ほっこりミャンマー　④ 夕暮れ時のパガン

2002/02/11 - 2002/02/16

ミャンマーと言うと、軍事政権で暗いイメージしかなかった私。
でも行って見るとみんな親切で優しくて、２０カ国以上行った今でも一番良かった国ナンバー1です。
（とはいえ、今までで一番ひどい病気になったりオーバーブッキングで日本に帰る日が1日延びたりはしましたが・・・）

今回申し込んだのはツアーパッケージ。
とはいえ時期のせいなのかそれともマイナーな国だからか、お客さんは私1人。
おかげでミャンマー人のガイドさん独り占めでとてもよくしてもらいました。

1日目：　深夜　関空→バンコク乗継でヤンゴンへ・ヤンゴン観光
2日目：　ヤンゴン→へーホー　サンセットクルーズ
3日目：　インレー湖、へーホー→パガン
4日目：　パガン観光、のはずが寝込む・・・
5日目：　ヤンゴン観光　のはずがパガンで寝込む・・・
　　　　　オーバーブッキングで日本へ帰れず1日延泊
6日目：　ヤンゴン→バンコク経由大阪着

３日目。インレー湖めぐりの後飛行機のあとパガンへ。寺院から夕暮れを眺めました。

エリア バガン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

へーホーからパガンへ飛行機で移動。
空港で待っている間、コカコーラとポテトチップを。。。
（そしてこれが悲劇を引き起こす・・・）

パガンはホント素敵。
荒野の至る所に寺院が立っています。

シュェサンドーパゴダから遺跡越しに夕日を眺めました。

真っ赤な夕日がきれい。

こんなにきれいな夕日を見たのは初めてかも。

翌日は馬車に乗って遺跡巡り。のはずが・・・

翌朝、目が覚めたのに体が動かない・・・
約束の時間になってもロビーに来ない私を心配したガイドさんが部屋の外まで。
起き上がるのもやっとで、何とか這ってドア口までたどり着いたらすごい熱がある事が判明しました。

高熱とものすごい吐き気。でももっと怖かったのがミャンマーのお医者さんの注射。。。
具合が悪いながらも、注射針や中の薬は大丈夫か心配でたまりませんでした。

それから二日間、予定も飛行機もキャンセルしてホテルで寝込んでました。
水を飲んでも戻してしまい、胃の中が空っぽになってもまだ吐き気が止まらず、本当に大変でした。

空港でポテトチップをくれたガイドさんは、油が悪かったのかも。。。と自分を責めていて本当に申し訳ありませんでした。

パガンからヤンゴンへの飛行機に乗る時、一人旅の日本人の男の人が。
体調が悪い私にウェットティッシュをくれて「僕もちょうど今まで２週間入院してたんです。そこまで体調が悪くなくてよかったですね」と言われました。
恐るべし、ミャンマー・・・

そしてやっとの思いでヤンゴンに戻り、バンコク行きの飛行機に乗ろうと思ったら・・・オーバーブッキングで飛行機に乗れず空港近くのホテルにもう一泊する事に。

翌日、両脇をミャンマーの方に抱えてもらって、エコノミークラスなのにＶＩＰルームで休ませてもらって何とか帰国しました。
ガイドさんも見えなくなるまで見送ってくれて、すぐに手紙を送ってきてくれました。


最後はひどかったけど、ミャンマーの人々の温かさに感動する、癒しの旅でした。。。