四川のシャングリラ～郷城・稲城・亜丁(日瓦)と雲南・元陽棚田の旅（その１）

2012/09/15 - 2012/09/22

中国雲南省と四川省に跨るシャングリラ(香格里拉)エリア。
ガイドブックにもほとんど載っていないこの地域の観光・道路・ホテル事情を視察し
今後の観光地としての可能性を探る８日間。ついでに2013年世界遺産になる予定の元陽棚田へも立ち寄る。
（タイミング悪く尖閣問題に起因する反日デモが激化した一週間）

9/15 MU730 KIX-PVG 09:40/11:00
MU5818 SHA-DIG 16:05/21:20 （香格里拉：実力大酒店泊）
9/16 香格里拉→郷城へ移動。（郷城：巴姆山大酒店泊）
9/17 郷城→稲城→日瓦へ移動。（日瓦：亜丁驛站酒店泊）
9/18 亜丁自然保護区(稲城三神山)。（日瓦：亜丁驛站酒店泊）
9/19 日瓦→香格里拉へ移動。（香格里拉：金沙国際大酒店泊）
9/20 MU5811 DIG-KMG 09:50/10:55
到着後、元陽へ移動。（元陽：雲梯大酒店泊）
9/21 元陽棚田。その後昆明へ移動。（昆明：緑洲大酒店泊）
9/22 MU747 KMG-KIX 07:30/15:40

※作成途中※

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 2.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

■2012年9月15日(土)■
MU730便 関空→上海浦東（09:40/11:00）。
この日は前日遅延しクルーレストの為、出発が1時間程遅れる。

航空会社のご好意によりビジネスクラスに♪

機内食ビジネスクラスバージョン

デザートはハーゲンダッツ

上海浦東→虹橋へ移動し、
MU5818 上海虹橋→香格里拉(シャングリラ)（16:05/21:20）
※途中昆明を経由

上海虹橋→昆明間の機内食。雲南名物・松茸付き！（気持ち切れ端のみ）

昆明空港到着。スーツケースはそのまま香格里拉まで。
手荷物を全て持ち一旦降機。

ちょうど反日デモが激化した１週間。

香格里拉・実力大酒店(４つ星)に宿泊。
一般的な４つ星レベル。

■2012年9月16日(日)■

一路、郷城へ向かう。
朝一でまずはホテルの近くの草原へ。
ちょうど「狼毒」が紅葉し真っ赤。

香格里拉郊外の道路脇にて。

Salvia przewalskii Maxim
（中国名：甘西鼠尾）

ワスレナグサ
（中国名：勿忘草）

11:00頃。
格咱郷方面へと北上。
途中、ヒマワリ畑を通過。

このLAND CRUISERで移動。
道路は舗装されいる。どんどん上がる。
「香郷線は雨季の土砂崩れや制限を越えた大型トラックによりぼろぼろです。現在修復中、安全に注意」の標識。

12:00頃。
小雪山峠（海抜3906m）　

12:30頃。
香格里拉大峡谷亜格山荘にて昼食。
「翁水」という村。この民宿の子供たち。

中庭が食事スペース。

田舎家庭料理。

14:20頃。
道路はしばらく未舗装地帯に。約70km続く。
海抜があがるにつれ、雨模様に。

大雪山峠（海抜約4200m）　
大雪山峠を越えると四川省・郷城エリア。省道217号

四川側から見た峠の表示。ここから雲南省。

峠に咲く、長鞭紅景天。ベンケイソウの一種。

海抜3300〜4700mの砂利・瓦礫部分に生える。
根は高山病に効くという漢方薬になる。

16:00
相変わらず未舗装道路を進む。

16:00
下界に村落が見える。

16:45
郷城が近づいてきた。
チベット建築の家々が見えてきた。

17:00
ついに郷城到着！
今夜は巴姆山大酒店にて宿泊。正式な３つ星看板が掛かっている。

巴姆山大酒店・ロビー。
田舎の割には、しっかりした造り。

巴姆山大酒店・ツインルーム
いたって普通の部屋。標準的な３つ星クラス。

巴姆山大酒店・バスタブ無し。シャワーのみ。

巴姆山大酒店・洗面所

■2012年9月17日(月)■
7:40頃
部屋から郷城の朝。チベット族の家々から朝ご飯を作る煙が立ち上る。

巴姆山大酒店
いたって質素な朝食

08:50
ホテルを出発し、桑披寺へ。（桑披嶺寺とも）
途中の高台にて郷城の風景を撮影。

道路状況は良好。

09:00　到着。
マリーゴールドが随所に咲いていて綺麗。

桑披寺
１６６９年創建のゲルク派チベット仏教寺院。現在の位置に、１９９５年に移してきたそう。

桑披寺

桑披寺
壁画が素晴らしい。

桑披寺
輪廻を描いた壁画。中国語を上手に話すチベット僧侶が説明してくれた。

桑披寺
地獄の様子。リアルである。