2002/07/05 - 2002/07/10
987位(同エリア1730件中)
タックさん
ギリシャ後半は、アテネとメテオラの奇岩地帯へ。メテオラへの250kmの列車の旅では、最初、アテネの駅に着くのに、地元のひとの親切で、やっとたどりつけた。帰りは、飛び乗った長距離バスで、難なくアテネまで戻ることができた。アテネでは、古代円形劇場での舞踊劇を楽しんだり、必見のパルテノン神殿見学と、ふらり旅としては、かなり効率よく、旅を楽しめた。ただ、この5泊は、チョット多すぎ。3泊にして、あとの2泊はエーゲ海に、もっと時間を使えばよかったかなと思う。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アテネ空港からシンタグマ広場までバスに乗り、ASTOR HOTELにチェックイン.
ここはビジネス団体向けの中型ホテルで、とても便利な場所にある。
まずは、たまった洗濯物をいっきに洗い、ベランダに干す。干すと、見る間に乾いてくるので、楽しい。夕方には、ここイロディオン劇場で、舞踊劇カルメンを観る。都会を観光する楽しみのひとつに、日本では、なかなか観るチャンスが少ない、劇やコンサートを、割安で楽しめることだ。旅行前にネットで予め調べておいたので、迷わず直行。場所はアクロポリスの丘、パルテノン神殿のふもとにあるので、途中、プラカ地区で軽く食事をして、まだ夏の日が暮れていない8時には着いて切符を求めた。 -
ここは、古代の円形劇場そのまま。 野外の石造りの劇場が、舞踊劇カルメンとどのように調和するのか、興味津々。当日売りを買ったが、2千円から4千円と
改めて日本との物価の差に !?! -
舞踊の息遣いと、カスタネットの乾いた響きが、石造りの劇場いっぱいに広がり、民族音楽オタク志望の私にとっては、至福の一夜となりました。
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カーテンコール。2千人はいた観客からの、すさまじい拍手が、これまた、石造りに反響して、踊り手も観客も一体となって、おおいに盛り上がった。
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翌朝、チェックアウト後、通勤客で混んだバスに乗り、ラリッサ駅に向かうが、どこで降りたらいいかわからない。隣の客に聞いてみるが、あまり英語が通じないようだ。と、さざなみのように、私の質問が、数十人の乗客の大半に伝わっていき、とある乗客の女性が手招きで、いっしょに降りろという。ついていくと、駅前は工事中で、どうやらバスが迂回して臨時停留所にとまるので、そこから、駅まで、この無知な旅行者がたどり着くのは無理だと判断してくれたようで、なんと、駅前まで5分位、案内してくれたのだ。なんという親切、これは日本人のお家芸だと、信じていた自分を反省した瞬間でした。さて、駅の窓口でカランバカまでの切符を買おうと、いくらか尋ねたが、英語が通じない。英語でカランバカと綴ってメモを渡しても、ギリシャ文字でないとダメなようだ。地球の歩き方のメテオラの頁を見せて、なんとか、行き先は理解してもらったが、今度は、一等車チケット(2500円) がどうしても通じない。ほかの駅員も窓口に寄ってきて、なんとか、わかってもらったが、彼らがどうしてわかったかは、今もって謎
となっている。さあ、これから5時間の列車の旅だ。 -
山と田園風景が広がる車窓。パルナッソス山には、ギリシャ最大のスキー場があると聞く。冬なら、スキーもありかな。
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この国際列車(どこにいくのか? 知らない)は、 3時間半で、Paleofarsalos駅に着。ここで、カランバカ行きのローカル電車に乗り換え。この乗り換え駅の駅名は、もちろん英語綴りはなく、ギリシャ語綴りだけしか見かけなかった。前夜、ホテルフロントで、ギリシャ語綴りを書いてもらっておいてよかった。でないと、これが乗り換え駅かどうかも、わからなくなってしまう。乗り換えずに、乗り続けると、やがて着く先はトルコか?
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カランバカまで、1時間半。車内は、冷房が効き快適。
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目的地に近づくと、メテオラの奇岩が、見えてきた。
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目指す、メテオラの奇岩群と修道院は、ここから、バスで50分ほど。今日は、移動日と割り切り、まず宿を探す。
駅前の案内所で、聞くと数件の宿があるようだ。HOTEL REX (2400円/部屋,シャワー付、朝食は別)のフロントで、部屋を見せてほしいと頼んでみた。 -
ホテルの部屋からの眺めは迫力があったが、窓をあけたのは、この時だけ。
通りに出れば、どこからでも、この景色が堪能できた。
すぐ、この部屋に決めた。 -
ここは町なのか、村なのか判然としないが、レストランが並ぶ通りが、ふたつある。地元のひとが、はいっている、とある一軒に入ることにした。
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おいしそうな、家庭料理のような、においが漂う店内では、店の主人が、なにか聞いてくる(当然、なににしますかと言っているのでしょう) メニュが読めないので、ジェスチャーで、
なにができるの?と言ったつもり。すると、... -
突然、厨房の端に案内され、なにが食べたいか、指せという仕草。
さあ、困った、食材を見せられても。 なにか、煮込み料理と思われる鍋があったので、2つ3つ、これと合図した。言葉の通じないことも、旅の味わいとなり、思いがけず、暖かな家庭料理を堪能することができた。 -
翌朝、バスで山道をくねくねと30分、メテオラに到着した。
百から数百メートルも垂直に隆起した巨大な岩山のてっぺんに修道院が見える。二十以上もの修道院が、この奇岩群に建っている眺めに、言葉を失う。なんのために、あらゆる不便を忍んで、頂に修道院なのか。神に近づくため ? 神の教えを極めるための孤高の修行場だった ? 異教徒の敵から逃れるため ? ふつふつと、疑問が頭をよぎってしまう。007の映画を観て、世界でこんな所があるのかと興奮して、二十年、ようやく夢が実現したが、なんの予備知識もなく、メテオラにやってきてしまったことを悔やんだ。 -
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ガイド付きツア客の後ろで、カメラを撮るふりをして、必死になってガイドの話に聞き耳をたてるが、果たして、正確なメテオラ情報はヒヤリングできたかな ??
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修道院から、かなり大きなかごが、岸壁つたいに降りてきた。
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今のような、てっぺんにたどり着く路を作らなかった昔には、食料、水、人間、すべてを運搬していたとか。今でも、活躍しているようだ。
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アテネからの、メテオラへの1泊旅行は、往復500kmの移動をするだけの価値は十分あったと思う。帰りは、カランバカ駅までバスで下山して、列車の時刻を調べていたら、アテネ行きの長距離バスがすぐ、出るというので、飛び乗った。途中、海岸沿いの高速をひた走り、予定より30分早く、アテネバスターミナルに着。
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今朝は、開館を待ってアテネの考古学博物館にきた。クレタ島の博物館では、展示品に圧倒され、ぜひ、アテネでは、多分、ギリシャ一の博物館で、もっとすばらしい体験ができるのでは、と今日一日を割いた。
さすがに、展示物には、圧倒された。よくわからないが、大半が古代文明期のものだろう。これは、ミケーネ文明時代の黄金マスクか? 実はよくわからない。ただ、美術品として、美しいとか、表面的な感想しか沸いてこない。
結局、これら展示物の歴史的な背景などの知識がないと、楽しめないな、と実感してしまった。 -
この階段の壁画は、古代ではなく、かなり時代が下ったものでしょう。悲しいかな、どんな由緒のある絵なのか、わからなかった。階段の手すりを使って滑り降りている、無邪気なTシャツの少年。この絵を完全に無視していたが、その子供と私と、この絵に対する理解力の差は、多分、なにもない。
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ボクシングをする少年たちは、サントリーニのアクロティリ遺跡から発掘されたという。
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黒人の顔の壺。紀元前5,6世紀にアテネで作られたようだ。なにに使ったのか? 大きさから見て、ワインを入れて飲んだのか、あるいは、香油入れか?
この博物館、やはり、展示物が多く、とても見切れない。 -
午後遅く、ホテル近くの商店街をひとりで歩いていたら、若い男性に声をかけられた。歩きながら、どこから来たのとか、軽い雑談をしているうちに、急に私の腕をひいて、とある店に招き入れた。 ん?と思った瞬間、店のカウンターに2人ですわっていた。その男はいかにも親しげに、僕のおごりだ、なにか注文して、と言う。その間、10秒。はっと、我にかえった私は、次の瞬間、ダッシュして店外に出て、そのまま走って逃げた。後ろから、その男のわめき声が聞こえたが、追っては来なかったようだ。
今まで、かなりのパターンを経験したと勝手に思い込んでいた私だが、この手口は、初めてだ。やはり、世界中からカモが集まるアテネでの、間一髪の経験でした。 さあ、明朝アテネを発つので、荷造りをしよう。次は、トルコに戻ります。 -
空港行きのバス停近くのポストオフィスにより、これまで買ったお土産や、今後トルコの旅では着ない服など、3KGの定形ボックス(箱代300円)に入れ、船便(2100円)で日本へ送った。機内持ち込み用キャリーバッグをひとり1台づつで、旅行を続けるための、苦肉の策。以前、ヨーロッパの田舎を周遊した時に、おみやげを買いすぎて、思いついた作戦だが、今回は、多分この1回だけでしょう。 さて、余ったドラクマ紙幣はどうしようと考えながら、バスに乗った。
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結局、トルコリラには変えずに、ワインや小物みやげに変えてしまった。 1時間のフライトの間、ブルーのエーゲ海は、すばらしかったが、そこに浮かぶ島々は、すべて禿山なのが、再び気になってしまう。 ホントに、言われているように、これは古代文明がもたらした気候変動の結果なのだろうか ?
トルコは、とても楽しみだが、両替が頭が痛い。暗算でも電卓でも、計算不能に陥ってしまう。
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