2010/11/02 - 2010/11/10
4位(同エリア74件中)
tymyさん
バオバブの木が見たくて、行ってきましたマダガスカル。
遠いやら予算に限りがあるやらいろいろあって、今一歩踏み込めずにいたマダガスカル。しかし今行かないともう行けないぞと自分に言い聞かせ、無理矢理時間と金をつくりました。
総予算25万円。期間は10日間。果たしてこの枠に収まったのかどうか。女房子供を家に残し、オヤジリーマンパッカー一人旅です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- マダガスカル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回の旅は新しくなった羽田空港国際ターミナルからスタート。
深夜0時40分発JAL便でタイ・バンコクへ。
仕事を終えて家に帰り、ゆっくり準備してそのまま出発。こりゃいいや。 -
バンコク・スワンナプーム国際空港には朝の6時に到着。
トランジットでバンコク中心部へ。
荷物は空港内に預けて、こちらも出来たばかりのエアポートレイルリンクでバンコク中心部まで30分。料金は15バーツです。
終点の「パヤー・タイ」からBTSに乗り換えです。便利になりましたねぇ。 -
久しぶりのバンコク。
旨いモノ食べて、古式マッサージうけて街をぶらぶらのんびりしてると、このままタイにいてもいいナァ、なんて考えてしまうから恐ろしい。
しかし夕方にはスワンナプームに戻らなくては。
写真はバンコクに来ると必ず寄ってしまう食堂のカオマンガイ(30バーツ)。 -
マダガスカル航空でバンコクからアンタナナリボまでレユニオン経由で約10時間。
出発は17時過ぎ、到着予定は現地時間で23時59分。
長いフライトなので機内が空いていることを祈ります。 -
願いは通じずほぼ満席状態の機内。でも奇跡的にお隣は空席。
機内食(夜食)を済ますと就寝タイム。
隣も居ないことだしゆっくり寝ようかなと、身体を伸ばしたころから機体が揺れるのなんの。とても寝られたモノではありません。
ただでさえ飛行機嫌いのこの私は、こんなフライト限界ぎりぎりです。
もうだいぶ来ただろうと時計をみるとまだ3時間。
半分も来てないなんて・・・。
気絶しそうなくらいの恐怖の時間が延々と続きます。毛布を頭までかぶり、早く揺れがおさまることを祈ります。
結局恐怖心より疲れが勝って寝てしまいました。
目が覚めると窓にはレユニオンの街の灯が。
そしてようやくマダガスカル・イヴァト空港に到着。 -
空港でとりあえず$400をマダガスカルアリアリに両替。
約74万アリアリ!何かお金持ちになった気分。でも単位が大きいのってどのくらいの価値かわかりづらいですね。
この日の宿はNETで手配済み。空港までの送迎、朝食付きで約60ドル。空港近くのホテルの相場はわかりませんが、深夜着翌日早朝発ではコレで正解です。
翌朝は6時30分ホテル発。空路モロンダヴァに向かいます。 -
空港に着いたのは7時前。チェックインしようとカウンターに行くと、そこに待っていたのは「delay」の知らせ。でも1時間の遅れですんで良かった。
モロンダヴァまでは約一時間の空の旅。乗客は10人ほど。
着陸前には飛行機の窓からバオバブらしき樹がちらりと見えます。
上から見るその小さな影にすでに興奮状態のオヤジです。 -
あっという間にモロンダヴァ空港到着。飛行機降りたらもちろん歩いてターミナルへ。
・・・ターミナルって、そんな立派な建物ではないですね。
空港を出ると客引きが寄ってきます。ホテルを決めないといけないので英語を話すガイドをチョイス。その後ドライバーと町へ向かいます。 -
何件か廻って最後に決めたのがここ「HOTEL MAEVA」。
海辺にあるフランス人オーナーの小さなホテル。
1泊60,000アリアリ。新しくて部屋もきれいでした。オーナーはフランス語オンリーなので少し困りましたが、優しくて穏やかなおじさんです。
結局ここには3連泊しました。テラスで海をみながらゆったりまったり気持ちの良い宿でした。 -
部屋を確保し、ホテル周辺を闊歩します。
ここは浜と川に挟まれた半島の様な地形です。
小さなホテルやレストランが点在しモロンダバに来たほとんどの観光客はこのあたりに滞在している様です。 -
15時にガイドが迎えにきました。ムロンダバといえばバオバブ並木。
到着して早速メインイベントです。
ボコボコの道路を古いクルマやトラックが行き来します。
私達は古いシトロエンでホコリまみれの道を進みます。 -
しばらく走ると邪魔なアスファルトはなくなり、赤土や砂の道となります。
アスファルトははがれたり穴が空いたりしてるので、そこをよけるため時間はかかる上、乗り心地も悪くなるのです。 -
第一バオバブ発見!
おお!何てへんてこな樹なんでしょう。
これを見にはるばる来ましたよぉ〜! -
町から1時間ほど走ると多くのバオバブを確認できます。
しかしこれは他にあった樹や草は刈られてしまって、結果バオバブのみが残ってしまったあまり自然とはいえない景色なんですね。 -
バオバブは至る所にニョキニョキ生えてます。
モロンダバには3種のバオバブがあるらしいです。たしかによく見ると少し違うのがわかります。 -
大きなバオバブの下は子供達の遊び場です。
でも写真とったら手を差し出して「アリアリ、アリアリ」としつこいのです。 -
そしていよいよバオバブ並木に到着。
ここはテレビや本などで有名な場所ですが、自分がそこに立つとやはり感動です。 -
さすがにこの場所には多くの観光客が集まってきます。
でも駐車場の前に小さな机を並べて果物を売っているくらいで、商店などはありません。 -
バオバブの実を売ってます。
食べられるそうですが旨いモノではないようです。お顔の白い塗り物は日焼け止めですって。 -
この日は天気も良く夕暮れが楽しみ。
ちらほらと観光客も集まってきました。 -
そして日が落ち始めると、バオバブはまた違う姿で私たちを感動させてくれます。
-
日が落ちて暗くなるまでそこにいました。
ガイドのフィレモンに声をかけられ、後ろ髪引かれる思いで並木道をあとにします。 -
ホテルの斜め前にある小さなレストラン。
見かけや内装、テーブルも決してきれいではないがお皿の上はこんな感じでそのギャップに皆驚きます。
メニューはフランス語ですが、身振りとガイドブックの単語を駆使して注文。
今日の魚料理。白身魚のソテー、ガーリックソース。
これにビールとポテトをつけて10,000アリアリ。このあたりでは安いと思います。
この店には何度か行きましたが、どの料理もとても美味しかった。 -
この日は朝からキリンディー自然保護区へ。
マダガスカルの人気者、シファカやキツネザルが見られるかもと早起きして出発。
でもホントに動物みたいならキリンディで一泊する方がよいらしい。動物達は夜行性が多いですからね。 -
看板の写真を撮りふと横を見ると、いるじゃないですか。
早速のお出迎えですか。 -
森の中を歩いて行くとガイドがふっと立ち止まり、口に人差し指をあてます。
彼が指さす方を見ると、いますいます家族で寝ているところ起こしてごめんなさい。 -
バオバブの森。
-
「愛し合うバオバブ」
この樹には落書きが多くちょっと残念。 -
2日間ガイドをしてくれたフィレモンと愛車のシトロエン。
彼は日本語も勉強していて、いろんな単語を知っています。
そのおかげでこの旅もだいぶ楽しく過ごせました。 -
町をぶらりと散歩。
小さな町なので半日もあればほとんど見て回れるほどです。
土産物を探しにマーケットでも行きますか。 -
渡し船です。ホテルのあるヌシ・ケリーから川を挟んでベタニア漁村へ。
漁師が交代で渡し船を運営しているようです。風が強く潮が引いているときは乗り込むのも大変そうでした。 -
マーケットはどこの国でも活気があって見ているだけでおもしろいです。
朝食もここで済ませてホテルに帰ります。
昼からはのんびり海でも見て過ごします。 -
モロンダバで見る最後の夕日。
ホテルのテラスでビールを飲んでいたらオーナーがバナナを持ってきてくれました。
メルシーしか言えなかったけど気持ちは伝わったかな。 -
アンタナナリボ到着。
街の中心部まではタクシーで約45分。
ここでも客引きの中でドライバーを選ぶ。でも金額はみんな同じ、40,000アリアリ。高いけど仕方ないのか、交渉も面倒なのでクルマに乗り込む。 -
紹介されたホテルは大通りに面した中華系のホテル。
一泊55,000アリアリ。とりあえずここに決めて街へと繰り出そう。
首都だけあって人もクルマも多いですね。 -
アンタナナリボは坂と階段ばかりの街です。
少し上まで登ると街を見渡せとても眺めがよいです -
街の中心にあるアヌシ湖、紫の花を咲かすジャガランダがとてもきれい。
でもこの花の下は水(蜜?)がぽたぽた落ちてくるから注意が必要。 -
ホテルのすぐそばにあったスーパー「SHOPRITE」でお買い物。
ビールやチョコレート、コーヒー等を買い込みます。ビールは通常瓶で売っているので、土産用の缶ビールはここで調達するのがおすすめ。 -
中心部からクルマで20分。土産物屋がならぶマーケット。
でもどのお店も同じようなモノばかりだし、価格はぼりすぎ。交渉でドンドン安くなるけど面倒くさいです。
でもこういった場所は見てるだけでも楽しい。そうか一人だからあまり盛り上がらないのかと何となく納得。 -
アナラケリー・マーケット
果物を買い込みホテルでいただきました。やはり南国、フルーツ美味しい。 -
市内からクルマで40分ほどでレミューズパークに到着。
ここには放し飼いの動物たちを間近に見ることが出来ます。
ガイドが案内してくれるので効率良く動物の姿を見られます。 -
お土産買いすぎたかも。バッグは土産でいっぱいに。
旅の予算
事前の手配 (日本でNET)
航空チケット
羽田−バンコク (マイレージで手配)TAX18,000円
バンコク−アンタナナリボ−モロンダバ 125,000円
ホテル アンタナナリボ 62ドル
現金 $700(以下はこの中で支払い)
ホテル モロンダバ 180,000アリアリ
アンタナナリボ 110,000アリアリ
ガイド モロンダバ 220,000アリアリ
アンタナナリボ 35ドル
お土産 約100ドル
総支払額 235,200円
何とか予算内で治まりました。次回のために500円玉貯金始めます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- okusanさん 2011/08/13 18:49:47
- アリアリが気に入りました
- 通貨がアリアリというのが気に入りました。
通貨収集に行ってみようかな。(^▽^)
「これいくら?」「○○アリアリ」、いい響きですね。
- tymyさん からの返信 2011/08/14 10:07:12
- RE: アリアリが気に入りました
- okusanさん
はじめまして。かきこ・投票ありがとうございます。
旅に出ると、その分だけ現地通貨に接することとなりますが、
マダガスカルのアリアリほどインパクトのある通貨単位はないですね。
ちょっと言いづらいですけどね・・・。
また2000アリアリ札にはバオバブの木が描いてあり、お土産に好評でした。
ジンバブエ旅行記続き待ってます。
次の旅先候補地No1のジンバブエ、いろいろ情報教えて下さい。
通貨つながりでインフレ時の10,000,000,000,000ドル札とか欲しいですね。
okusanさん、もしかして持ってたりしますか。
> 通貨がアリアリというのが気に入りました。
> 通貨収集に行ってみようかな。(^▽^)
> 「これいくら?」「○○アリアリ」、いい響きですね。
- okusanさん からの返信 2011/08/14 11:21:28
- RE: アリアリが気に入りました
- 私はビクトリアフォールズで5000億ドルまでは発見しました。なかなか兆単位にはお目にかかりません。
ジンバブエドルは、町でお兄さんがまるで闇両替屋のように札びらを切りながら売っています。商売上手なことに、10万ドル辺りの低額紙幣と高額紙幣を10枚くらい混ぜて持っていて、1枚1ドルでどうだと言ってきます。たくさん高額紙幣を持っていたらまとめ買いできるけど、そうはいかないのが彼らのテクニック。まとめ買いによる価格低下防止、および限りある資源だけに細く長く商売しているわけですね。結局1枚だけくれということになってしまうので、思うように値切れません。こんなのひと山いくらだ、とは思うのですが…。私の場合、高額紙幣のみ、1枚1-2ランドで買いました。お土産にしては安いし、うちの子は大喜びでした。(^▽^)
私見ですが、彼らはお土産ビジネスになると思ったらそのうち「偽札」を作り出すと思いますね〜。早めにしないと買ったところ、店の裏のパソコンで印刷して持ってくるかもしれない…。通貨として通用してないから犯罪でもないのだろうし。こういう国のおかねはただでさえチャチいから、果たしてこれは本物かしら?と思うこのごろ。
> 通貨がアリアリというのが気に入りました。
> 通貨収集に行ってみようかな。(^▽^)
> 「これいくら?」「○○アリアリ」、いい響きですね。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
モロンダバ(マダガスカル) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
モロンダバ(マダガスカル) の人気ホテル
マダガスカルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
マダガスカル最安
722円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
3
42