたがるその代表的な遺産群がまとめて2000年に「Gyeongju Historic Areas」として世界遺産に登録された。
大陵苑はその慶州歴史地域を代表する古墳群である。
●仏国寺
8世紀中ごろ新羅王朝の景徳王の時代に建造された仏教寺院。破壊や荒廃が進んでいたが、韓国政府によって修復が進められ、1995年には石窟庵とともにSeokguram Grotto and Bulguksa Temple」として世界遺産に登録された。
今回の旅では時間的制約のため残念ながら石窟庵まで足を運ぶことができなかった。
その分、仏国寺をのんびりゆったり散策できたのはよかったように思える。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ソウル中心部から地下鉄にて金浦空港へ。
アシアナ航空の「STARALLIANCE」塗装機を発見したので写真に収める。
目的地浦項行きの機体はおなじみグレー色のアシアナ航空機で向かった。 -
機体はいったん日本海に抜け、海側から半島に向けてランディング。
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こじんまりとしているが、真新しい近代的な浦項空港。
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空港から路線バスで浦項駅へ。
浦項は東洋最大規模の製鉄所を擁する韓国北東部の工業都市で、人口も50万人を超える。
その反面、駅舎は地方都市のひなびた様相を呈しており、乗降客も少ないようだった。 -
浦項→慶州の切符。
昔の国鉄時代のような厚紙切符で懐かしかった。 -
規模は小さいながらも韓国の伝統家屋の佇まいを残す慶州駅の駅舎。
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慶州市内の伝統的民家。
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街角の商店。
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寒い中路上でミカンを売る慶州のオモニ。
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慶州の見どころの一つである古墳公園。
正式には大陵苑と呼ばれ、園内には数々の墳墓が残されている。 -
古墳公園内。
あちこちに墳墓が点在しており、その数は23にのぼるという。 -
冬の古墳公園は茶色一色だったが、春以降は緑鮮やかな芝で覆われるようだ。
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天馬塚
古墳公園内で最も有名な見どころの一つ。
155号古墳とも呼ばれており、発掘調査の結果、金の冠や装身具・馬具・武器、そして名前の由来となった白樺の皮に描かれた天馬図(馬の泥除け)など1万点を超す出土品があったそうだ。 -
天馬塚内部
天馬図をはじめ、さまざまな出土品が展示されている。 -
味鄒王陵
中国の『三国史記』に味鄒王は「大陵」に葬られたという記載があることから、この古墳群全体が「大陵苑」と呼ばれる所以だそうだ。 -
李氏朝鮮時代の衣装をまとった人が通り過ぎようとしていたので、あわてて撮ってみた。
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慶州市内から郊外へ向かうバスに乗り、田舎ののんびりとした景色を楽しみながら、古刹・仏国寺へ。
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仏国寺入口で睨みをきかす仁王像。
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正門をくぐったところに延びる参道。
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境内への入口となる紫霞門。
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紫霞門を逆側から眺める。
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斜め横から見た青雲橋、白雲橋、紫霞門。
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正面から見た青雲橋、白雲橋、そして紫霞門。
青雲橋は17段、白雲橋は16段あり、あわせて33段の石段が続いているが、仏教の世界で33という数字には未だ仏の境地に達せずという意味合いがあるらしい。 -
仏国寺境内へ。
まず目に入るのが本殿である大雄殿。 -
黄金色に輝く仏像。
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国宝にも指定されている多宝塔。
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観音殿へと続く階段とその入口。
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観音殿
文字通り観音様が祀られている殿堂。 -
同じく観音殿。
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観音殿の裏手にはこうして石積みがされたものが散在していた。
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大きな梵鐘。
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順路に従って出口に向かう。
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水原の「華城」、そして慶州の「古墳公園(大陵苑)」・「仏国寺」と廻った2泊3日の韓国の旅もあっという間に終わりを迎えた。
10年前修学旅行で訪れた慶州の記憶もあまり残ってはいなかったが、今回ゆっくりと散策しながらその歴史的・文化的遺構を味わうことができたように思う。
近さ故の共通点、海を隔てたが故の相違点、これらに気づくことができることも韓国の旅の面白みかもしれない。
また来よう、お隣の国韓国へ。END
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