旅順 '10秋

2010/09/25 - 2010/09/28

大連滞在3日目は、最近になって一部の軍事施設を除いて全面的に外国人観光客へも開放されたという旅順へ行ってきました。これから開発が進んでいきそうです。

旅順駅-肅親王府-203高地-旅順ヤマトホテル-旅順師範学堂-方玲酒店(昼食:海鮮料理)-中ソ友誼塔-関東軍司令部-旅順港-龍河-白玉山-ソ連軍烈士記念塔-東鶏冠山北保塁-老鉄山温泉-軍港遊園-塔河湾-皇城老マ(夕食:羊肉の火鍋)

エリア 大連(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

大連賓館での朝食は毎朝お粥。おかずが毎朝少しづつ変わる。胃に負担がかからず、食べ過ぎず、娘も食べることができてちょうど良かった。

チャーター車で旅順口区へ。途中、星海公園(旧星が浦)を通って海沿いを走る。

旅順駅前。中国とはいえ名の通った駅の前とは思えないほど開発されていない、外資も入っていない。これから開発が進んでいくのか。

ロシアが建設した昔のままの外観を残す旅順駅。駅前に公安車が停まっていて時節柄焦りを感じる。後で知ったのだが軍事施設に引き込む線路があるため旅順駅の周辺も注意が必要だったと。構内に長居していたら外に出された・・・。

川島芳子の実父、肅親王が暮らした「肅親王府」。

旅順市内から203高地へ。途中に乃木希典の次男、乃木保典の碑がある。ここで戦死したらしい。

日露戦争の慰霊碑、「爾霊山」。日露戦争で使われた薬莢や大砲の残骸を鋳鉄して作られた。

203高地から旅順港を眺めるが、あいにくの曇天でよく見えず残念。

203高地に残る保塁の跡。

旅順の新市街、中央大街(横)と文化街(縦)の交差点。

中央大街と文化街の交差点、文化街の右側に残る旧旅順師範学堂。

川島芳子が結婚式を挙げた「旅順ヤマトホテル」。旧旅順師範学堂と文化街を挟んで左隣に残る。メンテナンスが悪く朽ち果てていて保存状態は悪い。現在は中国人しか宿泊できない1泊10元(約120円)の旅館となっていると。

「旅順ヤマトホテル」の入り口部分。

「旅順ヤマトホテル」、入り口から入ってすぐの階段。かろうじて同時の面影を残しているのか。保存状態が悪くて残念。

アカシヤ並木。大連には少なくなっているらしく、ニセアカシヤやプラタナスに代わっていっていると。右側の方玲酒店で昼食をとる。

旅順名物の海鮮料理を食べる。入口に生きた食材が並んでおり、好きな物を選んで料理してもらう。海老(甘エビ?)、牡蠣と豆腐の炒め物、カレイ(四川風の煮付け)、ほんのり甘い蒸しパン(銀絲巻?)は練乳を付けて食べるというが付けなくても美味しい。

関東軍司令部旧跡博物館。展示内容は日本人にとって心が痛む内容。

ソ連が旅順撤退前に建てた中ソ友誼塔。関東軍司令部旧跡博物館の前に建つ。

路順の軍港のゲート。もちろん、入れない。

龍河を挟んで白玉山に建つ白玉山塔が見える。

ソ連軍烈士陵園の正門前に建つ「ソ連軍烈士記念塔」。前日にプーチン首相はここに来ていたらしい。昨日は規制がかかっていて入れなかったと。もとは大連の人民広場にあったと。

銃弾の跡だらけの東鶏冠山北保塁。日本軍の爆破口も残っている。

東鶏冠山北保塁の記念碑。

東鶏冠山のトーチカ内部。

ロシアのコンドラチェンコ司令官の爆死地点に建つ碑。

日本式の温泉、老鉄山温泉へ。左上と左下は日本式の露天風呂、右上は水着着用の温水プールと混浴温泉。旅行先でゆっくりと温泉に入れる幸せを感じる。

老鉄山温泉の入口前にあったナツメの木。

老鉄山温泉から戻る途中で見かけたローカルな煉瓦工場。

途中、鉄山地区のローカルな市場を通る。

軍港遊園沿いを車で走る。軍港は車の中からでも見えるのだが、外国人は入れない・・・。

軍艦が見える、が、公安車も走っていて車の中からとはいえドキドキ・・・。

人民解放軍?が体操中?訓練中?

写真だと植垣が邪魔でよく見えないが、実際には奥行きのある公園ではないので車の中からでもそこそこ見える。

軍港遊園の入口。物々しい雰囲気は感じなかったが。

大連へ戻る際に見えた塔河湾に浮かぶ漁船。

夕食はタクシーで港湾広場へ行き、夕飯に皇城老マで羊肉の火鍋(しゃぶしゃぶ)を食べる。左側のスープには激辛党の私でも大苦戦!!

港湾広場にある皇城老マ。前日に入った天津街の「CAFE COPENHAGEN」の店員さんに勧められて来てみた。予想外の辛さに苦戦するも中々お目にかかれない羊のしゃぶしゃぶに大満足。