【ドイツへの旅 2010】　その１　出発～博多編

2010/05/11 - 2010/05/11

東京から長崎県の離島に移住してほどなく、仕事関連でドイツのローテンブルグへ行く事になりました。

フランクフルトへの直行便よりも4万円ほど安い格安航空券を選んだ結果、台湾・香港と経由するロングフライトに。トランジットの時間も相当に長いので、どうせなら往復の道中も楽しむことにしました。

かなり強行スケジュールでしたが、個人的嗜好も満足させる旅ができました。

しかし、経由便で行くドイツは遠かったー。

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旅のスケジュール：2010/5/11から5/20の10日間


5/11　自宅－博多

5/12　福岡－香港

5/13　フランクフルト－ローテンブルグ

5/14－16　ローテンブルグ

5/17　フランクフルト－香港(5/18)－台北

5/19　台北－福岡－フェリー

5/20　帰宅




※今回の目的地はドイツですが、訪問エリアは日にち別に選択してあります。

エリア 福岡

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2010年5月11日（火）　【旅の初日】

青空が広がって絶好の旅日和。
のどかな離島の集落から、ドイツへ向けて出発する。

今回の旅には重要な仕事が含まれている。
ローテンブルグで開催される鍼灸学会（TCM KONGRESS）に招かれた師匠の講演と実技をビデオ撮影するのが私の役目。

現地で3日間撮った映像は、すぐに学会で販売されるという。
失敗は許されないため、実は何日も前から緊張気味なのだ

12時20分、フェリーにて博多へ向かう。

乗船客は少ない。

18時55分、博多港に到着。
6時間半と長い船旅だったが、揺れないので快適に過ごせた。

今夜は中州に近いビジネスホテルで一泊。
荷物を置いて中州の屋台にラーメンを食べに行く。

アコードホテル 宿・ホテル

中州の屋台街は洗練されていて、どの店も明るい雰囲気で気軽に入れそうだ。もちろん明朗会計。外国人観光客も見かける。

はしごをする、ほろ酔いのサラリーマンが多い。

私は豚骨ラーメンを注文する。値段は味よりも高めか。それでも客が多いのは、この雰囲気に魅かれる人が多いのだろう。

両サイドを酔っぱらいに囲まれ、タバコの煙にまかれつつ、
ラーメン食いながらローテンブルグの学会に思いを馳せる。
しかしドイツに行くのに、中洲にいる自分が変な感じだ。

川に映る中洲のネオンと、これからドイツへ向かうという意気込みがまるで噛み合わない。

ここは早々に退散しよう。歓楽街の賑わいと、妖しく光る南新地のネオンに背を向け、足早に宿に帰った。

いよいよ明日は出国だ。（まっ、香港までだけど）



【ドイツへの旅 2010】その２　香港?ブルース・リーを偲ぶ編　に続く
http://4travel.jp/travelogue/10495238