2010/08/28 - 2010/08/29
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くろすおーばーさん
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灼熱の夏にひとときの涼を求めて、滋賀県最高峰の伊吹山(1377m)へと足を運ぶ。
日が傾き始める頃にスタート→沈む頃に山頂に立ち、長浜~琵琶湖の夕暮れ、夜景の絶景を楽しむ。
山頂の山小屋にて1泊し、次の日は涼しい早朝に山頂を散策、絶景を楽しみながら下山。
帰路、醒井で梅花藻を散策する。
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伊吹山登山の入口。
ここから、ゴンドラか徒歩の選択をし、迷わず徒歩で。
山頂までの長い道のりが始まる。 -
登山組は、右の階段状の山道へ・・・。
左の道に先にはゴンドラ乗り場があり、3合目までワープできますので、気軽に山頂に行きたい方は、そちらをオススメします。 -
いざ。
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1合目までは、標高も低い為、うっそうとした茂みの中をひたすら歩く。
石がごろつき、木の根が縦横無人にむき出し、足場は悪い。 -
夏の風物詩、蝉の幼虫。
私の地元では「もっくりこ」と呼ぶ。
何の蝉かは不明だが。 -
看板が草に覆われて読みづらいですが・・・
「1合目まであと5分」との事。
ひたすら登る。
景色は、「木」のみ。 -
1合目に到着。
そこはいきなり見晴らしのよい場所で、軽食をとる店も。 -
そこの看板犬の「わんこ」。
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1合目から上を見上げると、少し開けた感じで、絶景が楽しめそうな予感・・・。
でも角度はそこそこある。 -
そこには、やはり絶景が広がっていた。
風の通り道となり、気持ちよすぎる。
この景色を見ると、足が止まりがちに・・・。 -
この景色と一体化した私の同僚。
いい感じに「溶け込んでいる」。
彼は何を思ふ・・・ -
さて、上を見上げると、かなり急な道が・・・。
でも足を止めるわけにはいかない。
まだまだ1合目を過ぎたところ。 -
草むらをかき分け、ようやく2合目へ到着。
標高580m。
まだまだ暑い。 -
まだまだ道は続く。
紺碧の青が足の疲れと心を癒してくれる。 -
そして、ようやく伊吹山の全景が見えてきた。
もう少しで3合目だ。 -
3合目に到着。
標高720m。
ゴンドラに乗ると、景色をゆったり眺めながら。ここまでひとっとびで来れる。
登山組は通過点に過ぎないが、小さな達成感が。 -
しかし、ここからが伊吹山の真骨頂。
あの山頂めざして。
といきたいところだが、しばし休憩を。
ここで、ゴンドラ組と落ち合い、みんなで山頂を目指す。
標高にしてあと700m弱はあろうか・・・。 -
この標高までくると、山は秋を感じさせてくれる。
すすきがいい感じに。 -
日も傾きかけ、日差しが緩やかに。
何気ない木も夕暮れに映える。 -
そして、5合目。
標高880m。
なぜか4合目が見当たらず・・・。
いつスルーしたのか?? -
休憩中にふと見ると。
虫たちも気のせいか下界とは違って、のびのびとしている感じ。 -
お父さんとその後を一生懸命追ていく息子。
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六合目。
標高990m。
あと少しで1000mの大台だ。 -
六合目からの眺め。
ここまで来ると、街なみは遥か眼下に。 -
基本的に、これくらいの斜度の壁面をジグザグに道が続いて、そこをひたすら登る感じ。
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7合目。
標高1080m。 -
遠くに、雲の上にさらに発達した入道雲が見える。
標高が高い場所ならではの光景。 -
辺りは夕暮れにさしかかり、すすきの穂が夕映えに映えて美しい。
もちろんBGMは虫の音。 -
茜色に染まる空。
この一瞬を堪能する。 -
街にはちらほら灯りがともり始め、昼間とは違った姿にかわりつつ。
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8合目。
標高1220m。
辺りはすっかり暗くなり、カメラもフラッシュをたかないと。 -
おそらく9合目付近からの夜景。
9合目の看板が見つからず・・・。
街の灯りもずいぶん増えて、夜景になりつつ。 -
そして、山頂へ。
時計は19時を回ったとこ。
この絶景を堪能して下さい。 -
山頂には、山小屋が何件かあり、われわれを出迎えてくれる。
今夜はここで。
シャワーはないので、そこは我慢。 -
頭上には、「北斗七星」が輝いている。
見づらい方は、この写真を大きくして見てください。 -
日が変わって、早朝6時半。
天気がよければご来光を、と思っていたが・・・
残念ながら、山頂は霧につつまれていた。 -
少し霧が晴れる。
山頂中央には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が祀られてられている。
その理由は・・・後の醒井の編でご紹介します。 -
眼下に広がる雲海。
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霧もようやく晴れ、紺碧の青、白、緑のコントラスト。
絶景だ。
朝からこんな景色を堪能できるのも伊吹山の醍醐味の一つ。 -
昨日は暗くて見えなかったが、山頂の山小屋の雰囲気はこんな感じ。
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山頂は少し開けているので、しばし散策を。
高山植物が好きな方には、是非。 -
少し歩いて、もう一つの展望場所に移動する。
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高山直物①
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高山植物②
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いや、にしても絶景のオンパレード。
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そして、下山に。
この道を下る。 -
花に蜂が。
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この景色を見ながら下る幸せ。
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ふと見ると、蝶が。
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ようやく6合目まで下ってきた。
ここまで下ると、気温が徐々に上がってきて、汗ばんでくる。 -
3合目のゴンドラ乗り場が近づいてきた。
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何匹いるかな?
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3合目のゴンドラ乗り場で休憩をとり、最後の景色を楽しむ。
清々しい。 -
最後はゴンドラで下り、伊吹山登山を終了。
引き続き、醒ヶ井地区の梅花藻をお楽しみ下さい。 -
そして、伊吹山を後に、行き路に気になっていた、醒井地区の「梅花藻」を「確認」しに立ち寄る。
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車を最寄の駅「醒井駅」の駐車場に停め(無料)、またまた「歩く」・・・。
梅花藻の前に、気になっていた、湧き水「天神水」へ足を運ぶ。 -
歩くこと約20分。
天神水へ到着。
なんという透き通った水!
菅原の道真を祀っていることから、「知恵の水」とも。 -
「この集落周辺の山は石灰岩でできており、雨水の浸食作用で空洞ができ、そこに地下水が流れて、その一部がここに湧いている・・・」
とある。 -
湧水には、鱒(マス)がたくさん泳いでいる。
透明すぎて、「丸見え」である。 -
この天神水の「主」だろうか?
ひと際でかい。 -
この「天神水」から流れる清流で、梅花藻が生息している。
ちょっとした群生地だ。 -
梅の花に似ている事から、「梅花藻」と呼ばれるらしい。
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その清流は水車を回し・・・風情がある。
そして、いつものようにたたずむ我が友人。 -
そして、天神水を後に、醒井の「湧くわく街道」へを足を運ぶ。
途中、レトロな郵便局を発見。 -
湧くわく街道は、「地蔵川」に沿って駅から「居醒の清水」に渡る約1kmちょっとの観光名所。
春は桜並木、夏は梅花藻と、季節毎の楽しみがある。 -
地蔵川に群生する梅花藻。
ピンクの花は、上に生えてる木の花なので、お間違えない様。
そのピンクの花をおじさんが一生懸命取り除いている。 -
地蔵川にいたるところにある「かわと」は今も人々の生活の一部となっている。
夏には、スイカやビールを冷やしている。 -
地蔵川は、居醒の清水を源流とする湧水の川。
年間の水温は約14℃と一定で、平成の名水100選に選ばれている(2008年)。 -
この街道は、普通に住民が生活している空間で、家の前がたまたま清流だっただけに、休日ともなるとこうやって観光客がごった返している。
ただ、家の前にこんな川があるなんてうらやましい。 -
梅花藻をアップで。
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普段の生活の一部にこんな風景があると、贅沢だ。
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そして、終着点、「居醒の清水」に到着。
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日本武尊が伊吹山で大蛇の毒を受け、高熱をこの清水で癒したところ、不思議と治癒したという湧水。
伊吹山山頂にいた像の由来である。 -
ヤマトタケルノミコト!
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ちょうどお昼にさしかかり、お腹がすいたので、近くの店で昼食を。
店内は、レトロな雰囲気をかもし出していた。 -
「鱒(マス)フライ定食」
鱒は初めて食すので、楽しみだった。
鮭科に属するだけあって、鮭と同じ赤身で、味もほぼ同じである。
うまかった。
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