2010/09/30 - 2010/10/01
172位(同エリア1056件中)
めるくんさん
2010年9月28日から10月2日までの5日間、実家がある札幌へ帰省しました。滞在中、2日間の短い日程ですが、道東の観光スポットをぐるりと巡ってきました。2日間での走行距離1300KM突破の強行軍でした。※表紙の画像は知床五湖(ニ湖)です。
【9月30日】
札幌実家(4:00出発)⇒オンネトー⇒阿寒湖⇒摩周湖⇒硫黄山⇒屈斜路湖⇒美幌峠⇒サロマ湖⇒能取湖⇒濤沸湖⇒ウトロ(17:00到着)
【10月1日】
ウトロ(7:30出発)⇒知床五湖⇒知床峠⇒羅臼⇒野付半島⇒風連湖⇒霧多布⇒札幌実家(22:00到着)
※計画では能取岬、根室納沙布岬、釧路湿原も含まれていたのですが無謀でした。
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札幌の自宅(手稲区)を早朝4時に出発、新川ICから札樽道・道央道を経由し道東へ向かいました。ご来光は5時50分頃、夕張を過ぎた辺りで拝みました。道東道の千歳恵庭JCから夕張までの区間(高速無料実験区間)が、道路工事により6時まで通行止めだったのが大誤算でした。(恵庭ICから夕張まで一般道を利用しました。)
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夕張から国道274号線(樹海ロード)と国道237号線を経由して、道東道占冠ICから再び高速道路(高速道路無料実験区間)を利用しました。画像は道東道走行中に撮影したトマムリゾートです。(運転はかみさんに任せました。)
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画像は帯広JC手前付近、道東道走行中に撮影した大雪連峰です。
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道東道の終点足寄ICから国道241号線を利用して、最初の目的地オンネトーに到着しました。オンネトーとは湖の名前です。アイヌ語で大きな沼・老いた沼という意味だそうです。
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オンネトーの向こうに見える山は雌阿寒岳と阿寒富士です。
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標高1499Mの雌阿寒岳です。山頂付近からかすかに噴煙が上がっています。
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標高1476Mの阿寒富士です。円錐状の美しい山です。
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オンネトー奥部から撮影しました。車道から5分くらい森の中を歩きました。湖水が鏡のように雲を映してます。
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オンネトー出発後、阿寒湖に到着しました。(マリモで有名ですね。)
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湖畔にそびえる山は標高1370Mの雄阿寒岳です。
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阿寒湖出発後、国道241号線沿いに双湖台というビューポイントがあります。正面に見える湖がペンケトー、ペンケトーの奥にかすかに見えるのがパンケトーです。どちらも一般の道路からは近づくことができない湖です。
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ペンケトーです。アイヌ語で上の湖という意味だそうです。
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パンケトーです。アイヌ語で下の湖という意味だそうです。湖水がペンケトーからパンケトーに流れ込んでいるので上下となっているようです。因みに地図を見ると小さく見えるパンケトーの方がペンケトーよりも数倍大きいです。
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国道241号線を更に東に進むと双岳台というビューポイントがあります。正面の山が標高1370Mの雄阿寒岳です。雄阿寒岳の左側の山が標高1499Mの雌阿寒岳と標高1476Mの阿寒富士です。雄阿寒岳の裏側が阿寒湖、雌阿寒岳と阿寒富士の裏側がオンネトーという位置関係です。
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標高1370Mの雄阿寒岳の頂です。
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標高1499Mの雌阿寒岳(右)と標高1476Mの阿寒富士です。
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双岳台を出発後、弟子屈を通過し摩周湖に到着しました。画像は第一展望台からの眺めです。透明度は日本一、晴れた日の青い湖面は摩周ブルーといわれるほどです。
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標高858Mのカムイヌプリ(摩周岳)です。カムイヌプリとはアイヌ語で神の山という意味だそうです。
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摩周湖の中島カムイシュです。アイヌ語で神になった老婆という意味だそうです。
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第一展望台から見た摩周湖を背にした眺望です。正面の山が標高512Mのアトサヌプリ(硫黄山)です。アトサヌプリの奥に屈斜路湖が見えます。
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アトサヌプリ(硫黄山)と屈斜路湖です。
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第三展望台への途中から見た摩周湖です。深みのある摩周ブルーです。
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第三展望台から見た摩周湖です。霧の摩周湖とは言いますが、快晴の摩周湖の方が良いと思います。どうでしょうか・・・。
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摩周湖を後にしてアトサヌプリ(硫黄山)を訪れました。アトサヌプリとはアイヌ語で裸の山という意味だそうです。
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火山ガスが勢い良く噴出していました。
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こんな身近なところでもお湯(温泉)が噴出しています。(沸騰しているので触れませんが。)
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温泉卵が美味しそうでした。
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アサトヌプリ(硫黄山)を後にして屈斜路湖を訪れました。湖岸の砂を掘るとお湯が湧き出る砂湯が有名です。
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湖岸にある足湯です。手を入れてみたらかなり熱かったです。(後から来たオジサンが足を入れて飛び上がってました。忠告したのに・・・。)
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屈斜路湖をぐるりと半周して美幌峠に到着しました。画像は展望台から見た屈斜路湖全景です。
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美幌峠を後にしてサロマ湖に到着しました。(この道程に結構時間がかかってしまった。)サロマ湖は日本で三番目に大きな湖です。
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サロマ湖を後にして能取湖に到着しました。9月頃にアッケシソウ(サンゴ草)で一面赤くなるそうですが、時期が早かったか遅かったかのどちらかのようです。
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能取湖を後にして濤沸湖に到着しました。濤沸湖はラムサール条約(湿地の生態系を守るために定められた世界的な条約)に指定されています。
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フレトイ展望台から見た濤沸湖(正面)です。右はオホーツク海です。
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フレトイ展望台から見た知床連山(左)と、標高1454Mの斜里岳(右)です。JR釧網本線と国道244号線がオホーツク海と並行しています。北海道らしい景色です。
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濤沸湖を後にしてようやく知床に到着しました。画像はウトロ手前にあるオシンコシンの滝です。
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オシンコシンの滝駐車場から見たオホーツク海に沈む落陽です。素晴らしい夕景でした。
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オシンコシンの滝を後にして今宵の宿に到着しました。ウトロから少し離れていますが、オホーツク海が目の前という立地です。この宿の一番良かったところは予約制ですが貸切露天風呂(勿論源泉かけ流し)が利用できることでしょうか。満天の星空の下で入る露天風呂はとても良かったです。(到着後、予約していた洋室から和室に変更してスミマセンでした。)
ホテル季風クラブ知床⇒http://www.h6.dion.ne.jp/~kifuu.c/ -
ホテル季風クラブ知床の前浜から見た夕景です。やはり落日は男の浪漫だなと改めて実感しました・・・?
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翌日7時30分頃、宿を後にして知床五湖へ向かいました。道路沿いに蝦夷鹿のファミリーがいました。因みに道東では蝦夷鹿はどこにでも出没します。(かみさんが五湖手前の道路沿いの森の中に、ヒグマがいたと大騒ぎしてましが・・・どうでしょうか・・・。)
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8時頃知床五湖駐車場に到着しました。五湖周遊でおよそ90分程度のトレッキングになります。かみさんのヒグマ目撃で、正直かなりビビッてました。かみさんに熊除けの鈴を常に鳴らすよう指示しました。来年から知床五湖の周遊トレッキングは、時期やガイド動向など規制が設けられるようです。そういえば、カムイワッカ湯の滝も規制が厳しくなったようですね。十数年前、車で砂利道を進み路肩に車を止めて、沢を登り滝上の湯壷まで行きましたが・・・
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知床五湖駐車場から10分程度歩くと一湖に到着しました。一湖の左岸には立派な木道がありました。木道は高さ2Mくらいで、熊除け・鹿除けの電気柵に囲まれています。(最初見た時、そこまでするかと思いましたが、自然保護のためにはしょうがないようです。)
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一湖です。(朝早かったので逆光の写真が多くなってしまいました。)
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一湖から10分程歩きニ湖へ到着しました。知床五湖の中では最も大きい湖です。
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ニ湖です。
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二湖です。
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三湖に到着しました。知床五湖の中でニ湖に次いで、二番目に大きい湖です。三湖は湖畔の半分以上を、ぐるりと歩くことができます。
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三湖です。
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三湖です。
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三湖です。
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駐車場から最も離れたところにある四湖です。美しい景色を堪能したいところですが、どうしてもヒグマ出没が気になる・・・。(結局蝦夷鹿一匹にしか遭遇しませんでした。)
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知床五湖の中で最も小さな五湖です。五湖を過ぎるとスタート地点の駐車場まで10分程度の距離です。相当ヒグマにビビッてたせいか1時間程度で周遊しました。
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知床五湖を後にして、知床半島を横断する国道334号線を進み、知床峠に到着しました。北海道の国道で唯一冬期間通行止めとなる国道です。画像は標高1661Mの羅臼岳です。
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羅臼岳はアイヌ語で言うとチャチャヌプリです。チャチャヌプリとは老爺の山という意味だそうです。
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国道334号線を挟んで羅臼岳の隣に位置する標高1046Mの天頂山です。
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知床峠から見た根室海峡です。遙か遠くに北方領土の国後島を見ることができました。その距離20〜30Kくらいです。
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ズームアップで撮影した国後島です。
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知床峠を羅臼側に下りて道の駅に立ち寄りました。
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全く買う気がないにもかかわらず、たらば蟹を少々試食させて頂きました。ありがとうございました。
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ビックサイズの鮭がズラリと並んでいました。
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活きの良さそうな鱈やホッケが並んでました。牡蠣はすぐ食べられるということで、その場で頂きました。(1個150円)勿論絶品でした。
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羅臼を後にして野付半島に到着しました。左側が根室海峡、右側が野付湾です。海と海に挟まれた一本道です。
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原始林が枯れ木となったナラワナと呼ばれるスポットです。
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昨日立ち寄った濤沸湖と同様に、野付半島はラムサール条約(湿地の生態系を守るために定められた世界的な条約)に指定されています。
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野付半島を後にして風連湖に到着しました。風連湖は地図で見ると形が複雑でかなり大きい湖です。濤沸湖・野付半島と同様にラムサール条約(湿地の生態系を守るために定められた世界的な条約)に指定されています。風連湖の次は納沙布岬を訪れる予定でしたが、帰宅時間を考えると無謀と思い中止しました。
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風連湖を後にして霧多布岬に到着しました。霧多布岬周辺は2010年8月に公開された映画ハナミズキのロケ地の一つです。出演〜新垣結衣(ガッキー)、生田斗真他。主題歌〜一青窈のハナミズキ(サビ〜薄紅色の君のね、果てない夢がちゃんと終わりますように、君と好きな人が百年続きますように)
映画ハナミズキHP⇒http://www.hanamizuki-movie.com/index.html -
霧多布岬展望台から見た太平洋です。奥の突き出たところに灯台があります。
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霧多布岬にある灯台です。
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霧多布岬灯台付近から見た太平洋です。奥の突き出たところがアゼチ岬周辺です。
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霧多布岬灯台付近から見た太平洋です。奥の突き出たところが先程の展望台です。
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アゼチ岬から見た小島と嶮暮帰島です。素晴らしい光景です。果てしなく広がる雄大な太平洋、岬と島々を見下ろす太陽・・・。マイベストショットと思うのですがどうでしょうか。
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琵琶瀬展望台から見た霧多布湿原です。霧多布周辺は観光地としてはマイナーですが、結構見所が多いです。霧多布を後にして最後に釧路湿原の夕陽を見る予定でしたが、釧路到着が16時30分頃、もう時間も体力も気力も限界だと思い、札幌への帰路を選択しました。そして、札幌の実家到着が22時・・・しんどい帰路となりましたが、自分の故郷である北の大地の自然に接することができて、大変良い思い出になりました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆうこママさん 2010/10/07 22:26:10
- オンネトー
- こんばんは、はじめまして。
オンネトー、めっちゃ綺麗ですね。
私も9月に訪れたのですが、曇りで夕暮れ。
こんなにきれいな湖を見たかったな〜。
麗しきオンネトーに1票です!
- めるくんさん からの返信 2010/10/08 10:56:52
- RE: オンネトー
- ゆうこママさん、こんにちは。
丁度一週間前に、旅行されていたのですね。
旅行記一通り拝見させて頂きました。
二泊三日で結構見所ポイントは押さえていらっしゃいますね。
こちらは札幌から車で一泊二日でしたので、
本当に慌しいスケジュールでした。
三十年札幌で生活してたので、
どこも一度は訪れた所ばかりなのですが、
東京で十年生活した後に、改めて訪れてみると、
北海道で生まれ育ったことにありがたみを感じました。
めるくん
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