アモイ＝異国情緒溢れる港湾都市（２）南普陀寺編

2010/04/30 - 2010/05/03

１日目の観光は市内にいくつかある見所のひとつ、南普陀寺にしました。
中国の精進料理も初体験です。

エリア 厦門(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 タクシー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルからタクシーで１０分ほどのところ、南普陀寺はアモイ大学と隣り合わせにありました。

アモイ大学の正門です。

大学の中に入ってみたかったのですが、なんやら警備がきびしいようで、門の外から内部の写真を撮るのが精一杯。

門のすき間から校内を撮影。
キャンパスは緑が多く、きれいな校舎です。
日本の大学より整備が行き届いているように感じました。

南普陀寺の入口です。

思っていたよりず〜っと広いです。
入ってすぐのところに大きな池がありました。

敷地面積は３万平方キロメートル以上。
1000年以上の歴史を誇るお寺です。

天王殿、大雄宝殿、大悲殿、蔵経閣で構成されています。

敷地内には、売店やレストランなどもあります。
この辺りは、お寺というより、公園のようです。

ここもなんとなく南国ムード。

蓮の池の向こうに天王殿があります。
天王殿の横にチケット売り場があり、入場料は３元。

中国式の長い線香。
花火みたいです。

真剣に拝んでいる中国の人たち。
何を拝んでいるのかなあ？

天王殿には、凛々しい表情の韋駄天像があります。

建物は見ごたえあります。

ここは大雄宝殿です。

大雄宝殿内には、過去・現在・未来を表す三世尊仏が祀られています。

東西に７体ずつ計１４体の和尚の像が並んでいます。
どの像も、とても穏やかなやさしい表情をしています。

僧侶が修行を終えて出てきたようです。

さらに奥へ進みます。
ここは大悲殿です。

大悲殿は、三重の屋根がそれぞれカーブを描き、反り返った絢爛豪華な造りです。
そして、千手千眼観音菩薩像が安置されています。必見です！

少し変わった建物は蔵経閣です。

岩に書かれた文字。

たくさん並んだ人形（？）
ちょっと不気味です。

お寺の裏山まで登ってきました。
裏山には数多くの刻石があります。
景色抜群。
さすがにここまで登る人は少ないようです。

いつも道に迷う夫婦には、案内図がとても頼りになります。

清の僧侶が書いたという、高さ４メートル、幅３メートルの「仏」の題字。

南普陀寺側から池越しに、アモイ大学を見ます。

夕飯の時間にはまだ早いので、大きな蓮の池の周りを１周してみました。

夕刻になるのを待って、精進料理をいただけるというレストランに来ました。
南普陀寺の中にあると、調べてきたのですが、分かりづらく、かなり迷いました。

やっと着いたレストラン。
まだあまり人は入っていません。

メニューをみてもよく分からないのですが、夫が調べておいてくれたようで、注文には困りませんでした。４品コースを2人前でオーダーしました。

前菜として出てきたのは、きゅうりの塩漬けとピーナッツ。
きゅうりはピクルスのような・・・
ピーナッツも想像通りの味です。

一品目。
おっぱいのようなこの料理は、マッシュポテトです。
もちろん中国語での料理名があるようですが、、、
マッシュポテトの中には木の実などいろいろなものが練りこまれていて、見かけよりはずっと美味しかったです。ていうか、これがいちばん美味しかったかも。

２品目。
よくある中華料理の炒め物ですが、精進料理なので、肉のかわりに、大豆で作った肉のようなもの。ヘルシーでいいね。これもけっこう美味しかった。

３品目。
これは焼きビーフンです。
味付けはよいです。
でもすごい量で、二人では食べきれない。

４品目。スープの具も精進料理。野菜と厚揚げのようなものです。
薄味ですが、これもかなり美味です。

４品コースは２人では食べ切れません。
そして、驚きなのはお値段です。
メニューの値段はコースの料金であって、何人で頂いても同じ料金だったのです。
高級なお店と聞いていたので、こんな美味しい料理を２人で1000円ほどで頂けるなんて、日本では考えられません。

レストランの庭もいい雰囲気だったので、食後の運動も兼ねてうろうろしてみました。

素敵なお庭でした。

が、この後、ホテルに戻るのにタクシーに乗れなくて、たいへんな思いをするはめに・・・

南普陀寺を後に、アモイ大学校門前でタクシーに乗ろうと奮闘（？）

乗ろうとすると割り込みずる込みがここでも。
ドアを開けると、先に乗り込まれ・・・これぞ究極の割り込みか。

というわけで、タクシーにはとうとう乗れず、路線バスもどれに乗ればよいのかも分からず、で・・・

結局歩いて帰ることに。

歩くこと１時間。
ちょっと疲れたけど、アモイの街の様子がよくわかりました。

なかなかよい雰囲気です。

でもこの調子では、滞在中、タクシーはあまり利用できないのかなあ。

この旅行記へのコメント （4）

• zzr-cさん 2011/05/22 16:23:18

  焼きそば系が好き

  じんままさま　こんにちは！
  
  マッシュポテトが一番美味しかったですか！
  
  意外ですね！
  
  こちらにも精進料理というカテゴリーがあるのが意外でした。
  
  私が気になったのは焼きビーフンです。
  好きなんですよねぇ〜面が^^;
  
  食べきれない量と云う事ですが、それでも挑戦してみたい１品です。
  
  じぃ〜

  じんままさん からの返信 2011/05/30 00:02:15

  RE: 焼きそば系が好き

  zzr-cさん、こんばんは。
  
  ご訪問＆カキコミありがとうございます。
  返信が遅くなってすみません。
  
  中国に精進料理があることを知りませんでしたが、あっても不思議ではないのですよね。
  ビーフンは薄味でしたが、美味しかったです。香辛料もきつくなく、いろいろな野菜が入っていました。もう一度食べたいなと思います。
  
  アモイに行く機会がありましたら、ぜひ食べてみてください。
  
  ちなみに、zzr-cさん、麺が好きとのことですが、実は、じんままも麺が大好き！和洋中問わず、３食のうち一度は麺類を食べる程です。
  上海でいただいた蘇州麺も忘れられない味です。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　じんまま
  

• とんちゃん健康一番さん 2011/01/19 13:36:22

  美味しそう♪

  じんままへ♪
  
  ご無沙汰しておりますぅ！！
  中華♪中華♪中華♪
  このヘルシーな炒め物！！
  写真を見ているだけでご飯食べられそう☆
  
  アモイ！！
  行ってみたぁ〜い！！
  
  じんまま♪
  遅ればせながら今年も宜しくお願いしますぅ☆

  じんままさん からの返信 2011/01/25 11:21:16

  RE: 美味しそう♪

  とんちゃん、おはようございます。
  
  アモイの旅行記、みてくださったのですね。ありがとうございます。
  
  アモイ？それどこ？ってよく言われますが、なかなかよいところでしたよ。
  旅行記のつづきはまだ下書き中（なかなか進まない）ですが、福建土楼やコロンス島にも行きました。
  アモイ、お勧めです！
  
  １月も下旬になってしまいましたが、
  今年もよろしくお願いします。また飲みにいきましょう！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　じんまま