2010/09/10 - 2010/09/10
204位(同エリア347件中)
tuviajeroさん
- tuviajeroさんTOP
- 旅行記137冊
- クチコミ6件
- Q&A回答106件
- 145,432アクセス
- フォロワー9人
本日はホブンウィープの遺跡を観て廻る予定です。ホブンウィープ国定公園は、幾つかの遺跡コンプレックスに分かれていて、中心の遺跡群に当たるリトル・ルーイン・キャニオンが一番大きく、ビジター・センターもキャンプ場もここに有ります。ここは平らな地形にひび割れのように小さな谷(と云うか涸れ沢)があり、その谷の行き止まりの上と谷の中に先プエブロ(アナサジ)インディアンの住居遺跡が散在するものです。午前中はここを見物し、午後には少し離れた所にあるカホンと云う遺跡コンプレックスを観に行く予定です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
遺跡にはキャンプ場から歩いて行けます。先ず、一度谷の下に下りて向こう側に上がりますが谷と云うほどの深さが無いので極普通のハイキングです。途中にもこんなベンチが在ったりします。ハイキングコースは谷の上を廻るものなので谷の中にある遺跡は上から眺めるだけです。
-
この谷はキャンプサイトと繋がっていて、行き止まり部分の谷の上と中に遺跡が集中しています。
-
建物は崖の上部分の分だけでも10箇所ぐらいあって、名前もキャッスルとか砦とか色々と付けられていますが、それは建物の雰囲気だけからのもので、実際の夫々の用途は分かっていません。この種の建造物群はこのホブンウィープ周りにも何箇所かあり、車で数時間ほどのコロラド側にあるメサ・ベルデ国立公園には大規模な遺跡群があります。
-
これは“砦”を崖の向かい側から見たところです。この文化は一般的に以前はアナサジと呼ばれていましたが、アナサジとは古の“敵”とか“よそ者”とか云う“ナバホ語”をそのまま使っていたが定着していたものなので、現在は“先プエブロ(Ancestral Puebloan)”文化と呼ばれる傾向になっています。
ナバホの「古の“敵”あるいは“よそ者”」と云う表現は何も昔ナバホとアナサジ(先プエブロ)が敵対していたと云う意味ではなく、先プエブロ人たちが立ち去った後に時間を置いてナバホが流入してきて、以前の文化の痕跡をみてその先住民達を「古の“よそ者・見知らぬ人々・敵」と表現したという事でしょう。 -
プエブロとはスペイン語で村を意味します。確かにプエブロ・インディアン系の住居は所謂我々の概念の建築物と村の概念に合致します。この建物は楕円形の建物が並んで建っていて集会所か倉庫みたいです。
-
違う角度からの眺めです。ホブンウィープの遺跡はメサ・ベルデのものに良く似ているのですが、メサ・ベルデの谷はずっと深く、その多くの遺跡は崖の中腹に空いた巨大な穴の中に建てられている所が違います。また、ホブンウィープの場合は遺跡の中への立ち入りが禁じられているので良く分かりませんが、円形の宗教施設、キバがありません。無いはずは絶対無いので目立たないだけでしょうけど数が少ないのではないかと思います。
-
このように泥と石を組上げていますが、表面には漆喰を塗った痕跡が残っている場合もあります。
-
こちらは谷の中の住居ですが、このように自然の岩の形を利用して作るものも結構あります。特にメサ・ベルデでは洞窟の壁に石で壁を増設する形が多いです。
-
こちらは谷の中にある円形の構造物です。この種の遺跡には四角や円形のタワーがあります。
-
行き止まり側から見た谷です。逆光で見難いですが遺跡が散在しています。
-
こちらが谷の奥を見たところです。
-
これが一番奥です。谷の中に四角いタワーが見えます。入り口の大きさを見てもらうと分かりますが、結構大きなタワーです。これだけの建築物を安定して支えている技術もかなり高いものだと思います。
-
奥に見えるのがこの遺跡群の中で最大のキャッスルですが、勿論本当の使用目的がお城だった訳ではありません。あくまでも後世の西欧文化の目を通した印象でしかありません。
-
これが谷を隔てた側から見たキャッスル・コンプレックス全体です。
-
キャッスルの脇には当時のチェックダムもあります。チェックダムは状況に応じて色々な訳がされますが、小さな堰の総称と理解すれば良いと思います。この場合は雨水を集めるための小型の堰(ダム)です。
-
キャッスルの壁に所々白いブロックが見えますが、これは漆喰が塗られていた痕跡です。
-
キャッスルの足元にスクウェア・タワーが見えます。良く見ると基礎の部分にも精巧な石垣が組まれています。石垣は左方向に延びていますので他にも構築物が有ったのかもしれません。
-
正面からのキャッスルです。全体的にこんな環境の場所です。キャッスルの背後が谷で右端に見える建物は谷の向こう側に建っています。
-
砦の内側を見ると内壁にも漆喰が塗られていた事が判ります。
-
谷の中に建つ円形のツイン・タワーと、手前にある岩は壁を作って住居に改造してます
-
こちらは岩の上に構築物を作ったようです。何故こんな所に建てるのでしょうか。この直ぐ近くの他の遺跡でも岩の上に大きなタワーを建てています。
-
崖の上に一つ、直ぐ下の円形タワーはツイン・タワー、中腹に岩の住居、谷底に円形の構築物が見えます。
-
キャッスルを逆側から見たところです。別に建物が密集しているわけでも無いのに、背の高い建物が多いです。壁を補強するために所々に木製の梁を通している場合もあります。壁に開いている穴は風通しの他に梁の為の穴もあります。
-
この岩に四角い小さな穴が開いているのですが、私には人工的な穴に見えます。
-
谷の向こうに四角い家、左にツイン・タワー、その下に岩の住居、谷のこちら側にユニット・ハウスが見えます。
-
ツイン・タワーです。下の方に見える出入り口らしき穴を見ると全体の大きさが把握できます。それにしても何故こんな岩の上にこんな大きな建物を作ったのでしょう。
-
岩の住居です。奥の方まで相当深くえぐれていますが、人工的に手を加えたのでしょうか。屋根の部分も自然のままの岩のように見えます。
-
砦に可愛い見張り番が立っていました。リスです。
-
これがリスさんが守る“砦”Strongholdです。
-
午後は少し離れた所にあるカホンと云う遺跡に向かいましたがなかなか見付け難い所にあり、道に迷いました。この辺には所々に石油汲み上げ用のポンプが建っています。高クリアランスの4WDが必須です。
-
これがカホンの遺跡群です。ここも谷合ではないですが、台地から一気に落ち込む崖の際にあります。何故か解りませんが、必ず絶壁の際に集落を作る正当な理由がある筈です。
-
直ぐに開けてしまうんですが、ま、谷っちゃ谷なんですが・・・矢張り谷と云うことに意味があるんでしょうか、それとも断崖と云う方に意味があるのでしょうか・・・メサ・ベルデ国立公園も同じような感じなんですよね。
-
こんな感じです。
-
これが中心になる建物です。
-
これが反対側からの眺めですが、御覧の通り相当な傾斜の上に建てています。テント生活をなさる方は良く御存知ですが、こんなに傾斜が有ったら生活しずらいと思うのですが・・・寝るにも座るにも制約が相当でます。建物の強度や建設の難易にも大きく影響すると思うのですが・・・何なんでしょう???
-
ここにも所謂建物の他にこんな洞窟もあります。これは間違いなく住居じゃないでしょうか。
-
形は、寧ろ、後から人工的に屋根を載せたような感じですが、明らかに自然の岩です。自然に開いた洞窟に手を加えたものでしょう。
-
他にもあります。少し見難いですが、中央向かって右側に穴があって、その右側に石組みの壁があります。中央向かって左側上のほうにも小さな穴があるのですが、こちらは住居かどうか判りません。ここに入り込むのも大変でしょうし・・・でも、メサ・ベルデを見ると良く判るのですが、到達不能と思いたくなるような凄い断崖絶壁に住居を作ったりしますのでこれも住居かもしれません。
-
これがアップです。穴の向かって右側に石組みの壁が見えます。更に穴の開口部両側にも簡単な石組みを組んで開口部を狭めています。鳥でも棲んでいるのか、白く見えるのはフンでは無いでしょうか。量も多いのである程度のサイズがあるみたいですし、断崖の中腹と云う事は猛禽類でしょうか。左側の小さい方の穴にもこのフンらしきものが見えます。
-
これが穴の右側の石組みです。これも矢張り住居です。
-
こちらもそうです。中央の岩向かって左に石組みがありますが、岩の右側にも穴があるように見えます。それが住居かどうか判りません。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アメリカ の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41