2010/07/25 - 2010/07/25
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tabioyaji2さん
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旅行2日目、成都からカンゼ蔵族自治州の川蔵公路南路を行く。(1)では成都からカンゼ蔵族自治州の濾定までの写真を投稿した。(2)は州都康定から宿泊地清都橋までの写真を投稿する。
2日目の後半部分です。康定から4000mの峠を越えていきます。新都橋も高度3800mの位置にあります。
午後4時過ぎに康定に入り、夕方の峠を越えて新都橋に着いたのは午後8時前でした。それでも日没は遅く、写真が取れました。康定は帰りに一泊しますが、往路は通過します。
この旅行記のビデオ版はYouTubeのtabioyaji44のチャンネルで見られるので見てください。
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午後4時をすぎて康定の町に入る。道路わきでチベタンの女性が働いていた。道路工事や建設現場でもよく働いている。
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中国化された町並みの町だ。
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漢族の子供かチベット族の子かは見た目ではわからない。
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この子どもの背負いかごは、チベタンのものかな。
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康定の町から西に新しい町が建設中であった。新しいマンション群が建てられている。
ここにも建設ラッシュのような雰囲気だ。誰が住むのかと聞いたら、重慶の金持ち層が避暑地のマンションとして購入しているのだという。従兄は夏は暑い。ここは高度もあって涼しい。避暑地として開発されているという。空港も出来た。町からさらに西に、4500mの峠の近くに出来たのだという。
中国も地方空港を整備している。一日何便富んでいるのかわからないが、この康定でも人口3万人くらいの町だ。日本の3分の1の広さに人口が120万人くらいしかいない。そこへ巨大投資をして回収できるのか、この地方の状況を見ていると、バブルを経験している日本から見ていると、とても危ういものに見えてくる。 -
新しい康定の町の建設。マンションは完売しているというけれど、どうもわけのわからない仕掛けがありそうで、すばらしいですねとは簡単にいえない。
耐震技術とか大丈夫なんだろうかと、疑ってしまう。最近は耐震検査などがうるさいようなので、かなり変化はしていると思う。
古い町の方には軍隊の駐屯地があって、若い兵隊が岳カゴを担いで野菜の買出しに出ていた。
兵隊はまだ10代のひ弱な感じの兵隊だった。 -
チベット様式の家屋。平屋で窓が多い。だけどこの建物は完全なチベット式ではなくて、その概観を真似たものという感じ。チベタンの金持ちの家?それとも役人の家?赤旗が立っていないから公的な建物ではないようだ。
漢族の方から見ると、チベット人というのはとっつきにくい、相性がよいようには見えないらしい。チベタンが暮らしの流儀をかたくなに守っているところがあるので、なおさらなのだろう。 -
祈多山峠 4298mへの道
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大型のトラックがうねりを上げて登ってくる。中国のトラックは大きいが、性能は同かな。国産車の用である。トラックを見ながら中国での物流と都市と地方の格差を考える。
地方経済は、その移動する物流量に比例して発展するのではないか。とすれば山間部のエリアでは物流の移動が困難を極めるから、その量は小さい。物流の量が小さいということは自給自足的傾向が反比例的に大きくなる。市場は小さく、ますます都市部の発達とは量的に格差が生じてくる。
物流=V、地方=D、都市=C、とすれば、DV>CVとなり、Vの量が格差の要因となり、DV/CV=養える人口を表現するだろう。
Vを規定する要因に、住民人口と道路事情と距離があるだろう。
この川蔵公路の領域の経済発展は、道路事情の改善が急務ということになるだろう。漢人が移住しない限り、このエリアの人口は増加しない。物流の量も増えないのだ。 -
しかし、この道はラサを支配するためには、青蔵鉄道と並んで重要な道路である。この道に沿って鉄道建設をする計画が有るという。
チベットの占領と支配のために投資する政府に、その見返りとなる効果は、今でも変わらないと思うのだが。チベット自治区全部を漢人式生活様式に塗り替えるつもりなのだろうか。 -
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峠の道の途中からヤクが現れる。チベット人による放牧エリアなのだ。
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4000mを越える峠道を普通の乗用車が走ってくる、
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ヤクの放牧は、今でもチベタンの暮らしを支えているものだ。
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祈多山峠へ。私としても初めて目にする高原の風景が広がる。チベットのイメージとしてヤクと草原というのはあるけれど、それが現実の光景として展開してくるとなると、また格別の思いがする。
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康定情歌、これ歌の宣伝です。YouTubeに投稿されています。日本でも人気のあるアランが歌っているのもあります。十二女子奏坊のCDで聞いていた歌でした。イメージはちょっとちがうかな。恋物語の歌だそうです。
この近くに空港がある。空港から町まで1時間くらい車で走る。さらに天気の関係で、飛べるかどうかもわからないなど、それに利用者も少ないとか・・・、 -
こういう高原の大地がずーっと広がっている。日本ではまず見られない光景だ。チベットの東部にあたるわけだが、もうこういう高地がこのまま展開しているのがチベットの風景なのだ。
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屋根は中国風だけどチベット式の建物。窓枠と石積みの壁が特徴。峠から新都橋へ、人家のあるエリアに下ってくる。
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チベット式の家屋が現れてくる。
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峠から下って、川の流れに沿って開けている山間部の平地に家が点在する。
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切妻型の屋根は寺院に使われる。どうしてこういう屋根になっているかは、わからない。
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この建物が典型的なチベット式の家屋だ。この集落の家はみんな新しく作り変えたようで、きれいだ。チベット式家屋は1階は倉庫、納屋であり、居住は2階も部分。3回にはテラスと小部屋が有る。1階の広さは150平米以上あって、日本の普通のマンションの2倍の広さがある。庭があり、そこでヤクや家畜を飼う。
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中国の一部に組み込まれて依頼半世紀が経過して、チベット人の中国化が進行しているのだろうけれど、こういう家屋様式を見ていると、文化の違いをかたくなに守るというか、継続しているチベタンという民族は、中国サイドからみると手に負えないやっかいな民族に見えるだろう。それでいてちゃっかりと経済的利益は享受しているように見える。これらの新築の家屋は、政府の援助があったようだ。
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チベット人の定住化政策を政府がとる過程で、家屋の支援金がでたのではないか。古い崩れかけた家をいくつか見た。これらのように美しい家が立ち並ぶことは、政府の観光政策上もこのましいことだろう。
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農地が広がっていて、小麦などを栽培している。この土地の所有について、チベットには小作人以外に、独立した自営農民が存在したのだろうか。
中国ではk間このチベットは寺院と貴族と地方政府が土地を所有して、荘園制度のもと、100%農民は農奴であって、地主階級に搾取されていたという。それを我人民解放軍によって解放し、自由を与えたと宣伝し、チベット占領を正当化している。 -
ほんとうにそうであったのか、それも信じがたい。なぜならダライラマ自伝によれば、ダライラマの家は、アムドでも裕福な農家であったと書かれており、農奴であったとは書いていない。
この風景を見ていると、生産力がないかぎり、豊ではなかったであろうが、自由でなかったとは思えない。農奴という身分が、チベットの農民に全部言えるとすれば、このような居住形態ではなくて、それこそ今の政府が推し進めているような定住政策の家のようにアパート的・集住的な建物ではなかったかと思う。
この建築様式を見ていると誇り高いチベット族の住居に対する思いが感じられる。どちらにせよチベットの経済史的分析は研究されていないと思う。 -
それにしても美しい風景です。
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こういう風景を見ていると、やはり自給自足的な暮らし方が原則になるのではないかと思う。これらの家は、農業と放牧の両方を行っているのか、それとも農業だけなのか、彼らの暮らしが気になる。
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丘の上に寺院がある。
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新都橋のホテルに到着です。午後8時前。今日はよく走りました。
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ここが今夜の宿泊地。ホテルは近年出来たもので、中国人の国内の移動が自由になって、観光業が発達してきているので、ホテルが新築されている。観光の発達については、後で中国の事情を知ることになる。
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ホテルの裏山ではヤクが放牧されている。
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裏山にはチベット文字で真言が書かれているのかな。チベット文字が生きているということに喜びを感じる。文字を持つ文化を抹殺することは出来ない。しかし満州文字はまったく使われていない。清朝の出身は満州人の金族であった。その文字を目にすることはないから、チベット文字が学ばれていることは、よろこばしいことだ。私はまったく読めないし、この記号的な形にすでに戸惑いを覚えているので、正直覚えられない。
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ホテルの窓から眺めている。
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ホテルの裏側には民家があり、その家の女性がヤクの乳しぼりをしてるような光景に出会う。
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チベタンという民族は、現代に進んで同化しようとはしていない。昔ながらの暮らしと考え方を守ろうとしている。それが彼らには生き易いのだと思う。日本人的尺度で彼らの生活を測ることはできない。
午後9時ごろに食事を取りましたが、食堂は観光で来ている中国人でいっぱいでした。
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