巡礼の道　　１７日目　フィジャック～カジャック

2010/06/17 - 2010/06/17

今日は朝から霧がかかっていたけれど、空は明るい。
ミシェリンと別れを十分に惜しんで、昨日宿が一緒だったパトリシアと一緒に出発しました。

今日の予定は３０ｋｍ。
途中に街はあるけれど、お高い所しか泊まるところがないのです。
でも、昨日一日休んだおかげか、その途中の街に着いても、まだ体が軽い！
カジャックの街に着いたのは、１６時半と、いつもよりは遅めの到着になりましたが、３０ｋｍ歩き通すことが出来ました☆
でも、何よりも、今日は一人で歩いている時間が少なかったのも大事な要因のひとつでした。

今日は２人の巡礼仲間とほとんどずっと一緒に歩いていて、２人の存在は大きかった。
よく皆と言い合うけれど、誰かといる時間は、本当に時間が飛ぶように感じます。

シャワーを浴びて、洗濯をして、店が閉まる前に大急ぎで食料の買出しに。
今日の晩ご飯は、私がご飯が恋しいんじゃないかと、２人がリゾットを提案してくれました。
鶏肉とブロッコリーのクリームリゾット。
久々に食べたご飯はとっても美味しくて、嬉しかったです。

エリア フランス

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

眼下に広がるフィジャックの街並み。
朝は大抵登りで始まる。
街っていうのは、やっぱり平地に作られているものなんだよなぁと、実感する日々。

根元からポッキリ折れている十字架。

人の顔に見える不思議な石。
この石垣（？）の上に等間隔に並べられていました。
奥にはお家もあって、芸術家さんでも住んでいるのでしょうか？

今日の巡礼仲間。
一番左端がパトリシア。
彼女は、１０年ほど前、日本で働いていたことがあるそうで、カタコトながら日本語を覚えていた！凄い！！

巡礼者に向けた掲示板。

歩くスピードは人によって違う。

誰かと歩くから見えてくるもの。

一人で歩くから見えてくるもの。

どちらも大切。

茶色く濁った水に見えるあの赤い影は・・・、もしやコイ！？

遠すぎて確かめられなかったけど、フランスにも鯉っているのでしょうか・・・？

ようやく見えてきた今日の目的地、カジャックの街。

カジャックの教会にて。
生け花・・・！？

カジャックの教会にあった、サンロックの像。
ちょこちょこお目にかかる回数も多く、巡礼者の守り神だと教えてもらったけど、実際調べてみると、この巡礼路に本当に関係あるのか、ないのかビミョーなお方。