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四川省カンゼ蔵族自治州、亜丁自然保護区への旅。中国で言う国立公園扱いの秘境の観光地を行く。またリータン県の曲登郷の小学校を尋ねる。<br />2010.7.26の写真 <br /><br />北京から成都へ。成都で1泊。翌日高速道路で雅安市へ、さらにカンゼ像族自治州の州都である康定を経由して、新都橋へ。チベットエリアに入る。一泊。翌日は4000mの峠を4つ越えて、稲城県へ。<br />4000m初体験とブルポピーとの出会いと、チベット人の暮らし振りを見る。<br />

東チベット・ニェチェンへの旅(1)

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2010/07/25 - 2010/08/05

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tabioyaji2

tabioyaji2さん

四川省カンゼ蔵族自治州、亜丁自然保護区への旅。中国で言う国立公園扱いの秘境の観光地を行く。またリータン県の曲登郷の小学校を尋ねる。
2010.7.26の写真

北京から成都へ。成都で1泊。翌日高速道路で雅安市へ、さらにカンゼ像族自治州の州都である康定を経由して、新都橋へ。チベットエリアに入る。一泊。翌日は4000mの峠を4つ越えて、稲城県へ。
4000m初体験とブルポピーとの出会いと、チベット人の暮らし振りを見る。

同行者
その他
交通手段
観光バス 飛行機
旅行の手配内容
その他
  • 成都のホテル。このホテルの周辺がチベット族の多く居住する街で、10万人のチベット人が暮らしている。今回の旅の目的の一つに、中国内のチベット人の暮らし向きを知ることがある。

    成都のホテル。このホテルの周辺がチベット族の多く居住する街で、10万人のチベット人が暮らしている。今回の旅の目的の一つに、中国内のチベット人の暮らし向きを知ることがある。

  • ホテルのビルの一角にコンビニがあって、便利。内容は日本のコピー。7月26日の朝、出発前のショット。

    ホテルのビルの一角にコンビニがあって、便利。内容は日本のコピー。7月26日の朝、出発前のショット。

  • 道路の向かいの店。

    道路の向かいの店。

  • 朝の買出しに出てきたチベット族の僧侶たち。いきなり僧侶の集団に出会って、一瞬ここはどこ、的な雰囲気になる。<br />成都の気候は日本に似ていて、湿気が多いようだ。

    朝の買出しに出てきたチベット族の僧侶たち。いきなり僧侶の集団に出会って、一瞬ここはどこ、的な雰囲気になる。
    成都の気候は日本に似ていて、湿気が多いようだ。

  • チベットの僧侶たちも、すっかり中国風の暮らしになってるようで、僧侶たちは朝の買い物で、スーパーに入って行った。どこか俗っぽい雰囲気がある。<br />インドで見慣れれているけれど、少し雰囲気がちがうように感じた。

    チベットの僧侶たちも、すっかり中国風の暮らしになってるようで、僧侶たちは朝の買い物で、スーパーに入って行った。どこか俗っぽい雰囲気がある。
    インドで見慣れれているけれど、少し雰囲気がちがうように感じた。

  • ホテルの前で。

    ホテルの前で。

  • 公安。いまは警察と呼ぶようになっているようだ。公安のパトカーや警官の姿が多い。

    公安。いまは警察と呼ぶようになっているようだ。公安のパトカーや警官の姿が多い。

  • 看板の文字を拡大して読めれば読んでください。

    看板の文字を拡大して読めれば読んでください。

  • 中国は朝から外食する習慣なので、食い物屋が多い。バスで出発。

    中国は朝から外食する習慣なので、食い物屋が多い。バスで出発。

  • 路地には小型の店が並んでいる。

    路地には小型の店が並んでいる。

  • 朝の風景。

    朝の風景。

  • 中国っぽい雰囲気。

    中国っぽい雰囲気。

  • 成都の高速道路から南の雅安に向かう。生徒は人口1600万人の町だが、高速道路に入って工場の並ぶエリアをすぎると、農村風景になる。中国の国土の広さから行って、都市が点であって、大地に浮かぶ島のように思える。日本では北海道の都市が似たような光景を作り出す。

    成都の高速道路から南の雅安に向かう。生徒は人口1600万人の町だが、高速道路に入って工場の並ぶエリアをすぎると、農村風景になる。中国の国土の広さから行って、都市が点であって、大地に浮かぶ島のように思える。日本では北海道の都市が似たような光景を作り出す。

  • 都市と農村の違い、その農業の発展をみたいと思ってみていた。中国の問題は工業化にあるのではなく農村・農業問題だと基本的に見ているので、今の発展は土台が不安定なのに、これでいいのかという見方だ。農地の展開を高速道路から眺めているけれど、日本の農地の整備に較べて、はるかに遅れているように見える。

    都市と農村の違い、その農業の発展をみたいと思ってみていた。中国の問題は工業化にあるのではなく農村・農業問題だと基本的に見ているので、今の発展は土台が不安定なのに、これでいいのかという見方だ。農地の展開を高速道路から眺めているけれど、日本の農地の整備に較べて、はるかに遅れているように見える。

  • 四川省の自然は日本と同じ亜熱帯地域に属するだろう。

    四川省の自然は日本と同じ亜熱帯地域に属するだろう。

  • 高速道路を走っていて、気になるのはトラックの数が日本に較べて、またアメリカのフリーウェイに較べて圧倒的に少ないことであり、乗用車が多い。これは都市間の物流の度合いがまだ低いので、物流の発展が遅れているのだろう。だから大都市圏内の自給自足的経済が、成立していているのだと思う。人口が圧倒的に都市部に集中している。大都市近郊の農業の整備がどこまで行われているのか、気になるところだ。

    高速道路を走っていて、気になるのはトラックの数が日本に較べて、またアメリカのフリーウェイに較べて圧倒的に少ないことであり、乗用車が多い。これは都市間の物流の度合いがまだ低いので、物流の発展が遅れているのだろう。だから大都市圏内の自給自足的経済が、成立していているのだと思う。人口が圧倒的に都市部に集中している。大都市近郊の農業の整備がどこまで行われているのか、気になるところだ。

  • 世界史的に見て、経済のテイクオフは、農村の犠牲の上に成立してきた。日本もその経過をたどっている。中国は、革命以後、農村人口が増加した、世界でも例のない現象を引き起こしている。その結果、産業化の進行に伴って農村人口が減少するのが、今もって多くの農村人口を抱えている。このことが中国の食糧危機を将来的にもたらすように思えて成らない。高速道路から見る農地の生産性が、きわめて高いようには思えない。都市と農村の格差が拡大し、いびつな国が出来そうだ。<br />中国の農業の問題は、世界の問題で、日本が食料を輸入に頼っていると、中国との食料争奪戦にかならず巻き込まれることになるだろう。それを心配する。

    世界史的に見て、経済のテイクオフは、農村の犠牲の上に成立してきた。日本もその経過をたどっている。中国は、革命以後、農村人口が増加した、世界でも例のない現象を引き起こしている。その結果、産業化の進行に伴って農村人口が減少するのが、今もって多くの農村人口を抱えている。このことが中国の食糧危機を将来的にもたらすように思えて成らない。高速道路から見る農地の生産性が、きわめて高いようには思えない。都市と農村の格差が拡大し、いびつな国が出来そうだ。
    中国の農業の問題は、世界の問題で、日本が食料を輸入に頼っていると、中国との食料争奪戦にかならず巻き込まれることになるだろう。それを心配する。

  • 風景を見ていて、中国の家屋の特徴が瓦屋根であることに気づいた。日本が中国の建築物を輸入して、今の日本家屋があるわけだが、この瓦の屋根は、一つの文明圏をあらわすだろう。東南アジアに入るとベトナムが瓦だが、カンボジアなどはちがってくる。タイも瓦ではないだろう。まだ行ってないのでわからない。瓦と壁の作り方に注目。中国は土壁が基本。日本は木材である。

    風景を見ていて、中国の家屋の特徴が瓦屋根であることに気づいた。日本が中国の建築物を輸入して、今の日本家屋があるわけだが、この瓦の屋根は、一つの文明圏をあらわすだろう。東南アジアに入るとベトナムが瓦だが、カンボジアなどはちがってくる。タイも瓦ではないだろう。まだ行ってないのでわからない。瓦と壁の作り方に注目。中国は土壁が基本。日本は木材である。

  • 雅安まで1時間30分ほど高速道路を走るのだが、成都の経済圏に取り込まれている農村の光景は、比較的安定しているようで、経済的にも中国が発展していることを思わせるように見える。

    雅安まで1時間30分ほど高速道路を走るのだが、成都の経済圏に取り込まれている農村の光景は、比較的安定しているようで、経済的にも中国が発展していることを思わせるように見える。

  • 工場だと思う。

    工場だと思う。

  • 建設中のサービスエリア。蒲江服務区とある。高速道路はつくっても、こういうソフト面での遅れは目立つ。

    建設中のサービスエリア。蒲江服務区とある。高速道路はつくっても、こういうソフト面での遅れは目立つ。

  • このサービスエリアでみやげ物を売る地元の人。

    このサービスエリアでみやげ物を売る地元の人。

  • 「サービス」を「服務」という言葉で表現するところに日本語との思想的な違いを思う。われわれは「サービス」という英語に「奉仕」という感覚を強めて使っているわけだが、中国では「服務」とは日本語に訳すと「サービスする」ということのようだが、語感からすると「義務的な仕事」という意味に感じる。日本では「服務する」といえば「仕事に従事する」という意味なので、相手に対して奉仕するという意味合いが薄れる。中国で「サービス」というコンセプトが定着しないのは、この訳語からも感じられてならない。もともとのServiceという言葉はラテン語の奴隷という言葉から派生しているという。

    「サービス」を「服務」という言葉で表現するところに日本語との思想的な違いを思う。われわれは「サービス」という英語に「奉仕」という感覚を強めて使っているわけだが、中国では「服務」とは日本語に訳すと「サービスする」ということのようだが、語感からすると「義務的な仕事」という意味に感じる。日本では「服務する」といえば「仕事に従事する」という意味なので、相手に対して奉仕するという意味合いが薄れる。中国で「サービス」というコンセプトが定着しないのは、この訳語からも感じられてならない。もともとのServiceという言葉はラテン語の奴隷という言葉から派生しているという。

  • 中国で日本流の「サービス」は得られないなぁ、と考えながら、中国の大空を眺めていた。中国には近代科学の訳語を日本から輸入した経緯があるが、近代資本主義の経済用語も日本から輸入するのがいいのではないかな。たぶん概念が大きくずれていると思える。同じ漢字を使っていても、日本と中国ではまったくちがうことがあるから。

    中国で日本流の「サービス」は得られないなぁ、と考えながら、中国の大空を眺めていた。中国には近代科学の訳語を日本から輸入した経緯があるが、近代資本主義の経済用語も日本から輸入するのがいいのではないかな。たぶん概念が大きくずれていると思える。同じ漢字を使っていても、日本と中国ではまったくちがうことがあるから。

  • 日本の高速道路の基本的構造と中国のとでは、基本的に概観は似ていても基礎構造がちがうし、舗装技術もかなりちがうように思える。サービスエリアが日本のような形になるのは、まだ先のことだろう。高速道路は有料だが、まだETCは発達していないし、料金のもぎり役は若い労働者であり、入り口は公安の管理するところとなっている。<br />若年労働者が、高速道路の将来は機械に取って代わられる仕事に従事していることに、この国の将来の危うさを見るのは、読みすぎだろうか。

    日本の高速道路の基本的構造と中国のとでは、基本的に概観は似ていても基礎構造がちがうし、舗装技術もかなりちがうように思える。サービスエリアが日本のような形になるのは、まだ先のことだろう。高速道路は有料だが、まだETCは発達していないし、料金のもぎり役は若い労働者であり、入り口は公安の管理するところとなっている。
    若年労働者が、高速道路の将来は機械に取って代わられる仕事に従事していることに、この国の将来の危うさを見るのは、読みすぎだろうか。

  • この国の広大さを思うと、日本の軍部はほんとにおろかなことをしたと思う。この中国という地域は、過去一度も近代的国家を形成したことがなく、一つの世界であり続けた。いわば古代ローマ帝国のように。この国に対する日本人のイメージは文化の先進者であり、文明を学ぶところであったが、軍事的脅威として考えたことは一度もなかった。だから軍部が独走したわけだが、日本にとっての軍事的脅威は常にロシアであり、そのために満州国を作り出したわけで、中国が脅威であったことはなかった。今一番残念なことは、中国が日本にとって文化的な魅力を発信できないでいることにある。

    この国の広大さを思うと、日本の軍部はほんとにおろかなことをしたと思う。この中国という地域は、過去一度も近代的国家を形成したことがなく、一つの世界であり続けた。いわば古代ローマ帝国のように。この国に対する日本人のイメージは文化の先進者であり、文明を学ぶところであったが、軍事的脅威として考えたことは一度もなかった。だから軍部が独走したわけだが、日本にとっての軍事的脅威は常にロシアであり、そのために満州国を作り出したわけで、中国が脅威であったことはなかった。今一番残念なことは、中国が日本にとって文化的な魅力を発信できないでいることにある。

  • 今の日本にとってこの国から、また今の文化から学ぶものがない。それが中国と日本の関係を危うくしていることだと思う。日本人に<br />とって中国は、忌避したい隣人になっている。中国は近代化の遅れを取り戻すためには、日本から学ぶべきであって、日本から技術を盗もうとせずに、もっと堂々と学べばいいのだ。だけど面子と大国意識がそれを妨げている。共産党革命は、中国の近代化を遅らせただけでなく、政治から倫理観を奪ってしまった。この新たな王朝は、今までの王朝の中でも、天命を受けた皇帝が支配するのではなくて、権力闘争の末に勝ち上った者が「新皇帝」になる。<br />この国を旅するにあたり、私は清朝のときと同じ国家構造がこの国を動かしていると予測して、見て回る。かの時代においてすら、人民に政治的自由などはなかったし、人権などまったくなかった。その歴史を思えば、今のこの国を近代国家として見る見方が間違えている。

    今の日本にとってこの国から、また今の文化から学ぶものがない。それが中国と日本の関係を危うくしていることだと思う。日本人に
    とって中国は、忌避したい隣人になっている。中国は近代化の遅れを取り戻すためには、日本から学ぶべきであって、日本から技術を盗もうとせずに、もっと堂々と学べばいいのだ。だけど面子と大国意識がそれを妨げている。共産党革命は、中国の近代化を遅らせただけでなく、政治から倫理観を奪ってしまった。この新たな王朝は、今までの王朝の中でも、天命を受けた皇帝が支配するのではなくて、権力闘争の末に勝ち上った者が「新皇帝」になる。
    この国を旅するにあたり、私は清朝のときと同じ国家構造がこの国を動かしていると予測して、見て回る。かの時代においてすら、人民に政治的自由などはなかったし、人権などまったくなかった。その歴史を思えば、今のこの国を近代国家として見る見方が間違えている。

  • 高速道路を出て康定(ダルジェンド)に向かう。途中、天全県を通り、二郎山を越えてチベットエリアに入る。ここは天全県で、写真は大きな料亭。この店には寄らず、

    高速道路を出て康定(ダルジェンド)に向かう。途中、天全県を通り、二郎山を越えてチベットエリアに入る。ここは天全県で、写真は大きな料亭。この店には寄らず、

  • 町外れの食堂に入る。

    町外れの食堂に入る。

  • 初めて地元の庶民的な料理に接する。なんとなく食べたかな。ご飯はぼろぼろで硬い。日本の米とは比較にならない。世界に共通の米だ。われわれはいい米を食べ慣れて、贅沢をしすぎだ。<br />この店はらっきょの醤油漬けが売り物でおいしかった。また豚肉はおいしい。マーボー料理はマーボーのようであってマーボーではなく、辛くて誰も手が出せなかった。冬瓜と鶏肉のスープは塩気も良くて人気であった。油が日本のものとは較べられないので、用心しながら食べた。

    初めて地元の庶民的な料理に接する。なんとなく食べたかな。ご飯はぼろぼろで硬い。日本の米とは比較にならない。世界に共通の米だ。われわれはいい米を食べ慣れて、贅沢をしすぎだ。
    この店はらっきょの醤油漬けが売り物でおいしかった。また豚肉はおいしい。マーボー料理はマーボーのようであってマーボーではなく、辛くて誰も手が出せなかった。冬瓜と鶏肉のスープは塩気も良くて人気であった。油が日本のものとは較べられないので、用心しながら食べた。

  • この食堂は運転手仲間では親しまれている食堂なのだろう。

    この食堂は運転手仲間では親しまれている食堂なのだろう。

  • トイレの設備は日本人にとっては、慣れるまで恐怖だ。私はインドで体験しているから恐れてはいないが、どうもトイレに関しては、まだインドの方がよさそうだ。

    トイレの設備は日本人にとっては、慣れるまで恐怖だ。私はインドで体験しているから恐れてはいないが、どうもトイレに関しては、まだインドの方がよさそうだ。

  • 天全県から川に沿って西へ進む。この道は成都からチベットのラサを通り、ネパールまで続く国道で、川蔵公路と呼ばれている。四川省の川とチベットの蔵を結ぶ道の意味だ。<br />途中にセメント工場のような工場をみる。

    天全県から川に沿って西へ進む。この道は成都からチベットのラサを通り、ネパールまで続く国道で、川蔵公路と呼ばれている。四川省の川とチベットの蔵を結ぶ道の意味だ。
    途中にセメント工場のような工場をみる。

  • 天全県の二郎山へ向かう。川に沿って山道を行く。この道は道幅8mほどの二車線の道路で、峡谷の中を縫うように道がつけられている。<br />雅安市から天全県に入って、風景が一変する。

    天全県の二郎山へ向かう。川に沿って山道を行く。この道は道幅8mほどの二車線の道路で、峡谷の中を縫うように道がつけられている。
    雅安市から天全県に入って、風景が一変する。

  • ともかく険しい道で、川の両サイドに峻険な壁が迫っている。

    ともかく険しい道で、川の両サイドに峻険な壁が迫っている。

  • 河の名前は雅河とでも呼んでおこうか。地図に名前がないのでわからない。日本で中国で作られた四川省の地図を購入したけれど、現地で照らしてみると、まあ、日本の地図とは比較にならないほど不親切な地図であることがわかる。<br />天全県とあるけれど、雅安市天全県で、日本とは逆の関係で、国ー省・区ー市ー県ー郷ー村という行政区分になっている。「県」というのは日本の「町」に当たる。

    河の名前は雅河とでも呼んでおこうか。地図に名前がないのでわからない。日本で中国で作られた四川省の地図を購入したけれど、現地で照らしてみると、まあ、日本の地図とは比較にならないほど不親切な地図であることがわかる。
    天全県とあるけれど、雅安市天全県で、日本とは逆の関係で、国ー省・区ー市ー県ー郷ー村という行政区分になっている。「県」というのは日本の「町」に当たる。

  • 激流である。道路がへばりついている。崖崩れがあれば交通は遮断される。

    激流である。道路がへばりついている。崖崩れがあれば交通は遮断される。

  • 雅安から天全の町の途中の道の光景

    雅安から天全の町の途中の道の光景

  • 天全県(町)に入ってきたところ。

    天全県(町)に入ってきたところ。

  • 橋を行くと天全県の中心地に入っていく。こちらは町の中を走らないバイバスの山道を行く。

    橋を行くと天全県の中心地に入っていく。こちらは町の中を走らないバイバスの山道を行く。

  • 峡谷と峡谷の間に開けた盆地のような地形が、天全県(町)である。

    峡谷と峡谷の間に開けた盆地のような地形が、天全県(町)である。

  • 天全県(町)の町並み。こんな地方にも新築のビルを建てている。

    天全県(町)の町並み。こんな地方にも新築のビルを建てている。

  • テントがあって人々が集まっている。

    テントがあって人々が集まっている。

  • もしかして葬式?なんか変な集まり。

    もしかして葬式?なんか変な集まり。

  • 町をすぎると再び急峻な光景が。こういう滝がいくつも現れる。

    町をすぎると再び急峻な光景が。こういう滝がいくつも現れる。

  • 実に険しい地形である。

    実に険しい地形である。

  • 天全県の街をすぎて再び山道になるが、いくつかの集落があって、いわゆる中国式の家屋を見る。瓦屋根と白い土壁と窓や入り口の配置が典型的な形をしている。

    天全県の街をすぎて再び山道になるが、いくつかの集落があって、いわゆる中国式の家屋を見る。瓦屋根と白い土壁と窓や入り口の配置が典型的な形をしている。

  • 一般の民家でも屋根の梁がカーブしている。農家の典型的なつくりだろうか。

    一般の民家でも屋根の梁がカーブしている。農家の典型的なつくりだろうか。

  • 入り口にたむろしている老人。

    入り口にたむろしている老人。

  • 一階は倉庫のようなつくり。入り口に赤文字を書いた飾りを貼り付けるのは中国の伝統。赤は裕福とか幸せを表すのだという。もともと赤色が好きな民族なんだ。

    一階は倉庫のようなつくり。入り口に赤文字を書いた飾りを貼り付けるのは中国の伝統。赤は裕福とか幸せを表すのだという。もともと赤色が好きな民族なんだ。

  • 山間に広がる農地

    山間に広がる農地

  • こういう農地の所有というのはどうなっているのだろうか。中国は私有地がないので、国から貸し与えられているということのようなのだが、この山間の僻地の農地と、その農作物の収入と、納税の仕組みはどうなっているのか。ちょても気になる。ここに住んでいるいる人たちの現金収入はどういう仕組みで入るのか。

    こういう農地の所有というのはどうなっているのだろうか。中国は私有地がないので、国から貸し与えられているということのようなのだが、この山間の僻地の農地と、その農作物の収入と、納税の仕組みはどうなっているのか。ちょても気になる。ここに住んでいるいる人たちの現金収入はどういう仕組みで入るのか。

  • 昔、人民公社制にして大失敗して、今市場経済を取り入れて、農業を振興させているのだろうけれど、ほんとうに中国の農民の実態を詳しく知りたいと思う。今でも農民戸籍と都市戸籍とがあって、この戸籍制度は古代から続いている制度だという。以前は農民を土地に縛り付けるための制度であったらしいが、現在では農民戸籍だと土地の配分が多くもらえるから有利なのだという話もある。<br />しかし移動の自由とか、都市に住めないとか、わけのわからぬ戸籍制度を変革しようとしない理由がわからない。基本的に戸籍制度というのも日本と、韓国と中国にしかない制度らしい。

    昔、人民公社制にして大失敗して、今市場経済を取り入れて、農業を振興させているのだろうけれど、ほんとうに中国の農民の実態を詳しく知りたいと思う。今でも農民戸籍と都市戸籍とがあって、この戸籍制度は古代から続いている制度だという。以前は農民を土地に縛り付けるための制度であったらしいが、現在では農民戸籍だと土地の配分が多くもらえるから有利なのだという話もある。
    しかし移動の自由とか、都市に住めないとか、わけのわからぬ戸籍制度を変革しようとしない理由がわからない。基本的に戸籍制度というのも日本と、韓国と中国にしかない制度らしい。

  • われわれのツアーは10人程度で、マイクロバスで移動しているのだが、この道の通行量はそれほど多いというわけではない。<br />そう道は、舗装されていて、そこそこのスピードで走っていける。時速40Kmくらいだろう。だから時間はかかる。

    われわれのツアーは10人程度で、マイクロバスで移動しているのだが、この道の通行量はそれほど多いというわけではない。
    そう道は、舗装されていて、そこそこのスピードで走っていける。時速40Kmくらいだろう。だから時間はかかる。

  • 二郎山という名前が出てきた。この二郎山というのも観光地になっているのかも知れない。山菜とか川魚の食堂が現れる。

    二郎山という名前が出てきた。この二郎山というのも観光地になっているのかも知れない。山菜とか川魚の食堂が現れる。

  • 天全県の山中の農家の建物。木造建築。

    天全県の山中の農家の建物。木造建築。

  • 食堂。

    食堂。

  • 小さな集落の中を通過する。たぶん50年は変わっていない風景だとは思うのだけれど。手前の食堂と途中のコンクリートの壁の建物以外は昔のままだろう。

    小さな集落の中を通過する。たぶん50年は変わっていない風景だとは思うのだけれど。手前の食堂と途中のコンクリートの壁の建物以外は昔のままだろう。

  • 二郎山トンネルへ向かう山道。

    二郎山トンネルへ向かう山道。

  • 二郎山トンネルは2年前に開通したのだという。この二郎山というのは3000mほどの山だけれど、分水嶺になっていて、この峠を境にして中華とチベットの文化に分かれる。以前はこの峠を越えるのに3日を要したという。ここまで川蔵公路は峡谷に沿って高度を上げてきて、峠の道を九十九折れのような道をひたすら登る。高度は2800mに達する。

    二郎山トンネルは2年前に開通したのだという。この二郎山というのは3000mほどの山だけれど、分水嶺になっていて、この峠を境にして中華とチベットの文化に分かれる。以前はこの峠を越えるのに3日を要したという。ここまで川蔵公路は峡谷に沿って高度を上げてきて、峠の道を九十九折れのような道をひたすら登る。高度は2800mに達する。

  • 二郎山トンネル。15:15.このトンネルは長さが4190mある。以前は山道の峠を越えなければならず、中原とチベットの自然の国境を形成していた。このトンネルが自治州との分岐になる。

    二郎山トンネル。15:15.このトンネルは長さが4190mある。以前は山道の峠を越えなければならず、中原とチベットの自然の国境を形成していた。このトンネルが自治州との分岐になる。

  • トンネルを抜けるとカンゼ蔵族自治州に入る。一気に高度が上がり、個々からがいわゆるチベットのカムという地方になる。この自治州自体が四川省の3分の1の広さをもち、日本の東北地方と北関東3県を合わせたほどの広さに、人口100万人が住んでいる。たぶん人口よりも猿の数の方が多いだろう。

    トンネルを抜けるとカンゼ蔵族自治州に入る。一気に高度が上がり、個々からがいわゆるチベットのカムという地方になる。この自治州自体が四川省の3分の1の広さをもち、日本の東北地方と北関東3県を合わせたほどの広さに、人口100万人が住んでいる。たぶん人口よりも猿の数の方が多いだろう。

  • 峡谷の風景から広々とした高山の風景になるのだが、

    峡谷の風景から広々とした高山の風景になるのだが、

  • 道路の脇で山菜や薬草を売り、現金収入を稼ぐチベット人たち。

    道路の脇で山菜や薬草を売り、現金収入を稼ぐチベット人たち。

  • 山菜や薬草の種類も豊富だ。

    山菜や薬草の種類も豊富だ。

  • 蜂蜜の固まり

    蜂蜜の固まり

  • チベタンにとって山菜とか薬草は昔から生活の中で採取してきたものだが、近年の中国の経済発展が山奥に観光ブームをもたらして、中国人の観光客が来るようになり、現金収入が得られるようになった。

    チベタンにとって山菜とか薬草は昔から生活の中で採取してきたものだが、近年の中国の経済発展が山奥に観光ブームをもたらして、中国人の観光客が来るようになり、現金収入が得られるようになった。

  • ただ、この薬草の採取などにも、政府が自然保護の名目のもとに規制をするというような動きも出てきそうである。

    ただ、この薬草の採取などにも、政府が自然保護の名目のもとに規制をするというような動きも出てきそうである。

  • カンゼ蔵族自治州の最初の行政地区は濾定県という町だ。

    カンゼ蔵族自治州の最初の行政地区は濾定県という町だ。

  • 濾定県の町。大渡河が流れて、南に下って雅安市に入る。

    濾定県の町。大渡河が流れて、南に下って雅安市に入る。

  • 濾定県の街の光景。河のほとりに町がある。人口は2万人もいないだろう。建物はコンクリート作りが多くなっていて、中国の支配下に組み込まれている様子が見える。

    濾定県の街の光景。河のほとりに町がある。人口は2万人もいないだろう。建物はコンクリート作りが多くなっていて、中国の支配下に組み込まれている様子が見える。

  • この自治州の州都は康定という。康というのは「カム」をあらわす。清朝の時代、カム地方に兵を入れて、そこを平定したので「康定」という町が出来た。その手前の濾定県は、清朝のときから、また共産党の人民解放軍がチベットへ進攻したときにも、この地域が最初に攻撃されたのだと思う。そのときの進軍の道が多分この道であっただろう。

    この自治州の州都は康定という。康というのは「カム」をあらわす。清朝の時代、カム地方に兵を入れて、そこを平定したので「康定」という町が出来た。その手前の濾定県は、清朝のときから、また共産党の人民解放軍がチベットへ進攻したときにも、この地域が最初に攻撃されたのだと思う。そのときの進軍の道が多分この道であっただろう。

  • この田舎町ににも、マンションが作られている。この建築ブームはいったい実態があるのか、不安になる。なぜならこの町に住む人にとって、このマンションは買えないからだ。誰が住むのか。そしてこの開発ブームと建設ブームとが地方行政と結びついて行われているのではないかと思える。購入するのは権力と結びついた一部の階層で、それらが投機目的で購入するとすれば、将来怖い事態になりかねない。基本的に土地は個人の所有ではないので、土地の開発は事実上、地方行政がその許認可権を持つことになるからだ。

    この田舎町ににも、マンションが作られている。この建築ブームはいったい実態があるのか、不安になる。なぜならこの町に住む人にとって、このマンションは買えないからだ。誰が住むのか。そしてこの開発ブームと建設ブームとが地方行政と結びついて行われているのではないかと思える。購入するのは権力と結びついた一部の階層で、それらが投機目的で購入するとすれば、将来怖い事態になりかねない。基本的に土地は個人の所有ではないので、土地の開発は事実上、地方行政がその許認可権を持つことになるからだ。

  • 16:25 康定まで45Kmの道路標識。

    16:25 康定まで45Kmの道路標識。

  • レンガを積み上げる工事をしている人たち。おそらくチベット人だろう。

    レンガを積み上げる工事をしている人たち。おそらくチベット人だろう。

  • 道路工事。トンネル工事の入り口付近。新しい道路を作る計画が進められている。

    道路工事。トンネル工事の入り口付近。新しい道路を作る計画が進められている。

  • 国道沿いにいくつかの集落がある。

    国道沿いにいくつかの集落がある。

  • つり橋。

    つり橋。

  • 山には樹木がない。滝が流れているが、土砂崩れの危険性を感じる光景だ。

    山には樹木がない。滝が流れているが、土砂崩れの危険性を感じる光景だ。

  • 再び峡谷の光景が展開する。大渡河。

    再び峡谷の光景が展開する。大渡河。

  • チベット族のエリアであることを示す看板だ。歓迎の看板だ。

    チベット族のエリアであることを示す看板だ。歓迎の看板だ。

  • チベット語と漢字が書かれている。チベット文化を抹殺してしまうという考えは、どうも今の政府にはなさそうだ。チベットエリアが観光資源の宝庫であることに気づいたのだ。金のなる木を切り倒すことは、どうも出来ないようになってきている。チベットがもともと中国の一部だという今の政府の見解は、あまりにも歴史をひん曲げて自分のご都合主義に合わせた言い様だ。これだけ文字が異なる文化が、育まれていた事実を認めようとしないのだから。強弁もいいところだ。

    チベット語と漢字が書かれている。チベット文化を抹殺してしまうという考えは、どうも今の政府にはなさそうだ。チベットエリアが観光資源の宝庫であることに気づいたのだ。金のなる木を切り倒すことは、どうも出来ないようになってきている。チベットがもともと中国の一部だという今の政府の見解は、あまりにも歴史をひん曲げて自分のご都合主義に合わせた言い様だ。これだけ文字が異なる文化が、育まれていた事実を認めようとしないのだから。強弁もいいところだ。

  • 二郎山トンネルを抜けてから、こちら側の光景は、言葉にならないほど山の中なのだ。

    二郎山トンネルを抜けてから、こちら側の光景は、言葉にならないほど山の中なのだ。

  • 道路の管理事務所の建物かな。赤い旗に注目した。

    道路の管理事務所の建物かな。赤い旗に注目した。

  • 新しい中国風の建物。地方の役所の一部だろう。必ず国旗が立てられている。それに瓦屋根の建築は、ここが中国の領域だとあえて誇示するようにも見える。

    新しい中国風の建物。地方の役所の一部だろう。必ず国旗が立てられている。それに瓦屋根の建築は、ここが中国の領域だとあえて誇示するようにも見える。

  • 大渡河が正面の山間部を流れ、左から康定河が合流してくる場所だ。康定へ、ここからまもなくだ。

    大渡河が正面の山間部を流れ、左から康定河が合流してくる場所だ。康定へ、ここからまもなくだ。

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