2010/02/22 - 2010/02/25
196位(同エリア575件中)
マティスさん
この旅行で最も行きたかった最終目的国、モロッコ。
しかし、モロッコまでの道のりや、パリのアパルトマンの手配などに追われ、モロッコに関して準備といえるものは、全くできていなかった・・・。
でも、とにかく、フェズにいく、ということは友人と私の間で暗黙の了解で決まっていたかのように、何の確認も無しに、私達はフェズに向かっていた・・・。
フェズ、そこの見所が何かも、どんな街かも、知らなかったのに、なぜか、すごく楽しみに、向かっていた。
PR
-
フェズ到着
バスターミナル
何だか、普通の町の感じ -
城壁の門をくぐれば・・・・
フェズ・エル・バリ(旧市街)が押し迫ってきた。
10時間近くバスに揺られ、疲れが出ていた私達に、この混沌はかなり堪えた。
無数の客引き・・・、仕事する動物、人、ヒト、ひと・・・・。そして、迷路迷路・・・・・・・。
写真を撮る余裕全くなしで、この写真はまだ城壁の外。 -
とりあえず、宿探し。客引きには付いていきたくなかったので、必死に撒いて、そこら辺でまったり茶してた旅行者に相談したら、そこのマスターに話を持ちかけられ、そのマスターにさっき撒いたはずの青年を紹介された・・・・・・。
あらら。
今度は、よろしく、といって、彼に色々つれてってもらう。
この部屋は良かったんだけど、鍵がなくて、 -
同じペンションの別な部屋に決めました。
まあ、色々あって面白い部屋でした。
まず、怪しげ。そして、テレビあるけど、線がない。そして、異臭漂う。 -
割高300DH(2人)
でも、メディナの中だし、こんなもん? -
落ち着いたので、外に出てみる。
とりあえず、迷路のメディナだから、ホテルの場所だけは覚えておいて・・・、戻って来れますように・・・。 -
夜のブージュルード
きれい。 -
歩き方に乗っていた「ル・カスバ」で晩御飯。
あ、話題のタジン!!
まず、こんな主要なレストランでさえ、ガイドブックの地図では場所が間違っていた。この街、大丈夫かしら・・・。
そして、ここで客引きしていたお兄さんが、友人を連れてきて、しかも、わざわざジュラバ(ポピュラーな民族衣装)を着て、私達の横に座ってきて、頼んでもいないのに合コンが繰り広げられた・・・。ベルベルジョークには注意。。
ちょっと、お兄さん、仕事は?と思ったのですが、どうやらここの御曹司で、プロのジャンベミュージシャンらしい。CDを頂いたのですが、なかなかよかった。
でも、「ル・カスバ」に要注意。 -
「ちょっと、ホテルに忘れ物してきた」とかいって、ここを逃げる。
地元の人や、旅人でにぎわうカフェに逃げ込み、ミントティーを頂く。
ああ、美味しい!!初めてのミントティー。。。 -
次の日・・・、さあ、フェズ・エル・バリ に迷い込もう!!
-
ネジャーリン広場
-
ああ、小腹がすいた。
おじちゃんたちが手招きしてくれたので、カフェに立ち寄る。
お菓子は激甘、店の店主(おじいちゃん)も激甘。「トイレに行きたい」というと、手をつないで近くの公衆トイレに連れて行ってくれた。
まったく、この国の人は・・・・・・。 -
イチオシ
カフェからの眺め。
-
カラウィーンモスク。(多分)
この様に、色々見ているだけでも、子供ガイドがわんさか寄ってきます。 -
あら、素敵なランプ屋。きっと高級。だって、接客してこないもの。
-
次きたらね、これを買いたい。
ここの店のランプはブロンズでできているそう。 -
職人さん。(撮っていいよ、と気持ちよく撮らせてくれる。)
-
重そう。。。
-
-
なんかの職人スーク(市場)
-
働き者です。皆さん。
-
イチオシ
あかんべ〜されました。
-
-
鏡のスーク
-
-
-
エスカルゴ
-
-
食材系のスークでしょうか
-
おじさん達、楽しそうだねえ。
-
イチオシ
この国、猫は優遇されているの??
-
イチオシ
ここは、どこ??
地図を見ても、全くわかりません。こんな広場、書いてない。
予想通り、地図は必要ない街でした。 -
イチオシ
まあ、でも、帰れるよ、と、高をくくってのんきにずんずん進みました。
でも、なんか、若干、人どうりのない地区に来た感じが、しないでもない。
でも、すれ違う風景は、久保田早紀さん「異邦人」の世界で、シャッターを切らずにはいられない。 -
なんか、確実に迷ってきたのですが、腹が減っては戦はできないってやつで、食堂に。
-
おこぼれを狙って・・・
-
このサンドウィッチは、スパイシーだった・・・・・・。
現地の味だね。 -
この後、迷いに迷って、現地の人に場所を聞くと、なんと、フェズエルバリから抜け出して、「フェズ・エル・ジェリド」(新フェズ)に迷い込んでたらしい・・・。そんなことした覚えはないんですが・・・。
とにかく、帰ろうとしても、来た道もわからないので、城壁に出る出口をなんとか探し、外側から攻めることに。数時間後、「昨日見た門」を発見。
なんとか、戻ってこれた・・・・・。 -
イチオシ
一度宿にもどって。
あら、かわいい。 -
イチオシ
あ、昨日、宿を紹介してくれた青年。今日も頑張っているのかな?私達にウインクを投げて、業務に戻っていきました。
こんな風に、この街では何度も同じ人に出くわします。同じメンバーが、同じ場所でうろうろしています。多分私達も然りで。住民にすっかり覚えてもらって、もう、客引きも来ないから不思議。
客引きの代わりに、友達のようにみんなが「やあ」と声をかけてくれるし、買い物をしてれば「あ、あのジャパニーズ、ここの店はいいよ」カフェにいれば「ここは一番美味しいカフェだから、楽しんでね」とか、不思議とみんな声をかけてくれて去っていく。 -
-
小腹がすいた。
また、ケフタサンド食べましょう。
にしても、ちょっとこ汚い店に入ったもんです。
ここは、本当にキタナシュランものでした。 -
店の通気候から、おこぼれをもらう猫。
というか、サンドを運んできたおっちゃんが、勝手に私にサンドを渡す前に、その中から肉を取り出し、猫にあげた。
猫>客
さらにおっちゃんは、目の前で、サンドの肉がボロンボロンとテーブルに落とすが、「問題ないさ」と戻す(笑) -
ま、問題ないね、と、食べる私。
美味しかった〜。
このあと、また昨日行ったカフェに行き、ミントティーとサラダとデザートを食べました。
なんか、食べてばかり。。 -
朝のブージュルード きれい。
この街は、この青、空の青を引き立てる色にしてあるのだ、と思った。 -
イチオシ
-
鶏はいかがかね
-
青空スーク
おとといここを通った時は、ものすごい客引きに襲われそうになったのに、誰も寄ってきません・・・。
なんか、たぶん、We were smelly !!! -
何屋?
-
-
-
-
ここのお兄さんにいつも入れと誘われていたけど、「後でね」と言ってそのままだった。
そしたら、「昨日、後でといったでしょ、ほら、食べていってよ」と、試食までくれた。
よく覚えてるんだよね、ここの人たち。
それが、その試食のえびのフライ的なものが意外と美味しく、また、おなかに優しそうな豆のスープがあったし、奥のおばちゃんがウィンクしてくれたので、ここで食べましょう。ということになった。 -
美味しいね、豆のスープ。
-
ここらへんは目抜き通り。この前の広場はなんか素敵だった。
-
これは、香水を調合してくれる店。
-
今、お目覚めですか
-
ここも、なんか、薬剤のような、漢方のような、オイルのような、そういうものを色々扱っているお店。
アフガンオイルと「ピッピーが持ち歩く魔法の香りの石」的な、匂いの成分の塊を購入。
購入後、本当に強烈な匂いだと、思い知らされる。
でも、旅中、自分らがスメリーだと思っていた私達は、衣服じゅうにこの匂いを擦り付けていて・・・、だいぶすごい匂いになっていたんじゃなかろうか・・・・・・。
店のおじさんのプレゼンが、懇切丁寧でした。。 -
あと、この街のハイライト「タンネリ」(皮なめし職人地区)を見に行かなきゃ!!
と、臭いを頼りに、いちばんすごそうな「タンネリ」を探す。。 -
タンネリは、そこらじゅうの店の屋上から、このように見物できるようになっている。
だから、いいポジションで見れるかどうかは、運次第。
「フォトが有料とか、見物料が取られる」とか、色々聞いてたし、それはもちろんお支払いするつもりでしたが、なんだか、ここはタダでした。 -
すさまじい臭い。。。
ひたすら働く人・・・・・ -
子供たち、動物の皮・・・・・
-
働く動物・・・。重すぎて、階段を降りにくそうで、立ち止まると、鞭でたたかれる・・・・。
-
この臭いと、この光景は、なんだか、私をなんともいえない気持にした。
自分は、「金のある旅行者」で、「今、行っている旅は娯楽で」で、「高みの見物をしている」のだと・・・・・・。
タンネリは、伝統工芸なのだろうか、観光産業なのだろうか・・・。
とにもかくにも、私は、「高みの見物」をして「デジカメのシャッターを切って」いた。 -
確かに、モロッコの皮は安くて、デザインもいい、自然の染料で染めた色もいい。
けど、金具とかファスナーとか、利便性のクオリティーが低すぎた。そして臭すぎた。
私がいいと思ったバックは、肩にかけるとゴロンとひっくり返った。
友人が買ったバックは使って初日にファスナーが壊れた。
あんなに一生懸命皮をなめしているのに・・・・・・・。もったいない。
それにしても、なんで、あの臭いになるんだろう。
日本で売ってる皮の臭いは、違うよ。
この臭いじゃなければ、もっと沢山欲しかった。
でも、この臭いをかぐと、フェズを思い出す。
フェズの臭いが、この臭いなんだね。
全く、勝手なことをいう、旅行者だ、私は。 -
いきなり、アザーンが鳴り響く・・・・・・。
見上げると、陶器釜の煙がもくもくと。。
胸がぎゅっと締め付けられる。。 -
気持がもう張り裂けそうな感じで、ボーっと、あるいてスークに入って、途中、高級邸宅を高級レストランにしたところがあったので、とりあえず、最後の晩餐で入ってみることに。
さっきはあんな風景、今は、こんなお城みたいなところ。混乱です。
そして、いきなり高かったので、二人でひとつ、モロッカンサラダを注文してみる。(このように小皿がいっぱい出てくる)
よくわからない味でした。 -
いつもうろうろしてたエリアに戻って、いつもの風景を叩き込む。
ここでは、いつも猫に餌をあげてるおじさんが、いつものように、猫に餌をあげていた。 -
買わないのに、つまませてくれてありがとう。
-
なんですか?それ。
-
-
-
昨日、バブーシュを買った店
-
毎日通ったオープンカフェ。
何にも言わなくても、デザートとミントティーを出してくれる。
そして、ここにいると、皆声をかけてくれる。初日に「ル・カスバ」で合コンを開催させたお兄さんも、前を通って「あ!トモダチ〜、フェズをエンジョイしてね」と・・・・。
席をたつと、皆が手を振ってくれた。
私達がもう、明日の早朝フェズを発つと知っているかのように・・・・・。 -
夜は、メディナもこんなに静か。
-
宿に戻ると、いつものように、宿のオーナー(英語喋れない)と通訳のお兄ちゃんが待っていた。
このおにいちゃんは「息子?」と思っていたのですが、「向かいにある、僕のお父さんの小さなお家を見せてあげる」とか、言ってきて、このおじちゃんも、見てきな、というので、まあ、ちょっと、と思って、見せてもらうと・・・・・。なんだ、この、噴水つきの邸宅!!??中庭からきれいな月が見える・・・・・。そして、お手伝いさんがきれいにお掃除、ベットメイクしてるであろう、素敵なたっくさんの部屋をみせられ・・・・。
「素敵な大きいお屋敷ですね」というと「とっっても小さいよ」なんてほざきやがる。
いったい、何者だったんでしょう・・・、というか、私達の宿より、こっちのお屋敷に泊まりたかったわ=====。
なんなんでしょう、一体フェズって・・・・。
フェズの人は、口々に「マラケシュに行かなくていい、あそこはツーリスティックシティだから」といっていた。
まあ、そんなわけには行かないし、砂漠に行かなきゃ行けなかったから、もうフェズを発たなきゃいけなかったのだが、確かに、「マラケシュ」はツーリスティックだった、というか、道が広いから、その分観光客がいた。
ああ、フェズ、ここでの出来事は本当に迷宮入り・・・・。
もう一度、迷いなおしたい。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
マティスさんの関連旅行記
フェズ(モロッコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
75