79　黒海奇行　ウクライナ　オデッサ・アルカディア

2010/08/10 - 2010/08/12

オデッサ・アルカディア海岸で海水浴。

エリア オデーサ (オデッサ)(ウクライナ)

トラム5番線終点がアルカディア

のんびりとしたスロープを下ると黒海が現われる。

「ほう・・ここがアルカディアかぁ・・」
陽光輝く8月のオデッサの浜辺の眩しさは、・・

テクテクとビーチ沿いの通路を歩いていると、素敵なギリシャ風の海の家が現れる。

軽く昼食を摂るつもりで波打ち際に近いデッキの席に座る。
奥を見ると小さいがプールまで準備されている。
その周りには、オデッサの美女がズラリとデッキ・チェアーで日光浴を楽しんでいる。
「ええ・・と、あそこっていくらなの?」
「100UAです。チケットはあちらで・・」
と入り口にチケット売り場があるようだ。
100UAと云えば1000円ほどかぁ・・
まぁ、日本の海の家より安いかな?w
勿論、試しに入ってみる。
タオルとパラソルを貸してくれて、シャワー・プールも無料らしい。
コーナーの写真を撮りやすい位置を確保するも、中々シャッター・チャンスが巡って来ない。
景色を撮りたいのだが、金髪のセレブ美女どもがジャマして撮らしてくれないw
断っておくが、俺はお前等を撮りたい訳じゃない。
この美しい8月のアルカディアを収めておきたいだけなんだからな。

短い夏を楽しむオデッサ・セレブ

『走り去る少年と夏の思い出』

パターンA
「よう〜彼女!　俺と結婚しね〜か?」
「・・・・・『なに寝ぼけてんのかしら、このボウズ?』」

バターンB
「き・き・君ﾐﾐﾐｲ、僕と結婚しませんか?」
「・・・・・可くてよ!『暑いし、退屈だし、夏だし、ちょぃ、構いますか!』」

パターンC
「なぁ、ワシと一緒にならんか?」
「・・・ｶｴﾚ!　小坊。」

パターンD
・・・・・・・・・・・・・・・・・

たった1枚の写真から妄想を逞しゅうする俺だった。

愛用のサンダルも愈々接着剤さへ効かなくなってきている。
穴周辺の裂傷・亀裂が拡がり、足の親指にグッと力を込めると「ヒィ」と泣いてすっぽ抜ける。
「男の情愛」なんて、そんなもの。
己の歴史は中々捨て切れない。
そんな事したら自己否定に繋がる。
真剣に「生」を全うしている者にとって、自己否定はつらい。
その点女は、サクッと捨て切れるようだ。
何故なら、彼女等の辞書には「自己否定」自体が落丁しているらしいからw

ランタ島の艀より約1年、一緒に旅を続けてくれた俺の一部は、
今もラマイのロッジ玄関を『泥棒よけ』として活躍しているw

男は、ギター片手に波止場で決めポーズ。
女は、魚抱えて生業に励む。

『こんな人生送れたらなぁ・・』
そんな作者のため息が聞こえるブロンズ像でしたw

「今日は・・楊貴妃か・・」

「ふむ!　王昭君」

貂蝉

「施西?・・・って誰?w」

これから考えられる事。
●中国人以外の製作。
●中国人の製作だとしたら、愈々簡体字の弊害が出てきたのかも知れないw

わざわざ10番線の終点迄行って掘り出した美少女w

そして何故か?　手振れするのだった。

そして、明日はモルドバに向かう。