2010/08/12 - 2010/08/18
2958位(同エリア7407件中)
かわわさん
2010年8月、お盆休みを利用し、全7日間でベトナム・ホーチミンに飛びました。ホーチミンにはほぼ宿泊のみの滞在で、周辺の街を巡った旅行記となります。
なんでベトナムに行こうと思ったんだろう、と今でも思いますが、選択は間違ってなかったと思います。ベトナムは美しかった!
扉写真に写っているナンちゃん、記憶が飛ぶまでお酒をふるまってくれた青年、またまたベトナム人だけではなく、関わった多くの日本の方にも感謝して。
1日目 中部国際空港→台北→ホーチミン
2日目 シンカフェツアー参加。ホーチミン→カントー
3日目 カントー→ホーチミン
4日目 ホーチミン→メコン周辺の島(ホームステイ)
5日目 メコン周辺の島→ホーチミン
6日目 ホーチミン観光
7日目 ホーチミン→台北→中部国際空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー バイク 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホーチミン到着!
台湾経由でベトナム・ホーチミンへ。
機内で横の席のベトナム人女性と会話。
「ベトナムは初めてでホテルもこれから探すんだよー」
って言ったらすごく心配されていた。到着後、ロビーで待っててくれ、
「日本語話せる友人を紹介してあげるから待っててね」
と言い、電話をかけてくれた。結局、電話は繋がらず、気まずい雰囲気に。
「それじゃあ、一緒にホテル探しに行こうか。」
でも、出迎えに来ていた家族が待っている。久しぶりらしく、話したいことも沢山あるだろうに。
申し訳なくなって、ちょっと強引に、さよならを。
大丈夫だったよ。ありがとう。 -
バスで市内に移動。
いつも通り迷子になり、やれやれと思いつつ、公園で地図を広げていたら、
「なにやってるの?」
振り向くとベトナム女子。なんだ、何も買わないよ、と思っていると、
「私の英語の先生になってください?」
と言われ、迷子なのはほっぽかれ、何故か1時間位英語を教えることに。
ってか話してる感じで私の英語力の無さに気づけって感じなのに・・。
彼女は大学生で、英語の勉強のためにこの公園で毎日外国人旅行者に話しかけてるらしい。バイタリティは買うけど。
「友達になりましょう。これ電話番号。時間あったら連絡ちょうだいね。」
また先生になるのは参るので、連絡する気はおきなかった。
この後、何回もこの公園辺りを通ったけど何か後ろめたく感じてしまった。
ってな事をやっていると辺りは暗くなり始めていて。
早く宿を探さなければ。
色々見て分かったこと。
エアコン付き:10〜15ドル
エアコン無し:8〜10ドル
エアコン無しで道路沿い:6ドル
こんな感じかな。 -
サイゴンビール。一人で乾杯。
ベトナムで有名なビールはいくつか聞いた気がするけど、これ以外は飲んでない。日本のビールよりかは、中国とかで飲むビールに似てるかな。 -
2日目。
やっぱりベトナムと言ったらフォーだよね、と思い、出発前にインターネットで評判のいい店を調べ、地球の歩き方の地図に記しを付けたりしていた。
けど・・。
迷子になる。4店くらい調べていたのだけど、1つも分からなかった。
結局、適当に入った店のフォー。
写真は、フォーと薬味。
出されたフォーの味が3で後から付け足す味が7なんだよと横から解説が入る。やり方など分かるはずもなく、適当にぶち込む。辛すぎて食べれなくなる。 -
昨日予約したシンカフェのホーチミン⇔カントーの一泊二日のツアーに参加。40人位参加で日本人は1人。というか1人参加も自分だけ。大丈夫かな。
こんな感じのボートに乗ってメコン川を下って行く。バスでの移動と船での移動が半々くらいだった?
ツアーなので、途中よく分からないとこによっていく。 -
ベトナム人団体に混ぜてもらい昼ごはん。
一人で現地ツアーに参加すると、こういう時が一番困る。こんな時は一番笑顔が素敵な人のグループに混ぜてもらうことに決めている。
ん?ベトナム人がベトナムの観光ツアーに外人と一緒に参加している?
「私たちはベトナム戦争後にアメリカに移住したのよ。先生をやっているわ。兄さんがまだベトナムで働いているから。会いに来たの。」 -
もはやどこにいるのか分からないけど船を乗り換え乗り継ぎ進んで行く。
何かテーマパークのアトラクションみたいだな。 -
途中おばちゃんの笑顔に癒されたり。
-
目的地のカントーで宿泊。
日本でもそうだが、レストランとかに入る勇気がない。
相棒をサイゴンビールに屋台で乾杯。
中国やインド近辺じゃあれだけ寄って来る客引きも少ない。それでも、ホーチミンでは色々あったが、ここカントーでは全くない。寂しくなって話しかけてきやすそうなオーラを出してアピールしていたんだけど。 -
3日目。
有名なカイランの水上マーケット見学へ。
マーケットは早朝に開かれるので朝早く出発。
集合時間に遅れたと思いきや、ほとんど誰も集まってなかったんだけど。 -
カイランの水上マーケット①
約1kmに渡り、マーケットは開かれる。 -
カイランの水上マーケット②
観光船の横にすっと現れて水や食べ物を売るような船とか。
大体大人が運転し、子供が品物を売っている。
買わないとすごく申し訳ない気分になってしまう。 -
カイランの水上マーケット③
船が密集しているので、追い越し船がうまい具合にすり抜けていくかと思いきや突進してぶつかってくる。途中、観光客が船を乗り換えているところを見た。やられたのだろうか。 -
私の中のベトナムの空はこんな感じ。
青くって穏やかで。 -
包み込むように大きくて。
この季節スコールがあると聞いていたけど、ずっと晴れていた。
だから自分の中のベトナムの空は青。 -
何を作っているんだろう。
テレビみたいに、第1村人発見、とかやりたいんだけど。 -
再びホーチミン。
適当に入った屋台の客引きのお姉さん。
断ってから撮らせてもらったけど、あまり乗り気ではない。
屋台から出て行こうとすると、呼び止められて、
「もう一枚ちゃんとしたの撮って!それと、このアドレスにデータ送って欲しいの」
よかった。無理に撮ったわけではなかったんだ。
この帰り、バイクタクシーに乗るのだが、やから飛ばしている。し・か・も。すごく酒臭いのだ。 -
今回、そもそも何故ベトナムを選んだか自分でも分からない。
後付けで、メコン川が見たいって思ったりしたけど。
でも、もう見ちゃったし、アンコールワットにでも飛ぼうかな。ホーチミンからのツアーもあるみたいだし。
そう思い、旅行会社に行くが、値段を聞いてびっくり。2泊3日で6万円だって!帰れなくなるよ・・。
ってな訳で、あと残りの日数で何がしたいか考えてみた。
もっと人と関わりたい。昔ながらの風景が残っているのなら見てみたい。 -
4日目。
ベトナムホーチミン以南は交通の便が悪い。
バスが移動手段の主。地球の歩き方を見て、行きたいなと思った所はあったけど、自分で気ままにバスを乗り継いで行く旅もしたかったけど、帰国日にちゃんとホーチミンまで帰ってこれるかちょっと不安。
現地発ツアーで何かないかなーと見ていたら、メコンホームステイというものを発見!
すごく面白そう。これしかないとピンときたー。 -
バスを降りて船でホームステイ先へ移動。
そこは子供達が裸足で駆け回る世界。
ホームステイ先の家族ではないけれど、島でお友達になったナンちゃん。今振り返ると、始めはこんなに警戒心が強かったのね・・。 -
仲良くなれる糸口が見つからない。
あ、まだ一度も使ってないけど、旅の指差し手帳持ってきたなーと思い、見せると、とっても食いついてくれた。
ナンちゃんには個別レッスンもやってもらったし。男の子はまだ文字が読めなかったみたい。 -
お姉ちゃん登場。
このお姉ちゃんのことは最初誤解していた。
妹、弟を見守るしっかりしたお姉ちゃんだと思っていた。
後にちゃんばらごっこをやった時に思わず呟いた。
「・・クレイジーだ。」 -
子供の思考回路はやっぱり面白い。
何をやるのか予想がつかない。
そうそう、この子達に今回撮った写真を送ってあげたいなぁ。 -
カメラにすごい興味をもった様子。
奪い取ろうとするのだが、これだけは渡す訳にはいかない。
結局、あきらめて貸すことになるのだが。 -
この子はよくお姉ちゃんにいじめらてました。
名前は多分バウ君かな。
お姉ちゃんによく、
「バウ!!!」
と怒鳴りつけられ、しょんぼりしていたね。 -
島の奥を探検しようと思い、奥の方へ進むと、どこからもなくナンちゃんと番犬が現れ(多分追いかけてきてくれた)、案内してくれることに。
自分も裸足で駆け巡るのに憧れていたので裸足になってみたが、痛すぎて一分で断念。
途中、抱っこしてよーと言われてナンちゃんを持ち上げたら、木の実を取ってくれ、プレゼントしてくれた。優しいね。 -
休憩中。ハンモック大好き。
-
ここの子供達はお目目がぱっちりしててとても美形。
将来モデルとかになれるんじゃないかと思うくらい。 -
番犬たち。
こんなっチャーミングな犬もベトナムにいるんだな。
この犬は、別の犬からのストーキングの被害にあっていた。
自分を見張っていたのかは分からないけど、ハンモックで横になっていると、必ずこの犬が横で寝ているのを発見する。 -
番犬たち。
いざという時のために体力を蓄える。 -
ホームステイ先での夕御飯。
向こうの人が同じものを食べていたかは分かりませんが。普通に口に合うし美味しかったです。
子供たちと追いかけっこやチャンバラをやっていたので実際はかなりヘトヘトでしたが。 -
夕食後、オプションで蛍を見せてくれることに。
小さな船で向かうのだけど、ナンちゃんが無理を言って同行してくれることに。いつもは寝てる時間だよね。
目の前に広がってきたのは数千の蛍。一定の同じリズムでチカチカ光っている。これには自然と涙が出てきました。本物の感動や好奇心ってこういうものなんだな。
写真が、ナンちゃんがプレゼントしてくれたペットボトルにいれた蛍。見終わった後はちゃんと平らげました。じゃなかった。逃がしましたよ。 -
蛍ツアーから帰った後、もう寝るだけかなーと思っていた。
8時くらいかな。裸の青年が涼んでいるのを発見。昼間見たような気がするけど、ホームステイ先の人だったのね!
またまた指差し手帳で会話。歳が近いと分かったら、向こうで酒を飲もうよと誘ってくれた。同じくらいの男子がいて嬉しかったんだと思う。自分も同じくらい嬉しくて。
見るからにやばそうな感じの酒が出てくる。ウォッカとか、アルコールランプとかと同じ匂いがする。これ何?
「バナナから作った酒だよ。はいっ、セイムセイムだからね。」
セイムセイム・・。恐らくただひとつ覚えているベトナム語。恐怖の言葉。”同じ”という意味。つまり、同じだけ飲めという意味。酒はやばい匂いがするけど、勧められたものを断るというのは失礼だ。と、ここで有りもしない男気を出したのがまずかった。
酒が回るにつれ、私もどんどん脱いでいき、彼と肩を組み合ってセイムセイムという掛け声と共にどんどん意識が薄れていき・・・。 -
5日目。
飲みの後、完全に記憶が飛んでおります。
自力でベッドまで行ったのは覚えてるんで迷惑はかけてないとは思うけど。
日陰は意外と涼しい。犬がそっと寄り添ってくれてます。
上の青年は何の問題も無く、漁に出た様子。ありがとう、楽しかったよって言いたかった。
同じだけ飲んだのにー・・。 -
ベトナム珈琲をハンモックで。ミルクじゃなくて練乳みたいのを混ぜて飲みます。コーヒーか甘い方が好きな私には大ヒットでした。逆に何で日本にはないんだろう?あるのかな?
-
南国っぽいフルーツも。マンゴーかな。
-
ホームステイ先の家族と。昨日一緒に飲んだ彼の奥さんと子供。
お世辞抜きで綺麗な人でした。
昨日の飲みでのネタとしても、
「奥さん綺麗だねー、うらやましい。」
みたいなことを散々言った気がしますが。
最後にみんなで写真撮りたかったな。 -
いよいよ、島にさようならの時。たまたま居合わせたナンちゃんがずーっと手を振ってくれた。こっちも手を振って、楽しかったよ。ありがとうと伝えた。でもさよならは言わない。また会いに来るから。
この後は、ホーチミンに戻り、旅行会社前に集まったていた日本人同年代位の10人位ので飲み会を!みんな、お金とか時間を調節して海外までやって来る。何かの縁で巡り会って少ない時間だけど一緒に過ごす。なんて贅沢な時。 -
バスで横になり、仲良くなった方に拾っていただき、写真の戦争博物館も含めて、ホーチミンを少しだけ一緒に観光することに。
飛行機の時間の都合上であまり一緒にいられなかったけど、もっとお話したかったな。
一人旅だと、同じような仲間に、
「一人ですか?」
から始めることが出来る。
話しかけてもらえたらすごく嬉しい。気が合って色々話せたらもっと嬉しい。そして出会った関係は日本に帰っても続いてく。連絡はたまにでも、お互い生きていると分かっているだけで元気になる。
一人旅を出来るのは後どれ位あるのか分からないけど、こういう出会いを増やしていきたいと思う。心から。 -
以上が私のベトナム記となります。
予想もつかない所にこそ感動が宿るものなんですね。
これだからまだまだ旅はやめられそうにありません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Yosukeさん 2010/10/15 02:32:40
- 素晴らしい
- 人も景色も生き生きしてるね。
子供がかわいい。人の写真が多くていい旅していることが伝わってきますね。
ひとつ思ったんだけど、この旅行記のコネントを英文併記にして、
現地で友達になった人にURL送るってのはどうでしょう?
私も旅先で友達になった人たちになかなか写真を見せてあげることが
できなかったのですが、こういう方法があるなと思い、
次の旅にはやってみようかと思います。
- かわわさん からの返信 2010/10/16 01:08:29
- RE: 素晴らしい
- コメありがとうございます。
旅行記ですが、写真はそのままに、説明を大部分差し替えました。良かったら読んでみてくださいな。
そうですねー。インターネット使えない環境の人達には申し訳ないのですが。gmail、facebook、フリッカーなんかが有名ですね。自分も次からそうしようかと思います。
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