巡礼の道　　７日目　サンタルバン～オーモント・オーブラック

2010/06/07 - 2010/06/07

晴れ。１５．３ｋｍ。

今日も短い距離なので、写真に時間を割きながら、のんびりペース。
だんだん仲の良い人も増えてきて、今日は晴れ渡った青空の下で、一緒にお昼ご飯。
日差しは強いけど、陰は本当に涼しいので、良い景色を眺めながら食べるお昼ご飯は本当に最高！
街にもよゆーで着いて、楽勝、楽勝♪

・・・と思っていたのもつかの間。
今日は宿が見つからない＞＜
１軒目は、予約をした巡礼仲間にいっぱいらしいと言われ（宿の人には聞かなかった）
２軒目は、「コンプレト」
３軒目は、「コンプレト、（ホテルを併設してる所だったので）ホテルなら空いてるよ」
休憩時間を過ぎてもあかないオフィスデツリズモの前で途方に暮れていると、
（今日は月曜日。後で聞くと、休憩時間を４０分も過ぎてからあいたらしい。しかも、その日の人はものすごく素っ気なかったそうで、フランス人もいくらフランスだからとは言え、酷過ぎる！と怒っていた＾＾;）
昨日宿で一緒だったご夫婦が通りがかった。
ご夫婦は、１軒目の宿に泊まっているそうで、もう一人くらいだったら、泊まれるんじゃないかな、宿の人に一緒に頼んであげるよ、と・・・！！
藁にもすがる思いで、行ってみると、床にマットでいいなら、と泊めてもらえた！！
ご夫婦も宿のご主人も神様に見えました（笑）

エリア フランス

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンタルバンの街。

巡礼者のしるし、ホタテ貝も人によって様々。

ジャンピエールとジャンポール。
難しい名前が多い中、覚えやすいのが嬉しかった２人（笑）
（おまけに発音もしやすい＾＾）

２人は、自分の国、フランスをすごく愛していて、いろんなことにすごく詳しい！
花の名前や、古くからの歌、道のこと、町のこと、古い建物のこと。
何か見つけるたびに「あれは・・・」と言って、いろんなことを教えてもらった。

音痴で、リズム感のない私は、音楽では国境を越えられないけど、カメラでなら越えられる！

私に向けられているカメラは、なんと私と同じカメラ。
そして、彼はフランス語しか話せない。
でも、彼とは通じ合えた。

オーモント･オーブラックの街に到着。
ここからが試練の始まり。

思わず憎たらしくなってしまうほどの青空の下、宿を求めて街をさまよい歩く。

頼みの綱のオフィスデツリズモも、今日はてんでダメ。

藁にもすがる思いで訪ねてみると、なんとＯＫ！

宿の入り口。
まぶしい光の向こうには・・・

今日の私の寝床。

同室は、巡礼仲間のおばちゃんたち。
小指に出来ていたマメの水を抜くために、ライターを借りようとしたら、なんと最後まで治療してもらってしまった＾＾；
針をライターであぶって抜くやり方は知ってたけど、針に糸を通して抜くやり方は知らなかったなぁ。

シャワーを浴びて、洗濯をして、すっきりしたところで、街の散策へ。
まずは教会。

宿の前。
今日の晩御飯。

神様に見えた宿のおっちゃんが、うちの晩御飯は、specialだよ、と言うので、今日はちょっとフンパツして、宿の晩御飯を食べることに。

晩御飯、朝ごはん付きで、私の１日の予算、３０ユーロきっかり。

アリゴというジャガイモとチーズを練って（？）つくる料理。
おっちゃんがびよーんと伸ばすパフォーマンスをしながらみんなのお皿に取り分けていってくれる。

味はマッシュポテトみたいな感じで美味しかった。
でも、さすがジャガイモとチーズなだけあって、少量でもかなりのボリューム。

晩御飯の後、夕陽を見るために、皆で街に出る。
こっちの夕暮れは、めちゃめちゃ遅い。
９時、１０時が日本の夕方。