2009/09/22 - 2009/09/24
5329位(同エリア7227件中)
もじもじさん
初めてのヨーロッパ旅行!!
イタリアやフランスも良いけれど、以前から夢見ていたスペインへ行ってしましました。
どこまでも広がる大地、巨大な大聖堂、陽気な人々、情熱的なフラメンコ、美しい建築や美術品の数々……。
スペインは魂を揺さぶるダイナミックな魅力で溢れていました。
憧れの街バルセロナは芸術溢れる刺激的な街。
奇抜なガウディ建築の数々、特にサグラダ・ファミリアはとても素晴らしかったです。
滞在ホテルはユーロスター・ガウディ・ホテル。
サグラダ・ファミリアまで徒歩5分という好立地で、地下鉄の駅も近いので便利でした。
内装も綺麗でしたし、とても良いホテルでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
-
セビリアから飛行機に乗ってひとっ飛び。
あっという間にバルセロナに到着です。
大都市なので地下鉄が整備されていて、移動がとても便利です。
T-10という回数券(10回分)があり、6.65ユーロと非常にお得です。
まずはホテルにチェックインしたのですが、部屋の窓からサグラダ・ファミリアが見えました。
期待感が高まりますが、日中の混雑を避けたかったので、翌日の朝まで我慢しました。 -
初日はゴシック地区とランブラス通り周辺を回りました。
カテドラルは修復中…。
残念でした。
観光本では入場料無料と書いてありましたが、訪れた際は有料になっていました。
各町でカテドラルを見ていて若干食傷気味だったこともあり、ここはスルーしてしまいました。 -
次はピカソ美術館へ。
ここは所謂「ピカソらしい」キュビズムの作品というより、彼が幼少時に書いたものから「青の時代」と呼ばれる初期の頃の作品がメインに展示されていました。
ユニークだったのは、ベラスケスの「ラス・メニーナス」をピカソがリメイク(?)した作品についての展示。
初見では思わず「何だこりゃ」と言ってしまいそうでしたが、ピカソが登場人物や構図などについ何枚もデッサンしたものが展示されていて、苦心しながらかなり練られて作られたものであるということがよく分かり、とても面白かったです。
絵画の見方が少し変わったかもしれません。 -
ゴシック街の大通りです。
土産屋さんが並んでいました。 -
ゴシック街からランブラス通りに抜けていく途中、レイアール広場を通りました。
この時期はメルセ祭りの最中だったので、広場ではコンサート会場が設置されていました。
こちらは広場の真ん中にあるガウディ作の街灯。
彼の初めての作品です! -
ランブラス通りは人でいっぱいです!
-
通りには大道芸人がたくさんいました。
完成度の高いものが多く、見ていて面白かったです。 -
通りを南下していくと、サン・ジュセップ市場が見えてきたので寄ってみました。
海外の市場巡りはとても楽しいものです。 -
市場ではフルーツジュースを買って飲みました。
肉屋や魚屋を色々見て回りましたが、日本では見かけないようなものが多くあり、退屈しません。 -
次は歩いてガウディ作の集合住宅カサ・バトリョへ。
この建物は海をモチーフとして設計されたそうです。
外壁のガラスモザイクは、海面が光が乱反射しているかのように輝き、内部は海底や海底洞窟が表現されている……らしいです。
ここは入場料が16.5ユーロもするので入りませんでした。
ちなみにここのオーナーはチュッパチャップスの創業家で、カサ・バトリョ限定の飴が販売されているそうです。 -
そのまま少し歩くと同じくガウディ作の集合住宅地カサ・ミラが見えてきます。
今度のモチーフは山です。
ここは8ユーロだったのでしっかり見て回りました。 -
まるで高い山々に囲まれているようです。
ガウディの作品には直線がありません。
真っ直ぐに見えても微妙に波打っていたりします。
そこに着目してみると面白いかもしれません。 -
まるで洞窟みたいです。
こんなところに住んでみたい!
ガウディ建築についての展示品も多くありました。 -
ここの見どころは屋上の煙突。
山の根から突き出た峰々を表しているらしいです。
しかしこれは一体…。 -
変な建物だな〜と言いつつも、かなりお気に入りだったりします(笑)
-
ホテルから近かったので、サグラダ・ファミリアの夜景を見に行きました。
予想以上の大迫力と美しさにビックリ!! -
前にある公園から撮ると、水面に映って良い感じに撮れます。
ただ木がちょっと邪魔ですかね。 -
明朝、いよいよ中に入ります!
有名なこちら側は「生誕のファザード」。
実はガウディが残したサグラダ・ファミリアの設計図は全て紛失してしまっているらしく、現在建設中の部分の細かいデザインは、他の建築家・彫刻家によるものなんだそうです。
しかしこの生誕のファザードはガウディ自身のデザイン。
緻密な彫刻がとても美しく、名が示す通りに喜びで満ち溢れているように感じます。 -
裏側は「受難のファザード」。
表側と違って直線で構成されていて、幾何学的な印象を受けます。 -
個人的には生誕の方が好きですが、こちらはこちらで面白いです。
-
内部はまるで森林のような不思議な空間です。ガウディの作品は「自然」の美しさをモチーフにしているらしく、それを意識しながら見て回ると、色々発見があって楽しいです。
-
エレベーターで登ってみました。
私は高所恐怖症なので、かなり震えました(笑)
ちなみに、エレベーターはとても混みます。
朝一で行っても30分以上待ったと思います。 -
4本の尖塔です。
完成すれば18本になる予定なんだとか。
…まだまだ時間がかかりそうです。 -
下りは階段で降りてみました。
グルグルと続く螺旋階段はカタツムリをイメージしたものらしいです。
…ここもかなり怖くて足がすくみました。
正直一刻も早く降りたかったのですが、遅々として足が進みません(笑) -
生誕の門の上部には木と鳩のモニュメントが…。
近くで見上げるまで気づきませんでした。 -
サグラダ・ファミリアから少し歩き、ドメネク作のサン・パウ病院へ。
ここは今も病院として稼働中ですが、見学は自由です。
もし入院するならこんな素敵な病院がいいです(笑)
ちなみにこの病院の側で、「ニセ警官」という欧州によくいるタイプの犯罪者に絡まれました。
まあ事前に観光本で手口を見て知っていたので、「NO!!」と怒鳴って逃げました。
ちなみに私はバンコクで詐欺師?に絡まれた経験もあります。
どちらも実害はなかったのですが、どうも運が悪い…。 -
地下鉄でしばらく移動し、グエル公園に行きました。
公園は高台にあり、駅を出たらかなり急な坂を登らなければなりません。
歩いて登るのはかなり大変だとおもいますが、エスカレーターはありました。
…ただ動いていない時もあるみたいなので油断禁物です。 -
ガウディ作のグエル公園はおとぎの国のような独創的でとても楽しい場所でした。
高台なので見晴らしも良く、バロセルナが一望できます。
ちなみにこの公園は大富豪グエルが田園都市を作ろうと構想したらしいのですが、宅地が売れなくて結局頓挫してしまい、公園になったらしいです。
まあ事業的には失敗だったかもしれないですが、そのおかげでこの楽しい公園があるわけですから、ガウディの「作品」としてはこれで良かったのかもしれないですね。 -
グエル公園のシンボル的存在、トカゲ君の噴水。
観光客がいっぱい集まっていて大人気です。
よく見ると可愛い…?(笑) -
次に訪れたのはドメネク作のカタルーニャ音楽堂。
ここはガイドツアー(英語かスペイン語)でのみ見学できるので、前日に来て予約を入れておきました。
超豪華なステンドグラスやシャンデリアで飾られた大ホールは必見です!
ただ、残念なことに内部の写真撮影は厳禁です。
いつかここでコンサートを聞いてみたい…。 -
昼食にはパエリアを!!
色々調べて評判の良かった7portesというレストランにっ行ってみました。 -
この店のパエリアは絶品!!
ボリュームもあり、味も濃い目なので食べごたえがありました。
お勧めです!! -
急ぎ足でしたが、バルセロナで見たかったところは全て回ってしまったので、モンジュイックの丘にあるミロ美術館に行ってみました。
ミロの作品は…正直私にはサッパリ分からないようなものが多かったのですが、この写真の謎のキャラクターは割と好きです。 -
モンジュイックの丘はバルセロナが一望できるだけで、特段何があるわけでもないのですが、一応サッカーチーム「エスパニョール」の本拠地オリンピックスタジアムがあります。
まあ私はサッカーに詳しくないのですが…(笑)
翌日はいよいよスペインを出国し、ストップオーバーを利用してイギリスのロンドンに入ります。
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