二代目砕氷艦(通称：南極観測船)「しらせ」体験航海

2010/10/20 - 2010/10/20

二代目砕氷艦「しらせ」が南極へ向け出航するため母港の横須賀港から東京晴海埠頭までの体験航海に参加することができ約５時間余りの船旅？を楽しみました。

エリア 横須賀(神奈川)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

ＪＲ横須賀線の横須賀駅。
レトロで階段のない駅で、人にやさしい駅として「竿燈の駅１００選」に選ばれたそうです。
現在の駅は昭和１５年に改築されたもの。

明治２２年６月１６日、大船−横須賀間に開通した横須賀線の終着駅横須賀駅についての詳細が書かれている看板

横須賀海軍カレーで有名な横須賀市の水兵さん姿のマスコット。

ヴェルニー公園・フランスとのきずなが記されている看板

ヴェルニー記念館

海上自衛隊横須賀地方総監部に展示されている護衛艦「あまつかぜ」の右舷スクリュープロペラ。
因みに約２年間勤務した経験があるので懐かしい気がした。

岸壁に停泊中の二代目砕氷艦「しらせ」を見つめる本日の体験航海乗艦予定者の皆さん。

最近完成した新岸壁に停泊する護衛艦

岸壁で我々を待っている？「しらせ」の巨体。

「しらせ」艦内のヘリコプター格納庫で出迎えてくれた皇帝ペンギンとアデリーペンギンの置物。

ぴかぴか輝いている砕氷艦「しらせ」と書かれている鐘。

見送ってくれた護衛艦や輸送艦。
昔は艦同士の敬礼があったが最近はないようだ。

東京へ向け航行中体験航海者の人たちで賑わう？ブリッジ内。

艦長席に座って喜ぶ体験航海者。

昔はなかった女性用トイレ。
最近の艦艇には婦人自衛官が乗組員として乗艦しているから当然だろう。

ヘリコプター乗員のブリヒングルーム。

体力維持のためのスポーツジムもある。

エレベーターもあり。

優雅なトイレ。

男性小便用トイレ。

バルブによる水洗小便用トイレ。

乾燥機もある洗濯機及び洗面所

隊員用お風呂

シャワーも完備

船の科学館で静かに余生を送っている大先輩の初代南極観測船「宗谷」（真ん中のオレンジ色）と青函連絡船「羊蹄丸」（向かって右側の船）

高いところ５２ｍのレインボーブリッジ下を航行するマストの高さが４５ｍもある「しらせ」に体験航海者の皆さんが上を見つめている。

レインボーブリッジ下をぎりぎり通過のような光景で航行中の「しらせ」

無事通過し遠くに見えるレインボーブリッジ。

第５１次南極地域観測隊員として半年間留守にしたある新聞記者がご家族と一緒に今回の体験航海で家族孝行となったでしょう。

東京晴海埠頭に横付け完了した「しらせ」
今後は１１月１１日の南極へ向け出航のために準備で忙しい乗組員及び関係者。

この旅行記へのコメント （2）

• 一歩人さん 2010/11/03 17:35:57

  艦内の生活感にじむ傑作ですね

  南極狂の放浪者さんへ
  やっぱり、そうでしたか、艦内の生活感にじんでました。
  男くさ〜い！いや、私も先に老人臭かなああ。
  ふ、ふ、４Ｔから削除されそうな掲示で大丈夫かなあああ。
  いいですねええ、正直、貴重な旅行記ですよね。
  思い出詰めすぎですよね。温かくもホロにがく青春かしら。
  失礼しま〜す。

  南極狂の放浪者さん からの返信 2010/11/04 00:12:53

  RE: 艦内の生活感にじむ傑作ですね

  一歩人さんへ
  アクセス及び書き込みありがとうございます。
  
  > やっぱり、そうでしたか、艦内の生活感にじんでました。
  どうしても昭和４０年に乗り組んだ「ふじ」艦内と比較してこのような艦内案内？となったようです。
  毎年当時の乗組員や観測隊員が名古屋港で余生を送っている場所で集まりがあるので今年は「ふじ」艦内をアップするかな(^o^)
  
  > いいですねええ、正直、貴重な旅行記ですよね。
  > 思い出詰めすぎですよね。温かくもホロにがく青春かしら。
  お褒めいただき恐縮です。今回は若い男女を同行したので彼女らの行動や言動に非常に興味を持ちました。
  こういう感じ方・見方があるのだなあと関心しつつ見ていました。
  昔なかった女性用トイレにも入ってもらい感想を聞きましたが水を流す時、回すバルブにビックリしたようです。
  １１月５日第５２次観測隊壮行会、１１日は南極へ向け東京晴海埠頭出航も見送りに行く予定ですし、２８日には１００年前にあの白瀬矗中尉が南極へ向け出航した記念に式典も港区埠頭公園で行われる予定です。　南極行事が目理路押しというところですね。　ありがとうございました。