2010/07/19 - 2010/07/20
1834位(同エリア6724件中)
ころっつさん
3年連続5度目の韓国へ。
恒例の夏競馬ツアーで小倉に訪れ、その晩は博多で1泊。博多からどこに行こうかと考えていた中、ビートルに乗ってプサンに行こうと話し合い、1泊だけですが海外気分を味わうため、韓国に。同行者3人はいずれもはじめての韓国でしたが、十分満喫できたようです。
今回は、前から気になっていた機張に足を延ばし、カニを味わいたかったのですが、昼食時間から大きく遅れるので断念し、1日目はプサン東部にある海岸沿いにある美しい寺院・海東龍宮寺と温泉浴場。虚心庁に行ってみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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福岡で1泊後、朝一番の8時半出発のビートルは満席のためとれず、第2便の9時半発のビートルに乗船するために、博多港国際ターミナルに。免税店ではもちろんビールを買い込みました。
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9時半出発のビートルも満席。関西に住む私ですが、博多からビートルで行く韓国は今回2回目です。プサンまでは3時間を少し切る快適な船旅です。早割購入で往復2万円でした。
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乗船後、早速ビールを開け、飲みほしながら、船の中で流れるプサンのガイドビデオを鑑賞。同行者はDSで韓国語ソフトをしたり、本を読んでいます…「トゥリモッコハナガチュゴドモルゲッソヨ」、2人で食べていて1人が死んでも分からないという意味で、この上なく美味しいという意味のようです。どこで使うつもりなのか…。
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日韓の国境・対馬海峡を高速で駆け抜けるビートルの航跡。このあたりは海洋生物の衝突事故に注意するため、減速することが船内放送で流れていました。
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出港から3時間。いよいよ大陸・朝鮮半島の本土が見えてきました。プサンは人口350万人を誇る韓国第二の都会だけあって、海岸沿いにもこうした高層マンションが立ち並んでいます。
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港町プサンのシンボルである五六島(オリュクド)が見えてきました。プサン港の入口に位置しており、島影が5つ、6つに見えることからこのように名付けられています。
今回、時間があれば海雲台からの遊覧船に乗って周遊したいと思っていたのですが…断念。 -
プサン港の国際ターミナルに到着。
相変わらず愛想の悪い韓国の税関を無事通過し、プサンタワーホテル近くにあるデジクッパの店で昼食をすることとし、タクシーに乗らず、港から歩いていきました。 -
地下鉄の中央洞駅の地下街を歩いて、プサン旧市街のメインストリートである中央路をくぐり、西側に出ていきます。
中央洞駅周辺の地下街は、少しくたびれた感じの店屋が多く、私の好きな、なかなかいい雰囲気を出していました。派手な色のネクタイ2000W(約180円)でしたが…せっかくなので、買っておけばよかったと、後で思いました。 -
今回の昼食に選んだ場所は、プサンタワーホテル近くの東光洞にある「ハドンチプ」。港から20分ほど歩いて着きました。プサンタワーホテルの一本東側の車の通れない狭い通りに玄関があります。もう1組いた女性2人組も日本人でしたので、日本人には結構な有名店のようです。
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来店ははじめて。韓国初訪問の同行者に韓国料理の味を知ってもらおう…ということで、まずはデジクッパとしました。デジクッパは豚肉が入った豚骨スープの汁かけごはん。値段は4000W(約360円)。
同行者3人は「おいしい♪」を連発し、5度目訪問の韓国ツウ?の面目をなんとか保ちました。この店は天井が低いので、背が高い人は立ち上がったときに注意が必要です。(私も2度頭を打ちました…。) -
昼食を食べ、郊外の東海岸にある海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)にタクシーで一気に向かいます。途中ガソリンスタンドのキャンペーンなのか店頭で妖艶?に踊る若い韓国アガシに全員がカメラを向けました。運転手は苦笑…。
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今回は1泊2日、滞在時間わずか26時間あまりなので、効率的にまわる必要があります。そんな中でも、どうしても訪れてみたいと思ったのが、ここ海東龍宮寺です。
ここは朝鮮半島の東南端にあるプサンの東海岸、日本海の最南端に位置する仏教寺院で14世紀の高麗王朝時代に創建されたそうです。
プサン旧市街地からタクシーで約30分、プサン市内?と思う程の田舎ですが、2万6千W(約2100円)ほどでした。地下鉄2号線で海雲台まで行ってタクシーで行くのもいいかもしれません。
★海東龍宮寺HP
http://www.yongkungsa.or.kr/ -
駐車場から露店が立ち並ぶ参道を歩いていきます。滋養強壮のためなのかヘビ酒や虫類などを売るかなり怪しげな店もあります。
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寺の境内入り口にある仏塔。
このあたりではCDなどに録音された読経が木魚を叩く音とともに流れています。あまりありがたくないような気がしますが…韓国の寺院ではよく聞く光景です。 -
海東龍宮寺は、海辺の岩場に建っており、その名の通り龍宮のような美しい景観に魅かれ、訪れることにしました。プサン市当局も今後前面に押し出していきたい観光地とのことです。
寺の奥に進んでいくには、煩悩と同じ数の108階段を下っていきます。 -
岩場に立つ堂宇。山の中に立つ寺院が多い中、こうした所は韓国でも珍しいようです。天気も良いので、まさに絶景です。
ここは、まだ日本人の観光客は少ない穴場のようで、ツアコン付きの団体客1組を見かけた以外は、韓国人の方ばかりのようでした。 -
日本海を背景にした岩場に鎮座する仏像。
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海東龍宮寺の中心的建物である大雄堂。韓国寺院の特徴である赤や黄色、緑色などの原色が施された建物です。駐車場からここまで10分もあれば、来ることができます。
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並ぶ2匹の幸福の黄金豚像。
多くの人がここで記念写真を撮っていたのであやかって一枚。 -
大雄堂の壁面に掲げられている絵。海に向かって僧が祈っていると、海の中から龍が現れ、といういわれでも描いてあるのでしょうか、想像ですが…。
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大雄殿の横にある黄金の仏像。大黒様のようです。
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大雄殿からさらに少し階段を上がったところには、観音石像が寺院全体を見下ろすように立っており、高い位置から、日本海とともに寺院の堂宇を眺めることができます。
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荒々しい岩場には石を積み上げたパゴタのようなものがいくつか建っています。韓国三大韓音聖地のひとつとされているここは、海辺の素晴らしい景観の中に建てられた、日本人にとってはまだ穴場的な観光スポットのようです。そして、ここで祈れば願いがひとつだけかなうという一願成就の寺院でもあります。
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海東龍宮寺からプサン駅までタクシーで戻る途中に通った広安大橋。海雲台から中心街へのバイパス道路として海上に造られた道で、吊橋部分の延長は900mあります。有料道路で1000W(約80円)がタクシー料金に追加されます。
海東龍宮寺には、タクシーの常駐場所がないので、帰りの足の手段をあらかじめ確保しておくことが必要かもしれません。このときは、たまたま捕まえることができましたが…。 -
日本と変わらない都会的なプサンの道路。最高時速は80kmですが、乗っているタクシーは100km近くで飛ばしていきます。韓国語でカーナビが何かを言っています。「速度…何とか」と。
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今回の宿はソウルへのKTXが発着するKORAILプサン駅のすぐそばにある「東横インプサン駅前」。プサン駅の向こうに見える高層ビルがホテルです。東横インのホームページを通じ、日本からネットで予約できます。シングルで約4300円くらいでした。もちろんフロントでも日本語OKです。
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宿泊部屋のあるホテル15階から見たプサン駅。手前に在来線の優等列車が、奥には高速鉄道KTXの車両がとまっています。ここからKTXに乗れば、ソウルまで3時間足らずです。
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ホテルに荷物を置いた後、地下鉄1号線に乗って温泉場駅まで向かいます。地下鉄といっても途中からは高架を走っています。韓国の地下鉄の駅には番号が付いており、駅名も漢字表記もありますのでわかりやすいです。また、主要駅では日本語切り替えができる自動券売機で切符を買うことができます。
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温泉場駅からトンネ温泉に歩いていきます。途中で見かけた路上での果物販売。韓国ではこうした風景をよく見かけます。
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トンネ温泉は、韓国最古の温泉とも言われ、新羅時代の歴代の王も訪れた場所です。大都会プサンにはいくつかの温泉がありますが、その中でも一番有名な温泉です。日帰り入浴ができる有名な施設として、5階建ての健康ランド的な「虚心庁(ホシムチョン)」があります。今回が3回目の訪問。
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日本語でも「最高の温泉 虚心庁にようこそ」と表記があります。トンネ温泉は食塩泉で、ここの施設内には露天風呂やさまざまな浴場があり、多くの人数が収容できます。アイスクリームやジュースを浴場の中でオーダーし、そのまま、そこでいただくこともできます。
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