2010/08/22 - 2010/08/22
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アルデバランさん
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長野県茅野市立美術館にて日本近代建築史の第一人者にしてここ数年は建築家としても独創的な作品を次々と創り続けている、藤森照信先生の個展が開催されている。
期間中、「高過庵」や建築家としてスタートを切った「神長官守矢史料館」を先生が案内する見学会やら、
路上観察学入門講座などの魅力的な企画が開催されたが、同様に目玉企画の一つ建築家の伊東豊雄とのトークセッションが22日にあったので出かけてみた。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
会場の茅野市民会館前には8時45分には既に100人ほど並んでました。
-
2時からのトークセッションの入場整理券は9時から配布されます。
空飛ぶ茶室「泥舟」への入室の受付も同時に申し込みできます。 -
9時になって列が少しずつ進みだしました。
エントランスの床にもネオンサインの表示が… -
トークセッションの定員は600名なので満員になることはないと思うけど、
泥舟の定員は少ないので高速道路を飛ばしてやって来ました。 -
整理券は結局、75番でした。
この番号ならきっといい席が確保できるでしょう。 -
「泥舟」への入室は6人単位で10分間。
スケジュール表の空いている時間帯に名前を記入して予約。
12時50分からを無事予約出来ました。 -
事務室前には「諏訪の路上観察」公募物件の56点の入選品評結果が展示されてました。
全部で267点の応募があったとか。 -
整理券も確保したし、泥舟の予約は12時50分から。
まだ、9時20分なので、個展の前に神長官守矢史料館と高過庵に行ってみる事に…
駐車場に戻ろうとすると御大が一人で歩いてました。
挨拶をして思わず、「高過庵は公開されてますか?」などバカなことを聞いてしまいました。
その後、御大は駐車場をウロウロしてスタッフらしき人達と立ち話。
ちなみに麦わら帽子は我輩ではありません。 -
高過庵と神長官守矢史料館から12時前に戻って来ました。
約3時間弱の中断でした。 -
入場料は500円。
中は写真撮影禁止でした。
受付でカタログを購入しようとするが、売り切れ…
郵送してくれるというので代金2,000円を払って予約。 -
中は撮影禁止だけど外からならOKという許可をもらったんで様子を少々紹介します。
一番手前の角では「空飛ぶ泥舟」の制作記録がDVDで上映。
30分以上の克明な記録です。 -
写真家増田彰久氏による藤森先生の20作品の写真パネル、50点ほどを展示。
一番気になった、高過庵より高い台湾の茶室「入川亭」は奥まった所に展示のため見えません。
なんせ、クリより耐久性が疑問の台湾の竹5本で支えているからね… -
パネルの手前の長テーブルの上には、著作の「タンポポハウスが出来るまで」にも紹介されていた、
手書きスケッチのノートやメモ用紙の生原稿が展示。 -
柱に沿って屋根、壁、左官の素材コーナー
一番手前は守矢史料館でも使われた諏訪地方に多く産する鉄平石葺きの見本。
あと10日で貴州省旅行。この手の屋根は飽きるほど見れるはずです。
ワクワク…
そして、泥舟に葺かれている手揉み銅板の展示も。 -
こちらは泥壁見本。守矢史料館の壁の苦労話も「タンポポハウスが出来るまで」で紹介されてます。
決して中から撮ったのではありません。 -
さあ、そろそろ予約時間の12時50分です。
泥舟に行ってみましょう。 -
その奇怪な姿で美術館の前庭に忽然と現れた「空飛ぶ泥舟」
べつに空から飛んできたわけではありません。 -
藤森先生が設計して地元小学生や一般参加の人達が7日間で完成させたとか。
電動工具とかの危険な作業は職人さんたちが手伝いました。 -
名前のとおり茶室です。
空飛ぶ泥舟ですが、水に浮かべることは無理でしょう。
「かちかち山」ってのがありましたね、えらい残酷な昔話… -
最初、空飛ぶクジラの姿をイメージしたというが「河豚になっちゃった」とトークセッションで言ってました。
-
さあ、では中に入ってみましょう。もとい、中に登ってみましょう
-
奥に土風炉が。
先生はすでに3回も使ったとか。 -
内装は桧の天井板でリブがアバラ骨のようにかかっておりクジラの腹の中にいる気分です。
思ったより揺れません。高過庵の方が揺れるかも…
定員7名で写っている人はボランティアの説明員 -
白くちょっと見えているように床は漆喰です。
建物じゃないから建築許可は不要だよね。
構築物になるのかな?
出入りは屈まなくてはならず、まさに茶室です。 -
あっという間に10分が経って、次の人たちと交替です…
縦横1間、2間の最小の住空間。
一晩ぐらいここで過ごして見たいですね。 -
泥舟入室体験を終わって、トークセッションまで時間があるので茅野市民会館を外から内から見てみましょう。
-
ロビーから中庭方面。
この茅野市民会館は早稲田の古谷誠章の代表作で、2007年の日本建築学会賞を獲得しています。 -
なんといっても特徴は中央本線の線路に沿ったスロープのあるこのブリッジ(渡り廊下)でしょう。
建物の向こう側は茅野駅のホームです。 -
渡り廊下を登ったところから振り返ってみました。
この斜面になんと図書館があります。
設計のコンペの時、完全一般公開プロポーザルという珍しい形で審査したそうで、
古谷誠章が選ばれたのはこの図書館を置くというプランが決定打になったとか…
そのあたりの事情は東京ガスの広報誌「LIVE ENERGY」2007年10月号に藤森先生と古谷先生の対談で紹介されています。 -
ここはJRの改札から市民会館に通ずる入口。
左に行けば市民会館に、右の階段を降りれば駅の外に。
そして直進すると見晴らし台に上がれます。 -
JRの跨線橋から線路伝いに見下ろしてみました。
線路に沿った壁はガラスと鉄骨を組み合わせた素材。
光をふんだんに入れて中は明るくなっています。ただし、一面ではなくジグザグにする工夫もされてます。
でも、八ヶ岳、蓼科は駅のホームから見えません。 -
中庭方面。左側が駅に通ずる渡り廊下で、ガラス面の内側が図書館。こちらはジグザグではなく一面ですね。
-
見晴台に上ってみました。
正面が市民会館のマルチホールとロビー、右側は個展が開かれているイベントホール。
左側が駅に通ずる渡り廊下。
植わっているのは紅葉かな? -
開場時間の1時30分になりました。整理券順に入場して前から2番目のほぼ中央席を確保!
席はほぼ満員の大盛況。
なんせ、藤森先生と世界の伊東豊雄だもんね。
写真撮影は禁止ですので画像はありませんが… -
裁判の絵ではありません。
写真禁止だから思い出してスケッチで紹介。
セッションは「二人の諏訪での生い立ち」「建築論」「質疑応答」で5時まで3時間たっぷり。
伊東豊雄は諏訪の神童と呼ばれていたそうで中学時代の通信簿の公開というサプライズも…
オ、オール5!
藤森先生はどちらかと言うとガキ大将?
そういえば伊東豊雄の代表作仙台メディアテークは奇しくも、この市民会館を設計した古谷誠章の案と最後まで争ったとか…
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