パリ（実はベルギービールがメイン）旅行記★３日目

2010/10/22 - 2010/10/22

2010年10月20日からクラシカルな団体旅行で６日間パリへ行ってきました。
３日目は午前中にヴェルサイユ宮殿を見学、パリ市内に戻ってきた後解散、待望の自由行動です。

☆１日目(成田〜パリ)
☆２日目(パリ市内クラシカル団体行動)
★３日目(ヴェルサイユと半日自由行動)
☆４日目(待望の日帰りベルギー)
☆５日目(半日観光と帰国)

エリア ヴェルサイユ(フランス)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 鉄道

集合時間にホテルロビーに。バスでヴェルサイユ宮殿へ向かいます。
しかし大渋滞。日本より車線があるにもかかわらず、車がビッシリです。
しかも…写真でも伝わるでしょうか、車間距離が非常に狭いんです…。

渋滞を抜けて途中から至ってスムーズに。
全仏オープンの会場やパリサンジェルマンの本拠地の近くを通過しつつ、90分ほどかけてヴェルサイユに到着。

バスを降りて宮殿へ向かいます。
…が、ストの影響か予定の時間に入場できないとのこと。

なので先に庭園の方を回ることになりました。
どんよりした空、冷たい空気、寒々しいですが…。

でも綺麗に整備されていていい雰囲気です。

樹が円錐型になってます。何だかとっても独創的です。
所々歪んでいるのがまた味があっていいです（笑）

遠くに見える記念碑のような所まで庭園だそうです。

うろちょろしていると遠くに謎の金色の物体が…。

正体はこの謎のカッパでした。
日本でもニュースになっていましたが、現代美術家・村上隆氏の作品展がここヴェルサイユで開かれていたのでした。

改めて見てみても、かなり異様な雰囲気ですね…。

さてようやく入場できるようになったようです。
…が、各国の団体客で大混雑。様々な言語(多分)での怒号が響く中、間を縫うようにして入口へ。

入った後も大混雑です。

村上氏の作品もあちこちに展示してあります。
（それが混雑に拍車をかけているような…）

各部屋、非常にゴージャス。

…そんなゴージャスな部屋に現代美術。
何だか段々この雰囲気にも慣れてきました。

先ほど散策した庭園が窓から見えます。
当時の人々もこの広大な景色を見つめていたのでしょうか。

「鏡の間」。ここにも作品が。

ガイドさん曰く、「村上さんはわざわざヴェルサイユの展示にあった新作を作っただけマシかも。数年前はもっと酷かった」…らしいです。

こちらは寝室だったかな？

１時間ちょっとで見学終了です。
何というか…ゴージャスすぎて気が狂いそうな宮殿でした…（笑）

さてバスでパリ市内に戻ります。
途中酷い渋滞に合って１時間ほどかかりました。

ここから待望の自由時間です！
写真は、一旦解散場所の地下鉄ピラミッド駅の様子。
割と綺麗。

地下鉄の駅には入ってみたものの、メトロには乗らずに歩いてパリ市内を散策してみることにします。

ピラミッド駅からオペラ通りを北上。
そこから左折してカプシーヌ通りの途中にあるhabitat franceにて雑貨購入。
http://www.habitat.fr/

habitatの前の通りを北上してPrintempsにやってきました。
時刻は15時、まだ昼食を取ってなかったのでプランタン(コスメメゾン館)の屋上にてサンドイッチ（とビール）をいただきました。

昔ながらのデパートの屋上のような雰囲気、いい眺めです。
遠くに見えるはエッフェル塔。

プランタンでいくつかおみやげを買った後、再び街中を散策してみます。
ユニクロを発見！とても盛況でした。
寒かったのでヒートテックを買おうかと思いましたが、レジが長蛇の列＆値段が日本と変わらないので断念。

とある方の希望土産「フランスが中心になっている世界地図」を探し求めて初メトロ。

「Carnet(カルネ)」という１０回券がお買い得、という話を添乗員さんに聞いていたので、窓口で買ってみました。

「アン・カルネ・シルブプレ！」
で無事にゲット！12ユーロです。

ちなみに１回券は1.7ユーロらしいです。

地下鉄の改札は日本と同じように、きっぷを通すとゲートが開いて中に進める方式でした。ただし、出る時はノーチェック。

ガイドブックに載っていた、ジュンク堂パリ店に来てみました。
…が、ほぼ和書専門でした…。地図もなし。

ご親切に色々と教えて下さった店員さん、ありがとうございました。

本屋さんを求めて再び市内徘徊です。
すると写真の本屋さんを発見！更に地図も発見！
無事に買い求めることが出来ました。

(店員さんは日本の方でした。ここでも感謝)

凱旋門で１８時半に待ち合わせをしています。
現在１７時半で、この「マドレーヌ寺院」。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%8C%E5%AF%BA%E9%99%A2

地図を見た感じ、凱旋門までそんなに遠くなさそうなので歩いていくことにします。

途中気になった店などに寄り道しながらたらたら歩いていきます。
ふと時計を見ると、もう既に１８時２０分！
まだコンコルド広場です…。

シャンゼリゼ通りの遙か彼方に凱旋門が見えます…。

優雅な雰囲気のシャンゼリゼ通り。…を必死に歩いてみました。
ですが凱旋門に到着したのは、結局集合時間を１５分オーバーしてました。

今調べてみたらシャンゼリゼ通りって３キロもあるんですね…。
そりゃ１０分じゃ着きません…。

凱旋門は車道ロータリーのど真ん中にそびえ立っていました。
歩行者は地下道から侵入します。

到着！
いろいろありましたが待ち合わせた方々とも何とか無事に合流出来ました。

地下道にあるチケット売り場で１人９ユーロ(日本円で１０００円ほど)を払って内部へ。カード支払いです。

てっきりエレベーターでもあるのだと勝手に思っていましたが、何と自力登城(登門?)です…！

この目の回るような…というか実際に目の回る螺旋階段を必死に登っていきます。

太腿の辺りが攣りそうになりながら何とか到着しました。
おお、さすがにいい眺めです。

時刻は１９時ちょうど。
とその時エッフェル塔の様子に変化が…。

何と点滅し始めました！ライトアップとかではなく、点滅というところにフランスっぽさがある…んでしょうか。

段々と陽が沈んでいく様子です。
なかなかいい時間に来たのかもしれません。

先ほど必死に歩いてきたシャンゼリゼ通りの様子。
天気も良く空気も澄んでいて、月が綺麗に見えました。

凱旋門の下りも螺旋階段をグルグル…。
何とか降りきって20時に夕食の予約をしているシーフードの店に向かいます。

「凱旋門へは地下通路を通ってね」という看板(多分)を横目に見つつ、歩いていきます。

凱旋門より徒歩で１０分ほど。
「Le Bar à Huitres」のTernes店です。
http://www.lebarahuitresbastille.com/web/index_jp.html

我々は添乗員さんに予約をお願いしましたが、日本語ページもあるお店の公式サイトから予約するのもありかもしれませんね。


さて、店では海老の泳ぐ水槽近くの席へ案内されました。

お通しの生牡蠣。

そしてこちらがメインのシーフード盛り合わせ！
ダイナミックです。

この魚介類も大変美味しかったのですが…ドリンクとして注文した「Chablis(シャブリ)」のワインが抜群の美味さでした。

シャブリ地方は、牡蠣の化石が堆積した土壌らしく、そこで収穫されたワインは牡蠣を食べながら飲むのにピッタリだそうです(受け売り)。

ちょっとした事前情報に基づき、１級の畑？で収穫されたという[1er Cru]のもので１本４９ユーロです。

こちらはムール貝。

ホタテ。
酸味のあるソースがマッチしていました。

こちらは食後のデザート。

燃えてます。

最後にチョコレートも貰いました。

会計を済ませて退店。時間は２２時４５分。
気が付けば店内はほぼ満席のようでした。
４人(実質３人ですが)でワイン２本を空けかなりご機嫌です。１人５０ユーロほどでした。

公式サイトに日本語があるくらいなので、悪い意味で観光客向けなのかな…などと思っていましたが全然そんなことはなく、店員さんも気さくな感じで気持ちよく過ごせました！

さてほろ酔いでいい気分のまま、メトロでホテルの近くの駅まで帰ります。
乗車は店の近くの「Ternes」駅から６番線、１駅の「Charles de Gaulle Etolle」駅で１番線に乗換、「Chatelet」駅で１４番線に乗換です。

時間が時間なのでちょっと不安もありましたが…

酔っぱらっていたせいもあり、特に問題なく。
(ただ雰囲気はそんなに良くない感じでした。要注意)

ホテル最寄り駅の「Cour St-Emillion」に無事の到着です。
ここからはバス停の近くのタクシープールからタクシーで帰宅しました。

パリのタクシーは基本的に３人まで。４人乗車だと追加料金がかかります。
それでも７ユーロほどで済みました。