グランドサークル＆中米ひとり旅2010　第10日目～メキシコ・カンクン→アメリカ・ダラス

2010/09/26 - 2010/09/27

2010年9月17日～9月27日の11日間、北米グランドサークル（メインはTHE WAVE）とメキシコ・グアテマラをひとりぶらり旅したお気楽記録です。ハードなスケジュールで体力勝負の毎日でしたが、短い期間で出会いあり、ハプニングあり、感動ありの濃厚な旅でした。こちらへ旅行を計画されている方の参考になれば嬉しいです。

今回は、この旅最終日のカンクン（夜だけ滞在）、経由地のアメリカ・ダラス空港の、ほぼ“食べ物の”記録です。

エリア カンクン(メキシコ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 飛行機
• 航空会社: アメリカン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

カンクンに到着したのは20時ごろ。

翌日は帰国だ、という
気の緩みなのか、

毎回恒例の、
疲れが原因の頭痛がしてくる。

連日寝ていない睡眠不足と、
まともに食べれない栄養不足と、
言葉がうまく通じないストレスと、
無駄に消耗してしまった体力で、

微熱程度を感じる。
あ〜、しんどい。

なので、
とにかくバスターミナルからすぐのホテルに泊まろうと心に決め、

長距離バスターミナル目の前にある
「Plaza Caribe（プラサ・カリベ）」に駆け込む。

フロントで尋ねると、
ツインで680ペソ。
（シングルはない、と）

ガイドブックよりも珍しく90ペソも安い。
シーズンオフなのかな。

即決で、部屋に案内してもらう。

すばらしく行き届いた広くてきれいな
ツインのお部屋。

メキシコでは、
後にも先にも一番まともで
豪華なホテル。
いかに、今まではひどかったか…

680ペソっていったら、
約4600円程度。

その金額でこの快適を買えるなんて、
感激ッ！

と感動に打ちひしがれてばかりもいられず、
日本へのおみやげ物を買いに、
近くのスーパーを教えてもらい、
ウォルマートみたいに巨大なスーパーを発見。

そこで、一通りのおみやげ物をゲット！

わたしは甘いものに目がない
超超極甘党ですが、

メキシコのスイーツは、

見ての通り、
アメリカンスイーツに通ずるような、

着色料がたっぷりの、
コテコテに甘そうな
チョコレートコーティングに
やや固そうなスポンジ、
あっさりとはいかなそうな、生クリーム。

さすがに試す気にはなれず、
写真だけ記念に撮ってみる。

いやはや、
こんなの食べてたら
横にからだが広がるわけだね。

続ケーキシリーズ。

直径25cmはあろうかというほど、
巨大な割には、
確かお値段は2,000円前後。
非常にリーズナブル。

これで、おいしかったら言うことないですねぇ。

続俗ケーキシリーズ。

これはストロベリーケーキかな。
まだ美味しそうに見えますね。

しかし、
甘ったるそうだな。
砂糖ジャリジャリかもしれません。

血糖値がハンパなく
コレステロールも急上昇間違いなし。
動脈硬化で寿命が縮まります。

さらにしつこく、

ベーカリーコーナー。
一見、美味しそうな多品種のパンが勢ぞろい。

結構広いスペースで、
メキシコにパン文化が浸透していることが分かります。

タコスだけではないんですね。
（当たり前か）

メキシコは、カカオの名産地。

インスタントのコーヒーを
お土産に買って帰ろうと思ったら、

6割ぐらい、ネスカフェが占めている。

そして、地元の客が、

「インスタントコーヒー買おうよ」
「そうね、ネスカフェ持ってきて」

と会話していたのを聞いて、

ちょっとガッカリ。

オリジナルブランドは、
ひょっとしてネスカフェに負けるのか？！

と不安を感じつつ、
ネスカフェでない、
スーパーオリジナルのインスタントコーヒーを購入。
（帰国後試しに飲んでみたら、
ちょっと酸味がきつかった…やっぱり・涙）

いろいろとお土産を買い漁り、

時間はすでに21時をまわる。

明日の帰国フライトは6時半。
なのでチェックイン4時に間に合うように、
早朝3時に起床。

そんなわけで、
とろとろしていられない。

スーパーを後にして急いで向かった先は、
バラパス公園。

ここは、どうも遅くまでやっていて、
何より屋台の食事が安くてウマいと評判。

ヒト気がすっかりなくなった暗い夜道を
恐る恐る進んでいると、

屋台の明かりが見えてきて、
たどり着いた先のバラパス公園は、

雨も降り出してきたのに、
ボルテージが最高潮なほど、
想像以上に人で盛り上がっていました。

中央の舞台にはヒトが演説したり、
歌っていたり。
何だか、集会をしているようでした。

周囲を取り囲むのは屋台・屋台・屋台！

タコス系が多く、
チュロスやケーキなんてのもあった。

せっかくなのでタコスが食べたい、
しかし、どれが良いか分からず、

結局手招きされて、
すぐに用意してくれそうなお店で
手堅くいただく。

メニューが分からず、身振り手振りで適当に頼む。

おそらく、チキンと豆と何かのタコス。
ジュース付き。
たぶん、200円ぐらい。安い。
でも、驚くほど安くはないね。

上記のタコスはセットで、
甘いジュースが付いてきました。

「ウォーター」って言っていたけど、
水じゃあないだろ、どう見ても。
黒いもん。

メキシコでは、普通にこれを水と言うのだろうか。
ちょっと甘い、
沖縄で飲んだことあるなぁ、
小豆茶？みたいな感じ。

それはともかく、

想像よりも少なめに出てきた最初のタコス。

もちろん、お腹に足りないので、
別のお店を再物色。

こちらは、バラパス公園内。

パラソルの付きのテーブルベンチは
満席状態。
空きが出るまで立って待つ。

目の前ではバンドが演奏をし始め、
それに合わせてサルサっぽいダンスを
男女2組が陽気に踊り始めた。

おお、ラテン系！
明るいなぁ。
わたしは頭が重い。

直後、大雨が降って、
屋根つきの建物に人々は駆け込む。

大勢の人が一瞬で広場からいなくなり、
異様な光景でした。

しばらくして小雨になって、
また人がワラワラと戻ってくる。

そしてまた陽気に歌う、しゃべる。
老いも若きも集まって楽しげでした。

このお店が一番人気店のようで、
次から次に湧いて出てくるように
お客がひっきりなし。

気合を入れて、
オーダーの仕方を隣人から真似したりして、
適当にタコスをオーダー。

人気店なだけに、
自分のオーダーが出来るまで、
しばし待機。

ひとつひとつが手作りで、
狭い厨房で3人のシェフ？は分業体制でこなす。

店の前は予約の人が、
自分のオーダー商品が呼ばれるのを
今かいまかと群がって待っている。

ようやく完成。

これが頼んだタコス。

具材、忘れました。

でも、並ぶだけあって、
すごく美味しかった、と思う。
いろんなソースが選べたのですが、
何が何やら分からなかったので、
間違いのないサルサをチョイス。

地元の人風に、
通に食べてみたかったな…

今度は、
もうちょっとスペイン語勉強してきますよ。

腹ごしらえをし、
足早に公園を後にし、

夜道をセカセカ歩き、
慌ててホテルに戻る。

すでに時、22時半前後。

荷物も整理しないといけないし、
こりゃ、また寝不足必至。

せっかく、安らげるホテルに泊まったのに、
結局大して眠れず。トホホ…（泣）

そして朝、3時起床。
4時にはホテルをチェックアウト。

早すぎて、
フロントのお兄さんも眠たい目をこすり
キーを受け取った。

外に出ると、バスターミナルの前にタクシーの列。

近くにいた運ちゃんをつかまえて、

すぐに空港に向かってくれ！！

と値段交渉して乗り込む。
何ペソだったかな。
忘れました。

そうして、
難なくチェックインに間に合い、
アメリカよりは早いセキュリティチェックを抜け
2時間前にはロビーに到着。

しかし、まだ朝が早過ぎて、
Duty Free もどこも開いていない。
免税店でお買い物をお願いされているのに。

外が暗いので搭乗ロビーも暗く、
することがないので、近くのベンチで爆睡。

旅の間は本能が研ぎ澄まされるのか、
体内時計がピピピッと鳴り、
搭乗時間30分ぐらい前に起床。

すでに開いていた空港内のショップを物色し、
結局何も買わず、搭乗。

さらば、カンクンッ！！

結局、肝心のカンクンを
ほとんどまったく知らないまま機体はテイクオフ。

残念でした。
また次の機会に。

3時間程度のフライトで
再びアメリカ・ダラス空港へ到着。

フライトまでのトランジットが
約3時間もあったので、

かって知ったるダラスのショッピングエリアを
隅から隅まで練り歩く。

頼まれたブランドの化粧品を探すも、
結局ここでは見当たらず。

旅の終わりで
あまりにもヨレッとしたこ汚い格好で
化粧も満足にしていない、
ナチュラルメイク（モノはいいよう）だったので、
ブランドショップでは限りなく浮いてましたね。
場違いムードプンプンでした。

結局お目当ての商品は見当たらず、

次に自分の腹ごしらえで空港内を物色。

すると、
チョコレートの専門店が出現。

空港内に入っているということは
全米ではそれなりに知られたお店なんですかね。

お店の入口に飾ってある
ガラスショーケース。

りんごの形をした
さまざまなトッピングの巨大チョコボール？

すごく美味しそうな、
でも、恐ろしく甘そうな
思わずたじろぐ見た目。

まわって、
裏側から見たところ。

甘いものになると、
ついついちゃんとカメラを向けてしまいます。

結局、
1個それなりにしたのと、
かなり大きかったので、
疲れたからだと胃への負担を考えたら、
今回のチャレンジは断念しました。

う〜ん、いつかは食べてみたい、カナ。

しかし、アメリカ人、
こんなのばっかり、
こんなサイズで食べていたら、
そりゃタテにもヨコにも大きくなりますよ。
カロリーが計り知れないです。

そうして、
いろいろ眺めた結果、
行きでも利用したAuntie Anne's Pretzelで
サラミ付きプレッツェルをオーダー。

無難に、ウマイです。
病みつきになります。

いよいよ搭乗コールがアナウンスされる。

慌てていただきます。

搭乗直前に購入した、
フローズンヨーグルトシェイク。

ミックスフルーツだったと思います。

ヨーグルトの乳酸菌？と、
フルーツのビタミンCと、
栄養補給のために。

アメリカは、
サイズがMでも日本のLぐらいあるので、

冷えたシェイクの一気飲みは、
機内お手洗いが近くなる危険にあふれていました。

こういうときに限って窓側席。

昔は、雲の上から見る地上を見るのが楽しくて
窓側席をあえて依頼していましたが、

最近はお手洗いの利便性を考えて
通路側をよく指定します。

狭いエコノミーでは、
譲り合いの通路はとても大変。

小腹が空いたので、
空港内で購入したプレーンプレッツェル。

今回のアルバムは、
かなり食べ物で占められています。

かなり趣味に走っていて、
スミマセン。

プレッツェルにはまっている今日この頃。

本場（本当はドイツだけど）アメリカは
日本の輸入雑貨では売られていない、
スナイダーズの味やその他ブランドも豊富で、
ウキウキワクワクでした＾＾

アメリカン航空の機内食は、
どうしてあまり美味しくないのでしょう。

機内はの足回りは非常に狭く、
エコノミー症候群を発症しそうなぐらい窮屈。
トイレも少ないし。

格安で乗っているのだから
文句はあまり言えないのですが、
しかし、残念です。

でも、まぁ、映画が充実していたので
救われます。

そうこうしているうちに、
13時間？のフライトもようやく終焉。

27日15時25分頃着。

11日ぶりの日本。
2週間も経っていないのに、
急に寒くなっていたのでたまげました。

そんな異常気象はともかく、
日本に帰ってきたという現実感がどんどん増し、
浮世離れの今回の旅もようやく終焉をむかえました。

お疲れ様でしたっ！

読んでいただきありがとうございましたっ