2010/08/09 - 2010/08/10
300位(同エリア468件中)
ニッキーさん
所用があって一人で大阪へ行きました。
昨年大阪へ行った際、東海ツアーズの「往復ひかり+ホテル」を使って2万8千いくらで東京から新幹線で大阪へ行き、新阪急ホテルアネックスに一泊しました。普通に買えば往復新幹線代だけでそれぐらいかかりますから、このプランはお得です。それに味を占めて今回も新幹線とホテルがセットになったプランをネットで探してみました。
ところが、今年はお盆前という時期が悪いのか、去年のような安いプランは見つからず。
結局、日本旅行の赤い風船「往復新幹線+京セラドームに近いホテル」を使うことにしました。
このプランを利用するためにはまず日本旅行の会員登録をしなければならず、ちょっと面倒でした。
ホテルはたくさんある中から選べるようになっており、選ぶホテルによって価格が違います。
中には一流ホテルの名前もありましたが、そういったホテルでも下層階を提供することで値段を安くしているようでした。
ちょっと良いホテルに泊まってみたい気もしましたが、夜遅くチェックインして翌朝7時にはチェックアウト、しかも一人旅なので、良いホテルに泊まってもその良さを十分享受できそうにありません。
私はシャワーとエアコンのある清潔な部屋でありさえすれば十分という方なので、目的地に近いということを最優先にして阪急電車十三駅近くのホテルプラザオーサカにしました。
「東京⇔大阪往復のぞみまたはひかり+ホテルシングル一名、食事なし」で32,700円です。
もう少し調べてみると、このホテルはお盆の時期でも「一人シングル」で4,500円から泊まれ、この値段なら新幹線とホテル、別々に取った方がわずかに安いことがわかりました。
となるとセットで取るメリットは特にないのですが、それぞれ予約するのも面倒なので、やっぱりこのプランを利用することにしました。
去年のよりかなり高いのですが、その代わり一日中すべてののぞみとひかりの中から好きな時間帯を選ぶことができます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 日本旅行
-
往路に私が選んだのは11時〜11時半の間ののぞみです。
結局東京発11時ののぞみ225号が取れました。 -
お弁当とお茶を買って乗り込みます。
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私は大阪へ向かって左側、3人掛けの窓側の席でした。
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前の座席との間隔も広く取ってあり、樂です。
これ、相当広いです。 -
12号車
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出発してまもなく見えたツインのマンション
品川のあたりだったと思います。 -
去年の春、安い「ひかり+ホテル」の便に乗った時は、きっと団体客用の席をばら売りしていたのでしょう、周りはイリノイ州から来た日本語を学ぶアメリカ人高校生30人の団体でした。隣の高校生とおしゃべりをして、引率の先生まで挨拶に来てくれてそれはそれで楽しかったのですが、その中でたった一人お弁当を食べるのは肩身が狭かったものです。
今回は「のぞみ」だったせいか周りに団体さんはいませんでした。品川まで隣に誰も乗ってこなかったので、横浜へ着くまでにお弁当を食べてしまうことにしました。今日のお弁当は「貝づくし弁当」です。850円だったかな?ほたて、あさり、しじみ、貝柱など各種貝が乗っています。貝類が好きなんです。ちょっと塩っ辛いかな?
お弁当も食べ終えた頃、横浜から隣に若いビジネスマンと3歳ぐらいの子供を連れた若いお母さんが乗って来ました。若いママさんは子供が退屈してぐずらないように手作りのサンドイッチを食べさせ、小さな声で本を読み聞かせ、おやつにヨーグルトを食べさせていました。私も昔は子供二人を連れて何度となく新幹線で東京⇔京都の実家を往復しました。それどころかボストンに留学中の夫に合流するため、乳飲み子を連れてニューヨークまで飛行機に乗ったこともあります。一年後、帰りは身重の身体で上の子の手を引いて帰っても来ました。妊娠8ヶ月を過ぎると飛行機に乗せてくれませんから、ビジネススクールの卒業を前にした夫を置いて一足先に帰国したのです。今は一人ですいすいどこへでも行ける身になりましたが、子連れのお母さんの大変さはよくわかります。 -
隣の若いビジネスマンと子連れのママさんは京都で降りて行きました。
降り際に若いママさんがビジネスマンに「うるさくしてすみませんでした」と言っていました。
周りに配慮のできる本当に感心なお母さんです。
私は京都で生まれ結婚まで京都に住んでいました。
今は両親も近くに呼び寄せたので実家もないのですが、京都駅を通り過ぎる時は特別な感慨があります。
東寺の五重塔が見えたので写真を一枚。 -
もう一枚。
-
新大阪に着いて目的地への乗り換えの西中島南方駅のプラットホームから梅田方面を見ると、梅田スカイビルディングが見えました。
大阪ともすっかり縁遠くなってしまった私です。
今回は用事で来ているので立ち寄る時間はありませんが、機会があったら梅田へも行ってみたいものです。
この後、昔京都で通学に利用していた阪急電車に乗りました。
ココア色の車体と木目調の内装が懐かしいです。 -
一日目の用事を済ませて夜遅くホテルプラザオーサカにチェックインしました。
十三(じゅうそう)駅の近くには歓楽街、ラブホテル街がありますが、プラザオーサカはそんな中でも雰囲気を異にした、そこそこ大きなビジネスホテルでした。
泊り客は欧米人や高校生の合宿の団体、若い女性グループなどを見かけました。
安いうえ梅田へも出やすいので、気軽に利用できるのでしょう。 -
スタンダード・シングルルームは15?。
一人だとちょうどいい広さ。
ベッドは少し大きめです。
エアコンがよく効いていて、この日も暑かった大阪、部屋に入った瞬間ホッとしました。
この日はお盆の前だったせいか満室のようでした。
私の泊まった階には団体さんは入っていないようで、廊下は静まり返っていてありがたかったです。 -
「部屋のドアはオートロックではないので鍵のかけ忘れにご注意ください」と言われ、20センチほどもある長い金属の棒状のホルダーが付いたキーを渡されました。
ポケットには入りませんが、これなら無くしません。
なかなかすてきなキーホルダーです。 -
フラッシュを使った写真。
実際よりやけに白っぽく写ってしまいましたが、こちらの写真で鏡の前の私のバッグの横に置いてあるのがルームキーです。
写真をクリック(左クリック)→「この写真の元画像はこちら」を選んでいただくと大きい写真で確認できます。
そこまでする写真でもありませんが、大きな写真で見るとカーペットの質感とかテレビのリモコンとか細かい所が観察できてなかなかおもしろいです。
テレビは全室薄型テレビとのこと。
部屋の隅っこに鏡があって化粧台に使えるコーナーがあり、ドライヤーもそこに取り付けられていました。確かに狭い洗面所よりこちらでお化粧した方がやりやすいですよね。
エアコンはベッドサイドでオンオフができますが、温度調節は窓際のエアコン吹き出し口のパネルを開けて行います。
窓からの景色は、低い階だったので景色を楽しめるというほどではありませんでした。 -
イスとテーブルのコーナー
イスは一脚です。
脇にスーツケースを乗せる台が置いてあります。
このホテルはルームサービスはやっていません。
そういうところでお値段を安くできるのでしょう。
マッサージは有料でやっていました。 -
入り口を入って右側のドアが洋服掛けと靴置き場、左側のドアがバスルームです。
洋服掛けには浴衣とスリッパ、靴べらと靴磨きの布が置かれていました。
パジャマを持参していたので浴衣は使いませんでした。
特筆すべきは洋服掛け隣の観音開きのドアを開けるとミニキッチンが出現したこと。 -
こちらがそのミニキッチン。
水道とシンク、横に電熱ヒーター。
その下は冷蔵庫になっています。
このヒーターは消防署から使用を禁じられているので使わないで下さいと注意書きがあり、代わりに電器ポットが置いてありました。
上の棚にはグラスと湯飲み茶碗、緑茶のティーバッグが2つ。
ヒーターが使えない今はキッチンとは言えないでしょうが、手を洗ったり水を汲んだりできるので便利といえば便利。
この洗い場があるだけでちょっと得した気分です。 -
バスルームは一段高くなっていて、そこだけちょっと不便に感じました。
トイレはウォシュレット。
バスルームに置いてあったのは歯みがきセット、髭剃り、シャワーキャップ、化粧用コットンと綿棒のみです。化粧水、くしなどはありませんでした。
ボディシャンプー、シャンプー、リンスはボトルに入ったのが置いてありました。 -
バスタブはお湯を張っては使わなかったので、使い勝手はわかりませんが、きれいでした。。
-
シャワーは手に持っても使えるタイプ。
お湯の温度調節はお湯のコックと水のコックで調節するタイプでした。 -
シーツの肌触りが最初湿っているように感じたのですが、湿っている訳ではありませんでした。
エアコンのせいで冷たくなっていたのか洗剤あるいはシーツの材質のせいかもしれません。
枕もやや固めでしたが、いざ、横になってみると特にシーツも枕も気にならず、朝までぐっすり眠れました。
翌朝、ホテルのレストランで食事をしている時間が無かったので、歩いて2分ほどのコンビニへ出かけ、おにぎりとお茶を買って部屋で食べ、早々にチェックアウトしました。
ホテルの前には朝6時からタクシーが待機していました。 -
二日目の昼食は「のらや」というチェーン店で冷やしうどんとたこ焼きを食べました。
のらやの「のら」とは野良ネコの「のら」みたいです。
いたるところにネコの絵が・・・。 -
鶏天ぷら冷やしうどんに豆腐サラダ、鮭ご飯、わらび餅のセットです。
食器もネコの形でネコの顔が書いてあります。
わっはっは! こうやって並べてみるとおもしろいです。
一つ一つの座席が天井まで格子で仕切られて個室のような趣あり。
くつろげます。 -
せっかく大阪に来たのだからと出し汁に浸したタコ焼きも食べてみました。
おいしかったです。
お腹が一杯になってしまいまいした。
一年ぶりの一人での宿泊でしたが、吹田、箕面と回って用事も滞りなく済ませ、16時過ぎののぞみ128号で帰りました。
京都、大阪は私にとっては懐かしい特別な場所。
観光旅行ではありませんでしたが、良い旅でした。
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