2010/08/27 - 2010/08/30
9175位(同エリア19728件中)
NODAさん
5月にマカオに行った帰りに立ち寄った香港。
たったの半日くらいでしたが、猥雑で、エネルギーに溢れ、非常に面白く感じました。
幸い、香港便は羽田から出ているので、週末を利用して歩き回ってきました。
本当にただの街歩きで、観光地らしいところには全く立ち寄っていないため、あまり面白い旅行記ではないかもしれません。念のため。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
羽田からの便が香港に着き、入国審査や税関を通り抜けるともう深夜。今から街に出て宿を探すのは面倒ですし、果たして無事寝場所を確保できるかどうか分からないので、いつものように空港夜明かしです。
パックパックを枕に、小さなバッグを胸に抱けば、狭いベンチでも結構寝られるものです。 -
夜が明けて、6:20の空港バスで九龍の街へ。香港には八達通(オクトパスカード)という、日本のSuicaと同じ機能を持つカードがあり、これが非常に便利。HK$100をチャージしておけば、かなり使いでがあります。
バスは朝日の中を進みます。
吊橋からの眺めはなかなかのものでした。 -
雑居ビルと看板が増えてくると九龍の街中です。
地下鉄の旺角(モンコック)駅近くでバスを降り、早速宿探しを始めました。7:00。
香港の安宿は○○マンションと呼ばれる雑居ビルに入っており、ひとつのビルに入れば一気に何件もの宿を訪ねることが出来ます。ですから、今夜の宿なんて楽々見つかるものと思っていました。
が・・・ 朝7時という時間帯が悪かったのか、まだ開いていない宿も多く、5〜6件回っても決まりません。第一、英語が全く通じない。これには困りましたね。
結局、今日1泊の宿、明日2泊の宿がようやく決まったのは、8時頃になってからでした。 -
部屋は決まったものの、12時まではチェックインできない、とのことで、仕方なくバックパックを置いて暑くなってきた街へ出ます。
香港に着いたときはHK$800くらいあった資金も宿代や予約金を払ったらHK$100を切ってしまいました。こうなると気持ちにも余裕がなくなります。
しかし、腹が減ってはいい考えも浮かばない、ということで、近くにあったお粥屋に入りました。
香港最初の食事はピータンのお粥とチャーシュー腸粉(米粉の皮でチャーシューを巻いて蒸したもの)です。 -
メニューには、パンとソーセージ、卵といった、いわゆるABFなどもあります。こんなのも手ごろでいいかもしれません。
-
で、今回のホテルはどんなところか、といえば、何と香港が世界に誇る、ザ・ペニンシュラ!
う〜ん、大人の男にふさわしい・・・ -
と、いうことがあるはずもなく、実際にはこんな汚いビルの一部屋。真ん中のビルの4階です。
部屋は後ほどお見せします。 -
さて、12時まで何をしようか。
まずはメインストリートであるネイザン道を南下し、九龍島から香港島へ渡るフェリーに乗ってみました。
これは本当に快適で気持ちいいです。
一階席と二階席があって、二階の方が少しだけ料金が高いですが、ここは迷わず二階です。 -
フェリーからは、九龍島と香港島の沿岸部に立ち並ぶ鉛筆のようなビル群が一望できます。
たった6〜7分の航海。
何度でも乗りたくなりますね。 -
九龍に帰ってきて、南から北に向かいます。
-
北に向かってどんどん歩きます。
-
あまりに暑いので、九龍公園で一休み。
木陰も多く、広くてのんびりできる公園です。
ここもそうですが、香港はどこに行っても鳥の声が多いと感じました。 -
これが今回泊まるホテルの部屋。
きれいだし、一通りの設備はあるものの、一泊HK$400(\5000弱)と、ちょっと高いかな、という感じ。ベッドは小さく、足が壁についてしまいます。
まぁ、香港の宿泊費は世界一高いらしいですから、仕方がないかもしれません。 -
トイレ兼シャワールーム
-
ホテルの部屋からの眺め。
いかにもアジアって感じです。 -
シャワーを浴びて一休みし、お昼を食べに再び街へ。空の色が少しおかしいな・・・
たまたま目に付いた麺屋に入り、雲呑麺を注文。量は少ないけれど、おいしいお昼になりました。HK10。 -
雲呑麺食べて店の外に出るとポツポツときました。
そして、5分もするともの凄い雨に。
おまけに風も出て雷もなり、もう、暴風雨といった感じ。日本では本当に大きな台風のときにしかみられないような雨で、1時間近く足止めをくらいました。 -
雨も弱まり、また歩き出します。果物などを売る屋台街を抜け、園芸店が並ぶ通りを歩き、鳥好きの楽園バードガーデンへ。
中国ではオヤジ達は鳴き声を楽しむために鳥を飼い、午後になると自慢の鳥を連れて集まるそうです。バードガーデンはそういうところ。
沢山の鳥屋も店を構えています。 -
ヨウムもいました。
-
頭や首を掻かせてもらいます。
ヒトに良く慣れていて、楽しいことこのうえなし! -
バードガーデンからホテル方面に戻ります。
-
おっ!
果物ジュース屋台発見。
漢字のメニューだけでは良く分からないですが、目にいい、とか、ビタミンC、などと書いてあるので、ビタミンCね!、と注文するのです。HK$15。 -
おやつのタピオカとサトイモ?が入ったココナツミルクのお汁粉。
これはおいしい! -
夜になりました。
写真では良く分からないですが、かなり明るい輝きです。 -
晩ご飯のトーロンポーのせご飯。
ま〜ずいまずい。大失敗。 -
香港2日めの朝は、飲茶でスタート。
でも、ひとりきりだと色々食べられないんですよね。小龍包とちまき食べたらお腹いっぱい。HK$26。 -
今日もスターフェリーへ。
九龍島〜香港島間には4路線あるので、これを全部乗ります。 -
フェリーからの眺め。
-
船着場。
-
カラフルフェリー。
-
九龍といえば、かつては魔窟と恐れられた九龍城です。いまは取り壊せて公園になっているとのことで、バスに乗って行ってみました。
緑が多く、鳥の声が響き渡るいい公園でした。日本の秋の陽気なら、ベンチで昼寝したいところです。 -
九龍城(Kowloon city, 城ではなく町)で見つけた肉屋の看板。なかなか、いいね。
-
お昼も九龍城で。
エビ入り麺と青菜の台湾風。
麺はトマトスープで美味でした。 -
今夜の宿の部屋。
ここも広くはないですが、洒落た部屋で快適。
ただ、大通りの面しているので、夜は車の音が少し気になるかな。
宿泊料金はなんとHK$280。 -
特筆すべきはシャワールーム。
トイレとシャワールームがガラスの引き戸できちんと仕切られるので、トイレが水浸しになることがありません。こんな安宿、はじめて。 -
さて、バスに乗り間違えながら九龍中心部に戻り街歩きです。
ジュース屋台があったのでメニューを見てみたらスイカシェイクの文字が。迷わず注文!
香港のスイカシェイクはバニラアイスクリーム入りで、柔らかな甘さが悪くなかったです。HK$15。 -
廟街と呼ばれる屋台街を行きます。
数百メートルに渡って屋台が繋がっていて、アクセサリーや雑貨、偽ブランド品を並べています。
面白いけど・・・ どこにでもあるかな。
写真は貼紙で埋め尽くされた壁。凄い迫力! -
また、夜になりました。
香港を歩いていると、周大福とか六福といった看板を良くみかけます。この旅行記の一枚目の写真のバスもそう。
これ、貴金属店の広告なんですね。そこら中に店があって、店内は明るく輝き、前を通ると店内の冷房が気持ちいい。疲れたとき、トイレに行きたくなったとき、ここはお勧めです。(冗談) -
夕食のエビの卵振りかけ麺。
メニューを見て適当に頼んだら出てきたのですが、しょっぱいし生臭いし、とても食べられない。
申し訳ないですが、残してしまいました・・・ -
看板シリーズ、その1:ご迷惑をお掛けします
謝り方が日本と違いますね。 -
夜が更けました。
ネオンが輝いております。 -
香港3日めの朝。
さて、何を食べようかしらん。
「富豪自選早餐」の富豪ってのがいいでしょ。 -
朝食はこれ。
トンカツバーガーといったところ。
それとコーヒー。こちらはクリーム入りが当たり前らしいです。砂糖はお好みです。 -
看板シリーズ・その2:階段注意
この「小心」という言葉、感覚としてよく分かります。 -
看板シリーズ・その2:スリップ注意
小心地滑はいたるところで目にしました。
皆さん、底がツルツルの靴を履いているのかね、と思うくらい。 -
看板シリーズ・その4:ベルトをしっかり掴んでね
香港のエスカレーターは速い!
はじめは驚きますが、なれると気持ちのいい速さ。日本のもスピードアップして欲しい。 -
地下鉄をバスを乗り継いで海辺の町・西貢(サイコン)に行って見ました。のどかな田舎町です。
-
シャコやエビ、魚、貝を船に積み、売りに行くおばちゃん。
-
小船が浮かんでいます。
-
海鮮レストランもたくさん。
でも、やっぱり一人では入れません。
2人前のセットメニューはHK$350(\4000)くらいから。友達連れで来たいところです。 -
西貢からバスで彩虹へ戻り、彩虹からまたバスで香港島へ。オフィス外の中環に移動します。
中環を歩けば欧米人の姿が多く、東京と変わらない近代的な町並みとともに、下町の九龍とは180°違いました。
何となく歩いていたらタイ料理屋に引き込まれ、ここで昼食。タイでいうところのパッタイです。
本場のものより豪華で味も結構。 -
自分がどこにいるかも分からず適当に歩いていたら、いつ間にかハリウッド・ロードに出て、西に歩いていくと文武堂に行き着きました。
ビルの谷間の雰囲気のあるお堂です。 -
皆さん熱心にお参りしています。
-
路面電車(トラム)に乗って香港公園へ。
もう少し涼しければ、ここはまさに都会の中のオアシス。
中には600羽の鳥が放し飼いされているというエリアがあり、目の前でえさを食べる鳥を見ることができます。 -
かわいいですなぁ。
-
そして夜。
23時にはホテルを出て空港に向かい、帰国です。
香港は面白い町でした。買い物を楽しみたい人、美味しいものを食べたい人、ただ街歩きを楽しみたい人、みんなが楽しめるところです。
ただ、基本的に英語は通じないと思ったほうがいいようです。せめて、これください、これいくら、数詞くらいは覚えてから行くことをお勧めします。
あと、僕のように夜便で行き、深夜便で帰ってそのまま仕事、というようなハードスケジュールは組まないことが肝要ですね。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
香港(香港) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
56