2010/09/17 - 2010/09/18
215位(同エリア338件中)
のんびりさん
スイスハイキング(渡航予約)がキッカケで、ずーっとやめていた
ハイキングを近場で続けているうちに、
山登りの魅惑に取りつかれてしまいました。
今回、南アルプスの山梨・長野県境にある3000m級の
仙丈ヶ岳に登りました。
9月17日に山梨県側の広河原より登山口の北沢峠に入り、仙丈小屋に宿泊。
9月18日、仙丈ヶ岳(3033m)山頂で御来光を見てきました。
3000m以上では、富士山以外では初めて。
また、山小屋泊りも富士山以外で初めてとなりました。
その模様を記します。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2010年9月17日・18日と
仙丈ヶ岳登山(3033m)に挑戦しました!
富士山以外で、初の3000m&山小屋泊りです。
まず、
山梨県南アルプス市”芦安”の
市営無料駐車場に車を止め、
”広河原”へ、路線バスで向かいます。
”広河原”へは、一般車は入れません。
ココからの路線バスは1日往復4便ほどしかなく、
片道1100円でした。
朝7:00頃、バス切符売り場の窓口がひらき、
7:40発の路線バスに乗りこみました。
後ろに並んでいた方々は、バス内に立ちっぱなしと
なりました。山道の1時間で、辛そうです。 -
1時間後、南アルプス登山の拠点の一つ、
”広河原”へ到着。
バスを降りると、向かい側に、
仙丈ヶ岳登山口のある”北沢峠”行きの
バス乗り場がありました。 -
9:00広河原発の市営バスに乗車。
コチラは、人数が定員(25名ほど)を越えると、
バスが増発され、立ちっぱなしということは、
ありません。
ただ、やはりコチラも1日4往復しか、便がありません。
出発後、バス内に流れる案内で、北岳(3193m)が!
車内より、北岳を撮りました♪
北岳は、富士山に次ぐ日本第2の高峰です。
ちなみに、仙丈ヶ岳は、第10位の高さになります。 -
同じく、車内より、仙丈ヶ岳♪
いい天気ですね〜♪ -
そして、甲斐駒ケ岳(2967m)です!
-
9:28、予定より3分遅れて、
北沢峠へ到着。
(写真のバスできました)
バス待合スペースにはテントが張られています。
また、写真右に見える建物は、トイレです。
とってもキレイでした♪ -
バス停のすぐ向こうには、
”長衛荘”(山小屋)があります。 -
バスの切符売り場です。
今回は、広河原で、北沢峠までの往復切符を購入。
荷物料往復400円込で、1500円でした。 -
北沢峠周辺案内図です。
今回のルートは、以下の通り。
1日目:北沢峠→五合目・大滝の頭
→小仙丈ヶ岳(昼食)→仙丈小屋(泊)
2日目:仙丈小屋→仙丈ヶ岳→仙丈小屋(朝食)
→馬の背ヒュッテ→五合目・大滝の頭→北沢峠
ココ北沢峠からは、甲斐駒ケ岳へも登れます。 -
9:38、
トイレ脇の登山口より、登山開始です!! -
20分後、1合目へ到着です。
5合目までは、このような表示が
設置されていました。 -
11:34、
5合目・大滝の頭に着きました。 -
ココは、
①小仙丈ヶ岳ルート と、
②馬の背ルート
との分岐点にあたります。
小仙丈ヶ岳ルートを進みます。
写真のとおり、登りがさらに急になります。 -
11:54、
視界が徐々に開け、甲斐駒ケ岳が
背面に見えてきました。
頂上はいつの間にか、雲がかかっています。 -
少し登っては振り返り、
また少し登って振り返りを、
繰り返しながら登ります。
と、一瞬、流れる雲の合間に、
甲斐駒ヶ岳の山頂が見えました!
(この時を待っていました!)
写真下側手前には、
これまで登ってきた登山道が見えます。 -
甲斐駒ケ岳山頂(2967m)をズームUP。
右のピークは、麻利支天(2820m)です。 -
小仙丈ヶ岳の山頂(2855m)が
近づいてきました。 -
12:55、
小仙丈ヶ岳山頂に着きました♪
南西、稜線の向こうに見えるのは、
仙丈ヶ岳(3033m)です。
すぐ手が届きそう!です。 -
南東、北岳(3193m)。
頂上は雲がかかって見えません。
北岳の左側奥に、富士山があるはずです... -
東側やや南、鳳凰三山方面。
かなり小さくみえますが、
真ん中の尖っているピークが、
地蔵ヶ岳(2764m)です。 -
北東、甲斐駒ケ岳。
-
小仙丈ヶ岳で、昼食をとり、
13:50、仙丈小屋へ向け出発です。
仙丈小屋は、仙丈ヶ岳山頂の手前を
ショートカットしてたどり着きます。
(案内図をご参照ください)
!!っ、また、尾根の西側から、
あやしげなガスが迫ってきてます!
(なんか、このパターンが多いなぁ..) -
14:20、
仙丈ヶ岳山頂にだいぶ近づいた所に
仙丈小屋分岐がありました。
小雨も、ぱらつき出してきており、
迷わず、小屋方向へ進みました。 -
分岐して、約10分ほど下った先に、
ようやく、仙丈小屋が見えてきました!
(やれやれ) -
仙丈小屋です♪
-
小屋の中です。きれいだ♪
手前、右側が食事スペースです。
奥は寝床になります。 -
2階の寝床エリアです。
連休1日前の平日で、前日雨のためか、
宿泊客も少なく(数十人ですが)、
1人1畳のスペースを余裕で、もらえました♪
ちなみに、翌日の連休初日は、
すでに予約で一杯とのことでした。 -
夕食です。
生ビールを800円で注文しました。
おいしく、いただきました♪
夕食中に小屋のお姉さんより、
翌朝の御来光の案内がありました。 -
夕食後、まだ明るかったので、
外に出てみました。
先ほどは気がつかなかったのですが、
風力発電の設備のようです。 -
明けて、翌朝18日、5:00、小屋より。
東の空が明るくなり始めました。
仙丈ヶ岳山頂へ出発です。
(数組の方々が登りました。)
かなり寒く(5℃位とのこと)、
防寒対策をしっかりして、
荷物を小屋において行きました。 -
だんだん周りが明るくなってゆきます。
山頂は、すぐそこ(に見えます。)
実際は、山頂まで、あと8分かかりました。 -
周りの夜明けの景色を楽しみながら
登り、
5:25、仙丈ヶ岳山頂へ着きました。
標高:3033m -
山頂近くより。
甲斐駒ヶ岳のシルエット! -
そして!!
雲海のかなたに浮かぶのは...
北岳(3193m)と富士山 です!! -
拡大して、もう一枚!
言葉がありません。 -
すぐ御来光です!!
山頂にたどり着いてから、
1分と経ってません! -
南の大仙丈ヶ岳(2975m)。
あっという間に、周りがガスに覆われて
しまいました。 -
ガスはすぐ無くなりそうもなく、
5:35、下山し始めました。
途中、西側の中央アルプス(写真)が、
見えました。 -
6:00、仙丈小屋にもどってきて、
朝食です。
写真右側の厨房に名前を告げると、
朝食を出してくれます。
ごはんは、夕食と同じく、
おかわりし放題(セルフサービス)です。 -
6:15、小屋を出ました。。。
仙丈ヶ岳が、朝日をあびて輝いています!
こういうのを、モルゲンロートと
呼ぶんですよね? -
山頂をズームUP!
(仙丈小屋前より) -
再度、登場、
甲斐駒ケ岳(仙丈小屋前より)。 -
しばらく山の景色を楽しみ、
6:30、小屋を出発です。
下山は、馬の背ルートを降ります(写真)。
なるほど、馬の背中に見えますねぇ。
*あわただしく出発したのは、
北沢峠9:45発のバスに乗りたかったからです。
これを逃すと、広河原でのバス接続が悪く、
芦安の駐車場に戻れるのは、夕方となってしまいます。
仙丈小屋で、小屋から3時間みれば、
北沢峠まで降りられると、確認しました。 -
馬の背ヒュッテを過ぎた後、
一旦、沢までおり、分岐となっていました。
沢を渡って進むと、5合目・大滝の頭へ出ます。
沢を渡らずに進むと、大平山荘に出ます。
大平山荘は、
北沢峠より歩いて15分ほど下にあります。
5合目・大滝の頭へ向かいました。 -
9:10、北沢峠バス停にたどり着き、
何とか、広河原行きのバスに間に合いました。
この後、広河原からは、
路線バスより100円UPしか料金が変わらない、
”乗合タクシー”(1200円)で、
芦安まで戻りました。
充実した、初3000m登山でした。
(終わり)
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