2005/09/30 - 2005/10/01
266位(同エリア735件中)
East of Edenさん
- East of EdenさんTOP
- 旅行記232冊
- クチコミ0件
- Q&A回答13件
- 224,944アクセス
- フォロワー31人
初インドでバラナシはちょっときつかった。帰りにデリ空港で二度とインドに来ない、と誓ったのだった。
ところが一年もすると懐かしくなり、インドフリークに。
カルカッタを生の街とするならば、バラナシは死の街。死んだ人が運ばれてきて、そしてこれから死ぬ人が集まってくる。死ぬ時にシバの神が囁き解脱を得られるという。
ここでは、食事をするように、トイレに行くように、人間の生理現象としての死があり、そして、それが商売になっている。
死体が運ばれてくるシャンシャンという鈴の音、死体と香木の焼ける匂い、煙の立ち込める火葬場、朝夕の儀式の鈴の音、真っ白に全身塗りたくる人たち、しつこいドラッグの売人、沐浴する人たち、行く手を阻む牛、ビーサンで踏んづけた時のにゅるっとした牛糞の感じ、牛糞とお香の混じった匂い、そして、ゆったりとした汚いガンジスの流れ。
あの時は辟易したが、5年経った今は懐かしくてたまらない。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バラナシのメインストリート。空港からのった古いルノーのタクシーはこんなところクラクション鳴らしながらぶっ飛ばす。途中でちょっとぶつかった自転車の女の子に、ドライバーは逆に文句をいっている。植民地支配のなごりだろう。英国の支配者を乗せた車が優先だったのだろう。
ドライバー、悪いのはお前だ。
オレは偉くないんだよ。マスターでもハイ・カーストでもないんだよ。 -
泊まったのは、シンディア・ガットにある
SCINDHIA GUEST HOUSE 目の前にガンジス川。津川雅彦似のおやじがオーナー兼マネージャー兼シェフ。おやじのつくる料理は本当においしい。エアコンもあり、停電用の発電機もあり、まわりのゲストハウスに比べてちょっと高いけど、結構気に入った。 -
写真は何かとお世話になったカルー。中学生。
彼の部屋。といっても50センチ四方の狭い部屋で、夜は廊下で寝る。
カルーは小学校の先生に殴られて、学校がいやになり辞めて、ここで働いているという。見せてくれた傷跡は、骨まで達するほどの傷だったことが分る。心の傷も相当なものなんだろうな。 -
でもカルーには自分のお寺がある。
というか、お寺風の壁。
お父さんお母さんはこの横の掘っ立て小屋に暮らしている。 -
バラナシの朝は美しい。ガンジスの日の出
-
祈る人たち。グッド・カルマのために。
-
その辺、さっき捨てられた死体の燃えカス浮いてるんですけど。
-
いい顔だね。
-
インコも沐浴 インコにもグッド・カルマをってか?迷惑だよ。
-
川岸に並んでしゃがんで用を足す。
-
その近くでは洗濯
-
牛はそこらじゅうにいて、行く手をさえぎり、
-
時々、道端でミルクを絞られる。
ところで、それほんとにあんたんとこの牛? -
子供たちは元気だ。サンスクリット語を学ぶ学校で
-
高校生 のりがいいねぇ
-
カソウバみるか?って日本語でしつこく聞かれるんで行ってみた。
煤で汚れた建物の屋上に上がると、死にそうな2人の婆さんとこの辺りじゃめずらしい紳士風の男がいた。
男が言うには「私は貧しい人を集めて、そこのシェルターで養っているんだ。そこにいる婆さんもそうだ。」
ん?この男の英語、きれいなアメリカ英語、しかも、ハーバード英語だ。
テラスの下には、パチパチいって、いい感じで死体が焼けている。太ったやつとやせたやつ。太った方は脂ぎっているせいか、よく燃えている。
パチンといって死体がはぜて半分に折れて崩れる。死んじまえば、カーストがどうだの、どんな職業だろうと、金持ちだろうと、いい人だろうと、関係ねーな。
「どうだ、臭くないだろ。それは香木といっしょに焼いているからだ。でもこの香木は安くないんだよ。この香木といっしょに焼かれる人は幸せだ。でも香木がない人もたくさんいる。」
立て板に水。MBAの模範プレゼンテーションを聞いているように。
「香木代を寄付してくれないか。グッドカルマが得られるぞ。」
やっぱり。そうきたか。
「ハア〜?バクシーシ?」「ノー・マニーィ」ってとぼける。
男は、そんなばかな、と両手を広げて、信じられない出来事が起こったかのような顔をする。
「さっき英国から来た人が50,000ルピー寄付したんだ。」
今度はそうきたか。ってことは10万円?んなばかな。でも、せめて1万円分くらいは寄付しなきゃ。…
って思わせたいんだろう。
去ろうとすると、死にそうな2人の婆さんが出口をふさごうとする。
そうはいくか、と、男に150ルピー渡して、婆さんをかわして汚れた建物を駆け下りた。 -
サドゥーは居眠りのときもヨガのポーズだ
-
クレージーな神々
-
おい、
-
本当に
-
信じてんのかよ?
それともジョーク? -
日が暮れると、また、お祈りだ。グッド・カルマ。
-
-
火葬場の下でごろ寝する人たち
カルマ、足りてんのか?
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
バナーラス (バラナシ)(インド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
24